皆さんも、ホームセンターや熱帯魚ショップなどで、ウーパールーパーを1度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
愛くるしい顔で、左右に伸びたフサフサのエラが特徴的なウーパールーパーについて、今回はご紹介したいと思います。
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目次
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ウーパールーパーの正式名はメキシコ サンショウウオ(アホトロール)? |
その名前の由来や違いについて |
その成体や飼育方法について |
ウーパールーパーの特徴・成体を購入するための費用はどれくらい? |
まとめ |
ウーパールーパーの正式名はメキシコ サンショウウオ(アホトロール)?
ウーパールーパーは、メキシコ原産の両生類で『サンショウウオ』の仲間です。
原産地のメキシコでは、乱獲や水質汚染の為、生体の数が減ってしまい現在希少種になっているため、ワシントン条約により規制の対象となっています。
その為、現在流通している個体のほとんどは日本で繁殖されている個体になります。ウーパールーパーは、別名「アホトロール」、「メキシコサラマンダー」と呼ばれています。
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その名前の由来や違いについて
ウーパールーパーという名前ですが、実は日本に来てから、つけられた名前だという事を、皆さんはご存じでしたでしょうか?
正式名称は「アホトロール」や「メキシコサラマンダー」と言われているようです。
今回その名前の由来について調べてみることにしました。
「アホトロール」の由来ですがアステカ語で「アショロル」といい、アステカ神話に登場する神様の名前のようです。「水の中の妖精」・「水中の怪物」などと言う意味を持っているようです。
もう一つの「メキシコサラマンダー」と呼ばれる由来ですが、日本語に訳すと「サンショウウオ」という意味で、ウーパールーパーが品種改良される前に呼ばれていた名前だということが分かりました。
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その成体や飼育方法について
愛らしいウーパールーパーですが、実は驚きの生態を持っています。
通常両生類は、変態(幼体から生体に成長する過程において形態を変化させること)します。カエルなどが変態する生体の例になります。(オタマジャクシからカエルに変態します。)
しかし,ウーパールーパーは両生類にも関わらず、大人になってもエラ呼吸のままで、水中生活のまま一生を過ごします。ウーパールーパーが変態できない理由は、変態するために必要な甲状腺ホルモンである「サイロキシン」という物質を、生成することができないためのようです。
そしてもう1つは、ウーパールーパーの再生能力です。天敵に襲われて足や手を食いちぎられたりしても足や手・皮膚などはもちろんのこと、臓器や神経までも数カ月のうちに再生することができるようです。その再生能力について、長い間研究がおこなわれているようです。
カラーバリエーションも豊富で、ゴールデンやブラック、マーブルやアルビノ・リューシスティックなどの個体のカラーがあります。
ウーパールーパーの飼育方法ですが、成体になると20cm程に成長するため、45cm以上の大きさの水槽での飼育が必要です。安心して過ごせるよう隠れ家も用意してあげるとストレスが減らせます。
エラ呼吸のため陸には上がりませんので陸を作る必要はありません。
フンやえさの食べ残しをきれいにするために、ろ過フィルターも設置してあげて下さい。
上部式フィルターがおすすめです。
水換えは2週間に1度くらいが目安になります。カルキ抜きをした水を入れてあげて下さい。ウーパールーパーの敵水温度は10度から20度といわれています。低すぎると冬眠してしまうことがあります。熱いのは特に苦手です。
水温が27度を超えると要注意ですので、エアレーションや温度計、ヒーターで温度管理をしてあげることをお勧めします。
暑い気温になる地域にお住いの方は、冷却ファンなどの設置をする必要もあると思います。
ウーパールーパーですが、目の前で動くものを食べてしまう習性がある為、魚との混泳は難しいです。
単独での飼育が基本です。エサは、固形のウーパールーパー用のエサが300円ほどで売っていますのでそちらを購入することをお勧めします。
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ウーパールーパーの特徴・成体を購入するための費用はどれくらい?
ウーパールーパーには、特殊なエラが左右に3つずつついています。呼吸はエラ呼吸と肺呼吸、両方ですることができます。視力はとても弱いため、目の前で動くものを食べてしまいます。
その為、誤飲などをしないように注意しましょう。オス・メスの見分け方ですが、オスは16cmぐらいに成長すると、しっぽの付け根あたりがポッコリ膨らんできます。そのため幼体の時に性別を見分けるのは難しいようです。
成体の価格ですが、カラーにもよりますが、2000円から3000円ほどで購入することができます。産卵シーズンが冬場なので春先や夏前に販売されていることが多いようです。ウーパールーパーの寿命ですが、きちんとした環境で飼育をしてあげれば、10年から20年と比較的長生きをしてくれる生き物のようです。
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まとめ
今回は、ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)について、ご紹介させていただきました。ウーパールーパーとは、驚きの生態の持ち主ですね。私もリューシスティックとブラックの子を飼育していたことがありました。フッサフサのエラが可愛くて大好きでした。きちんと育ててあげれば長生きをしてくれる生き物ですので、購入されましたら、大事に育てて頂けたらと思います。