サイトアイコン Eizan's pet life

アジアアロワナの飼育方法や、飼育用品の選び方、あると便利なオススメ用品

アジアアロワナとは熱帯魚の王様とも言われ、その価値は熱帯魚の中でもダントツ高い位置にあります。

そして大きく成長したアロワナはとても魅力的で、多くのマニアを虜にする熱帯魚です。

熱帯魚専門店やYouTubeなどでアジアアロワナを見かけて、飼育に挑戦してみたいと思う方も多いと思います。

しかしアジアアロワナを飼ってみたいけど、「アジアアロワナって難しそう」とか「どんな水槽を用意すればいいのか。」等アロワナをこれから飼おうと思っている方の為にアロワナの飼育方法や用具の紹介をしていこうと思います。

スポンサードリンク

目次

アジアアロワナの飼育方法や用意する環境は?

アジアアロワナを飼育するには最終的には大型の水槽が必要になってきます。

水槽の大きさは最低でも横巾120センチ、奥行きは60センチは確保したいですが、可能なら奥行きは70~75センチあればアロワナにとって狭すぎない環境で飼育することができます。

そしてアロワナは熱帯性の魚なので飼育水を加温するためにヒーターを投入してあげて下さい。

水温は28~30℃が適温で幼魚のうちは活性を上げる為にも30℃で飼育し、成魚になるにつれて水温を少しずつ下げていくといいでしょう。

そして一番最初に確認しておきたい事は水槽を設置する場所の床の強度は大丈夫かを確認しておいた方がいいです。

水槽を設置してからだと補強も中々難しくなってきます。

床下点検口などから床下に入れれば市販の補強ジャッキが1つ500円くらいから購入できるので水槽を設置する予定の床下の太い柱などの下に複数入れておけば安心だと思います。

ここまで考えておけばとりあえずアロワナを飼育する為の準備は大丈夫でしょう。

スポンサードリンク

アジアアロワナ飼育用具の選び方

では実際にアロワナを迎えるにあたってまず何があれば大丈夫なの?という疑問がでてきますが、最低限必要なものを紹介します。

アジアアロワナを飼育する上で必要になってくるのがまず水槽ですよね。

しかし水槽といっても様々な大きさや素材がありまず何を買えばいいの?とか分からないことだらけですよね。

お金をかければアロワナにとって最高の環境で飼育もできますが、やはり飼育設備は少しでも安く手軽に始めたい方が大半だと思います。

まずアロワナを購入する際の大きさで水槽を選びましょう。

一般的に購入する機会が多い幼魚サイズです。

大きさは15~20センチ前後です。

このサイズの幼魚から飼育を検討される場合はまずホームセンターなどで良く見かける90センチ規格水槽を用意してあげるといいと思います。

この水槽はフィルターもセットで二万円くらいで販売されているので、アロワナが小さい内はこの水槽セットでいいでしょう。

なぜ90センチ水槽がいいかというと、幼魚の内は広すぎる水槽に入れると自分の居場所が定まらず、エサを食べなくなったりと不調が現れることがあるためです。

アロワナは成長速度は比較的早いですが90センチ水槽で飼育できるのは35センチくらいまでかと思います。

その期間は大体一年くらいで35センチくらいには成長します。

その一年間の間に次の水槽を選ぶのもいいでしょう。

いきなり大きな水槽を購入するより一度小さめの水槽を置いて水槽の大きさのイメージを作ってからステップアップすると、後々水槽が小さ過ぎたとか大きすぎたという失敗も減ってくると思います。

アロワナを飼育しながら最終的な水槽の高さや濾過フィルターの種類や水槽の大きさを決めていくのが一番コストも押さえられていいと思います。

スポンサードリンク

アジアアロワナ飼育必須用具でオススメな用具は?

アジアアロワナ飼育で必ず必要になってくるのが「水槽」「濾過フィルター」「ヒーター」「水槽台」です。

水槽

まず水槽は先ほど説明しましたが幼魚の内は90センチ規格水槽でいいです。

水槽をステップアップして90センチ水槽が空いたら勿体ないと思われますが、餌用ストック水槽としてもなにかと出番が多くありますのでほぼ使い続けるのではないかと思います。

そしてステップアップ用の水槽は大型の水槽になります。

大型になるとアクリル素材の水槽がメジャーになります。

新品で購入すると大きさによりますが15万~と少し高くなってきます。

生き物を飼うなら設備をケチってはいけない!等辛口な意見も多くありますが、少しでも安くいい環境を用意したい方も多いと思います。

とにかく安く飼育をしたい方は中古水槽を探してみるのがオススメです。

オークション等覗いてみれば、沢山の水槽があります。

その中で自分に合った大きさの水槽や、自分に負担にならない値段のものを見つけることもできます。

濾過フィルター

水槽が決まったら次は濾過フィルターを選んでいきますがそれぞれのメリットやデメリットを紹介します。

上部フィルター

次に濾過フィルターを選んでいきたいですが、90センチ規格水槽で飼育をスタートする際は上部濾過が付いています。

そこで上部フィルターの使い心地で次のフィルターを選んでいくといいでしょう。

上部フィルターのメリットはなんといってもメンテナンスのしやすさと手軽に購入できる点ではないでしょうか。

濾材の掃除も上部濾過の蓋を開ければすぐできます。

デメリットは濾過能力が飛び抜けて良いわけではないのと、水槽の上に設置するので見た目的に邪魔に感じる場合もあります。

アロワナ単独で飼育するなら上部フィルターで充分です。

オーバーフロー式濾過

大型魚飼育の濾過フィルターの定番といえば、水槽の下にもう1つ大型の水槽を設置し、そこで濾過をするオーバーフロー式水槽です。

この設備のメリットは濾過能力が高く水量もかなり多くなるため、アロワナ単独だけでなくアロワナ同士の混泳や多種の大型魚との混泳ができ、とても迫力ある水槽にすることができます。

見た目も水槽の上になにもないのと、ヒーター等も濾過槽内にまとめるとこができ、鑑賞面ではとにかくすっきりします。

デメリットをあげるとすると、価格が高くなること、水量が多くなるので確実に床下の補強が必要、鑑賞する水槽の位置が高くなり部屋によっては圧迫感がある。

くらいで、メリットの方が確実に多いです。

外部式フィルター

最後に外部フィルターですが、水槽の外側にバケツのようなフィルターを設置するタイプです。

メリットは見た目がすっきりするくらいで、価格も他の濾過装置に比べると安価に購入できます。

しかし濾過能力もそこまで高くなく、メンテナンスもしにくい事から、この外部フィルターのみではアロワナ飼育は中々厳しいのではないかと思います。

上部フィルターを使用していて濾過能力に不安がある方は補助的に外部フィルターを増設するという使い方になってくるでしょう。

ヒーター

ヒーターは熱帯魚飼育には必須な用具ですが、様々な容量がありどれを買えばいいかわからないと思います。

ヒーターには加温するヒーター部分と温度を管理するサーモスタットとあり、ヒーターの容量(ワット数)をどれくらいのものを用意すればいいか説明していきます。

水槽の大きさによってヒーターの容量は変わってきますが、最終的に1000ワットくらいのサーモヒーターセットのものを使用すると思いますのでヒーターに関しては、そこまで値段が変わらないし、値段も二万円あれば買えるのと最初から容量の大きなものを買うと後々買い換えも少なくなるので最終的に使う予定のヒーターを買ってしまっていいと思います。

水槽台

水槽台に関しては大型の水槽台は規制品もなくオーダーになると思います。

こちらも中古で探すか、長く使うものなので見た目は大事にしたい所です。

大工さんに頼んで作ってもらうとやはり見た目は素晴らしくインテリア性が向上します。

上部濾過に関しては水槽台の高さが必要ないので水槽台を自作するという選択肢もあります。

自作する場合コストは格段に安くなり、5000円ほどで作れてしまいます。

しかし地震等のことを考えると自作は少し不安はありますのであくまでも自己責任で自作してください。

オーバーフロー式濾過の場合は水槽台の高さが必要なのと水槽の位置が高くなるので、当然揺れに弱くなります。

なのでオーバーフロー式濾過の場合は鉄骨で作成された台を使用して下さい。

スポンサードリンク

あると便利なオススメ用品

アロワナ飼育にとりあえず必要な物は紹介しましたがここではあると便利な用品を紹介します。

エアレーション

まずアロワナや大型魚などどの魚も当然ですが酸素が必要になってきます。

水の中の酸素が少なくなると魚の活性が下がり、泳がなくなったりエサを食べなくなるなど不調が現れることもあります。

そして水を綺麗に保ってくれるバクテリアにも影響が出てくるため酸素は多めに投入してあげましょう。

オススメは家庭浄化槽用のブロワーが皆さん使っています。

こちらも中古で探せば5000円で購入できます。

そして水槽の悩みといえば苔ですね。

苔掃除

苔掃除は百均などの激落ちくんみたいなスポンジは良く苔が落ちるのでオススメです。

あとはトイレの掃除スポンジみたいに取っ手が付いたタイプもあり奥の方の手が届かない所の掃除に一本あると助かります。

水換え

アロワナ飼育の一番のメインは水換えになります。

どんないい設備を用意しても必ず週一回はしてあげたいですね。

そこで排水や注水をする上でポンプが必要になりますがこれは灯油を入れるようなシュポシュポ式のポンプにホースを繋いで排水場所に届く長さを確保出来れば楽ちんです。

バケツに排水してバケツリレーでもいいですが、とにかく面倒になりますので風呂場か窓から外へ排水できるようにしてあれば水換えも負担が減り水換えの回数が減ることもなくなるはずです。

そして注水には温水が出る水道から注水できると一番いいです。

恐らく温水が出るのは風呂かキッチンで特殊な形の蛇口が一般的なのでそこにホースを接続できるものを探して取り付けれれば、水槽と同じ温度の水を注水できるので魚への負担が少なくなります。

スポンサードリンク

アジアアロワナは長い付き合いになるので無理せず飼育しましょう。

アジアアロワナはとにかく長生きしてくれるので、一度飼育を始めたら長い付き合いになります。

その中で飼育設備に高額な設備を用意してあげるのは大事なことですが、日常生活に少し支障が出る程の設備にしてしまうと、やはり長く飼育するのは難しいと思います。

完璧な設備を用意してもアロワナが不調になるときはなります。

そうなると一気に飼育熱が冷めてしまったり、最悪飼育を辞めてしまったりとなるので、手軽に満足できる範囲の設備からスタートし、そこから本格的に高額な設備を導入するのがいいでしょう。

立派に育ったアロワナはとても懐いて可愛くもあり、発色したアロワナは圧巻です。

皆さんが楽しめる範囲でアロワナを飼育し、この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。

是非魅力的な大型魚アジアアロワナ飼育に挑戦し、アロワナ飼育にどっぷり浸かり込んで最高のアロワナライフをおくりましょう。

モバイルバージョンを終了