小さな体、ウルウルとした瞳、「アップルヘッド」と言われるリンゴ型の頭の形が特徴的なチワワは、世界で認定されている犬種の中でも、最も小さい犬種と言われています。
16世紀頃に一度絶滅の危機に瀕しましたが、19世紀にメキシコの『チワワ』という町で生き残っていたのが発見され、アメリカに渡った後、現在のチワワという犬種が生まれました。今日はそんなチワワの性格やしつけの仕方などについてご紹介したいと思います。
目次
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チワワってどんな性格?甘えん坊? |
オスとメスでは性格に違いがある?個体差はあるの? |
甘えん坊な個体が多い理由 |
適切なしつけや飼育方法 |
まとめ |
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チワワってどんな性格?甘えん坊?
チワワは、勇敢で賢く好奇心旺盛ですが、警戒心が強く、初対面の人に対して、すぐには心を許さない性格のようです。しかし、一度ご主人と認めると、とても忠実で深い愛情を示してくれます。チワワは、甘えん坊な性格ではありますが、育て方や生まれ持った性格によって、甘えん坊度合いに差があるようです。飼い主に愛情をたっぷり注いでもらうことにより、喜びを感じて、甘えてきますので、なでてあげたり、抱きしめてあげたりして、たっぷりと愛情を注いであげて下さい。
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オスとメスでは性格に違いがある?個体差はあるの?
チワワには毛の短いスムースと、毛の長いロングコートの2種類がいます。毛色もホワイトやレッド、ブラックやチョコなどカラーバリエーションも豊富です。目の上に眉毛があるような毛色も人気があるようです。チワワの体重は1.5kg~3kgほどで、体高は約15~23cm程でとても小さい犬種です。体格は、メスよりもオスの方が大きくなるようです。性格ですが、チワワは大型犬にも臆さずに、向かっていく勇敢さがあります。特にオスは、リーダーになって群れを統率しようという意識が高いため、相手よりも優位に立ちたいという気持ちを、強く持っているようです。メスは自立した性格の子が多く、穏やかで一人の時間を持つことを好むようです。その為、かまい過ぎがストレスになってしまうこともあるようです。
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甘えん坊な個体が多い理由
チワワは、飼い主に対して愛情深く、飼い主が「誰よりも何よりも大好き!」という子が多く、一生懸命飼い主の話を聞いて、コミュニケーションをとろうとし、体全体を使って喜びを表現しようとします。ただ、飼い主が大好きなあまり『分離不安』という症状になりやすい犬種でもあります。『分離不安』とは、飼い主と離れることを何よりも不安に感じ、飼い主に依存をしてしまう病気です。『分離不安』になってしまうと、お留守番を少しさせるだけなのに、それだけで強いストレスになってしまうことがあります。そのような、症状をおこさせないために、日頃からきちんと様子を見てあげるようにしましょう。
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適切なしつけや飼育方法
チワワは、賢くしつけのしやすい犬種です。ただ、体が小さく臆病な性格なので、大声で怒鳴ったりすると飼い主を怖がるようになってしまいます。悪いことをしたときは、注意をすることは大切ですが「ダメ!」など短い言葉でしかることが効果的です。そして言うことを聞いた時は、思いきり褒めてあげることが重要です。ただし、甘やかしすぎるとわがままな子に育ってしまい、吠え癖や甘噛みが出てしまうことあります。まずは飼い主がリーダーであることを認識させ、良いことと悪い事の区別がつくように、きちんとしたしつけを、おこなうようにしてあげましょう。「チワワは散歩をしなくてもいい。」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?確かに比較的必要な運動量は少ないですが、社会性を学ぶため、ストレス発散のためにも、適度な散歩をさせてあげることが必要です。 特に生後1~3か月の間にたくさんの経験をさせてあげることが重要です。散歩の刺激を通じて、色々な経験をすることでチワワの社会性を育ててあげて下さい。散歩は一回10~20分程度で大丈夫です。散歩がチワワの体の負担にならないように気をつけましょう。夏場は熱中症などにも気をつけてあげて下さい。
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まとめ
今回は『チワワ』について紹介をさせて頂きました。私もチワワを飼っていた経験があります。きちんとしつけをしてあげれば、とても飼いやすい犬種だと私は思っています。
上下関係をハッキリさせておくこと、信頼関係を築いていく事が、チワワと暮らしていく上でとても重要なことだと思います。うちの子は、20年という歳月を一緒に過ごしてくれました。甘えん坊のチワワと、楽しい毎日を末永く送れるように、日々の様子をきちんと観察し、チワワとの信頼関係を築いて頂けたらなと思います。