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アロワナの生態や特徴、飼育方法とアロワナの種類や飼育設備の値段は?

アロワナとは熱帯魚専門店でも良く見かけますがその大きさに圧巻され堂々と泳ぐ姿は、一度見ると頭から離れなくなる程魅力的な熱帯魚です。

アロワナも安い幼魚個体なら数千円で買えてしまうため安易に飼育を初めて、早すぎる成長速度に飼育を放棄してしまう飼育者もいます。

飼いきれなくなった飼育魚を川などに放ってそのまま野生で生き抜くことも珍しくありません。

今回はアロワナを飼育してみたい方が失敗しないようにあらかじめ最終的に掛かる費用や飼育方法をお話していきます。

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目次

アロワナの特徴や生態

アロワナと言えば非常に大きな熱帯魚で堂々と優雅に泳ぐ姿が人気の熱帯魚で、お金持ちの人が飼ってそうなイメージがあるゴージャスな熱帯魚です。

アロワナの口は上を向き水面に落ちてくる虫を補食し、顎先には2本の髭が生えていて、体は大きな金属のような鱗に覆われており、体をうねらせて泳ぐ姿は「龍」そのものです。

華僑などでは「龍魚」と呼ばれ幸運を呼ぶ魚として大事にされています。

それぞれのアロワナの特徴

そんなアロワナも数種類存在していて値段も大幅に変わってきます。

そんなアロワナの種類を紹介します。

シルバーアロワナ

皆さんが良くペットショップ等で見かける事が多いのがこのシルバーアロワナです。

名前の通り体色はシルバーに輝き長い体が特徴です。

値段は幼魚で数千円で購入できる為飼育を始めてみたけどあまりの大きさに飼いきれなくなり飼育を放棄する飼育者も出てきます。

アロワナの中では一番大きくなり野生では1mになり、飼育下でも80cmになります。

アロワナの中では一番安価ですが一番大きくなるため一番大きな水槽を用意してあげる必要があります。

しかし大きく育ったシルバーアロワナはとても迫力があり圧倒的な存在感で、シルバーアロワナじゃないと駄目というマニアがいるほど飼育者を魅了するアロワナです。

ブラックアロワナ

ブラックアロワナは南アメリカのネグロ川に生息するアロワナで幼魚期は真っ黒な体色に体の中央に黄色いラインが入っていてとても綺麗です。

成魚になるにつれ体色はシルバーに変わっていき、後方3ヒレはオレンジのラインが入って内側は黒っぽく発色してきて幼魚から成魚にかけて体色の変化をとても楽しめるアロワナです。

幼魚サイズは1万円前後で購入できます。

幼魚サイズはアロワナのなかでも神経質で水質の悪化などで簡単に死んでしまうこともあるためアロワナ飼育に少し慣れた人向けです。

体の大きさは60cm前後で止まるため120cm水槽でも飼うことができます。

アジアアロワナ

アジアアロワナは綺麗に発色した体や金属のような鱗で綺麗な色味と迫力ある体型を兼ね備え、アロワナ飼育といえばこのアジアアロワナといえるのではないでしょうか。

シルバーアロワナやブラックアロワナと違い絶滅危惧種にされており、取引が困難になったことからその価値がはね上がりました。

アジアアロワナは体長が60cmまで成長しますが他のアロワナより体が硬いため体長以上の奥行きの水槽を用意する必要があります。

価格も種類によって大きく変わり、一番安価なグリーンアロワナで二万円前後で人気の紅龍は六万~五十万円になります。

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アロワナ飼育方法

幼魚サイズの時期はどのアロワナも怖がりで広すぎる水槽へ入れてしまうと、自分の居場所がわからなくなり餌を食べなくなったり水槽の隅っこで泳がなくなってしまいます。

下記の記事で種類からそれぞれの値段などについて記載しております。

なので幼魚期~35cmくらいまでは90cmくらいの水槽で飼育すると良いでしょう。

水温は幼魚期から40cmくらいまでは30℃で飼育すると活性も上がり早く大きくなってくれます。

そこから徐々に水温をさげてもいいでしょう。

餌は生き餌がメインになってきます。

生きた金魚や、コオロギ、ミルワームといった餌が一般的ですが、慣らせば人工餌も食べるようになります。

40cmを越えた辺りから水槽を最終的なサイズに変更してもいいでしょう。

横幅は150cmで奥行きは75cmあればベストですが小さな個体は60cmでも飼育は可能です。

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アロワナの価格は?

アロワナの価格は種類によってばらつきがあります。

シルバーアロワナは3000円から購入できます。

ブラックアロワナは二万円前後です。

アジアアロワナでも数種類存在していてその種類により大きく値段も変わります。

青龍(グリーンアロワナ)は体色は鱗の内側に緑の馬の蹄の様な模様が入りヒレは緑色っぽい発色をします。

アジアアロワナの入門種といった感じで価格は二万円前後です。

黄龍(バンジャールアロワナ)は体色はグリーンアロワナと同じ体色でヒレは黄色に発色し綺麗なアロワナです。

流通量も少なく値段は三万円~五万円くらいです。

紅尾金龍(マハトゴールデン)は体の下半分の鱗が金色に発色しヒレは下半分が赤く発色します。

値段も三万円~五万円で購入でき色も綺麗なアロワナで初心者にもオススメなアロワナです。

過背金龍(クロスバックゴールデン)は全身金色に発色するアロワナです。

値段も発色によって変わり、背中まで金色が発色し、頭も金色に発色した個体はとても高額で取引されます。

値段は発色が進んでない個体は五万円前後で販売され、発色した個体は三十万円と値段が跳ね上がります。

紅龍(レッドアロワナ)はアジアアロワナの中でも人気の種類で、全身真っ赤になるアロワナです。

こちらも発色によって値段が変わり安い個体は六万円前後で発色した個体は五十万円前後で取引されます。

そんなアロワナの飼育方法ですが、一般的にアロワナを飼い始めるときは幼魚サイズからの飼育になると思います。

https://lifewithpets.lfhfdfiehgg.com/2022/04/14/post-5394/

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飼育する上で必要な費用は?

アロワナを飼育する上で掛かる費用は、アロワナ自体が高額なイメージがありますが、アロワナより飼育器具を揃えるのに高額な費用がかかります。

まず水槽で10万円かかり、濾過フィルターで五万円、ヒーター二万円、水槽台は二万円~十万円で、最低限必要なものを揃えるだけで20万円は越えてきます。

中古でフルセットの水槽を探すと10万円でそこそこいいセットも買えることもあります。

そしてヒーターの容量が大きいため毎月15000円くらいは掛かってきます。

餌も生きた餌しか食べない場合は五千円前後かかります。

アロワナ飼育は初期費用もそうですが、維持費も高くなるので飼う前に良く検討して購入して下さい。

以下の記事の方で必要な用具等などをまとめています。

https://lifewithpets.lfhfdfiehgg.com/2022/04/14/post-5396/

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アロワナを飼育する際の注意点

アロワナを飼育する際に注意することは、まずアロワナの大きさに合わせた水槽で飼育してあげて下さい。

最終的には大型の水槽を用意できるように準備してください。

そして水槽に必ず必要なのは蓋です。

アロワナは水槽のほんの少しの隙間から飛び出して死んでしまう事があります。

大きくなれば蓋を押し退けて飛び出すこともあるので蓋の上に重りをおいて飛び出し防止をしましょう。

アロワナは基本的に丈夫な魚なので、環境に慣れてしまえばそう簡単に病気になったりしません。

なので慣れるまではそっとしておいてあげて慣れてきたら少しずつ水槽に手をいれる時間を増やしたりすることで飼育者によくなつきます。

アロワナ飼育に慣れてきたらアロワナを複数飼育したいと考えることもありますが、アロワナは同種間で激しく争うので最低3匹以上で混泳させるといいでしょう。

安価なシルバーアロワナをつい買ってしまって、大きくなりすぎて飼いきれなくなり捨ててしまう事例も多くありますので、購入する前に一度考えてからお迎えしてあげましょう。

下記の記事で飼育する上で必要な病気や注意点などについてまとめております。

この記事では、アジアアロワナを飼育する上で、注意するべき病気などについて、原因や対処法などを調べたことをまとめている記事となっています。

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アロワナは安易に飼育を始めれるが最後まで飼うのは難しい。

シルバーアロワナはホームセンター等で安く販売されていて、幼魚の内は小さい水槽で飼育できる為安易に購入する場合が多いです。

値段の安さから購入し、後々高額な大型設備を揃えることができずに飼育放棄をする事がよくあります。

個体は数千円でも飼育する設備は10万円を越えてきますので購入する前に、水槽を置く場所があるのかや、水槽を購入する資金が用意できるかをよく考えて購入して下さい。

数千円の個体でも立派に育ったアロワナはとても迫力があり最高のインテリアになり、とても可愛らしく感じます。

ただ魚を飼うというより、犬や猫を飼うような感覚になる魚でとても飼育者を楽しませてくれます。

アロワナを飼育すると毎日がとても楽しくなります。

購入を検討されてる方は設備を整えてあげて、自分にとって最高のアロワナをお迎えしましょう。

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