水族館や動物園、近年人気のカワウソカフェで可愛い仕草を見せてくれるカワウソ達。
カワウソをペットとしておうちにお迎えすることができるのか、気になるカワウソの値段、そして飼い方についてもご紹介しますね。
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目次
<目次>
カワウソはペットとして飼育可能なの? |
カワウソはなついてくれるの? |
カワウソの値段はおよそいくらくらいなの? |
カワウソの飼い方 |
まとめ |
カワウソはペットとして飼育可能なの?
結論としてカワウソは環境が整えばペットとして、飼育可能です。ペットとしてお迎えする前にカワウソはどんな動物か知っておいた方がいいかもしれません。
カワウソはイタチ科の仲間で、密集した被毛と、身体から出る脂分で水を弾き、短い手足には水かきが付いていて泳ぎが得意。
主に川の近くに住み、エサは魚、甲殻類、カエルなどの小動物を食べる肉食系で、大きな獲物をつかまえると陸に上がって食べます。
甲殻類を食べるだけあって顎(アゴ)の力は強力です。
カワウソがエサを食べるシーンをテレビやネット動画、水族館・動物園でご覧になった方はわかると思いますが、エサにかぶりつく時は結構ワイルドな(コワい)顔つきになりますよね。
そんなキュートでワイルドな一面をもつカワウソは人になついてくれるのでしょうか?
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カワウソはなついてくれるの?
カワウソはなついてくれますが、しっかりとしたお世話が必要です。
カワウソは野生では群れを作って生活する動物なので、「カワウソの群れの一員」として毎日のコミュニケーションを楽しみながらお世話するのがいいかと思います。
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カワウソの値段はおよそいくらくらいなの?
日本で飼うことのできるカワウソはコツメカワウソで、価格は約60万円から、赤ちゃんになると100万円を超す場合もあります。
なぜこんなに高額なのかというと、カワウソの種類の多くは絶滅の危機にあり、カワウソの輸入・輸出は厳しく制限されてるので、ペットショップなどで購入できるのは日本国内で繁殖された個体になります。
さらにカワウソの繁殖は難しく、お店にはあまり入りませんので高額となります。
運よくペットショップやエキゾチックアニマルを扱うお店でカワウソに会えたら、正規に繁殖された個体には証明書がありますのでそれを確認してから購入するようにしてください。
なぜなら違法輸入されたカワウソが売られていることがあるので、気をつけてくださいね。
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カワウソの飼い方
カワウソを飼うにはこれだけのものが必要です。
- ケージ
カワウソは非常に頭がよく、手先がとても器用な動物です。普通の小動物ケージの鍵くらいなら簡単に開けてしまいます。なのでカワウソ用ケージの鍵は複雑なものにすることと、二重・三重ロックも考えた方が良いです。
- プール
カワウソにはプールが必須です。
水浴びをさせないと前述しましたように身体から出る脂分を定期的に落としてあげることと、野生ではほとんど水の中での生活ですので最低でも1日2回から4回は水浴びをさせてあげてください。
水もこまめに替えることになるので、水道代はかかるものと思ってください。
- トイレと、ペットシーツ
カワウソはトイレを比較的覚えてくれる動物です。トイレ以外の場所で粗相をしてしまったら綺麗にして臭いが残らないようにすると良いです。トイレトレーやペットシーツは犬・猫用のもので十分です。
- ヒーター・エアコン
カワウソは暖かい地方に住む動物なので、寒い冬はヒーターを使ってケージを暖めてあげてください。暑い夏はエアコンなどで温度調節を。
コツメカワウソのエサは、カワウソ専用のものはありませんので、キャットフード、又はフェレット用フードを主食して与えると良いでしょう。
副食としてたまに生の魚を与えるといいですが、生の魚には寄生虫がいることがあるので一度冷凍したものを解凍してから与えると寄生虫の感染リスクが少なくなります。
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まとめ
カワウソはおうちにペットとしてお迎えができる動物ですが、環境を整えてあげないと飼うのは難しい動物ですので、飼うと決めたら最後まで責任を持ってカワウソに寄り添ってあげてください。