【ポリプテルスを徹底解説!】人気の種類や繁殖方法は?飼育や混泳の際の注意点も!

出典:https://petpedia.net/article/437/bichir

ポリプテルスとは、「多くの(Poly)ひれ(pterus)」という意味で、名のとおり背中に背びれが10枚前後もある、スーダン、セネガルなどの熱帯アフリカにのみ分布する淡水魚です。

その恐竜を思わせる背びれ、蛇のような細長い体と鱗をもつ見た目は、インパクトがありカッコイイですよね。

「生きた化石」とも言われており、実際に約4億年前、多くの生物が絶滅する中現代まで生き残ってきたとされる古代魚なのです。

そんなポリプテルス、実は穏やかな性格をしており、肉食魚初心者でも飼いやすいと密かに人気なのだとか。

この記事では、ポリプテルスの種類や基本的な飼育方法についてを解説していきます。

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目次
ポリプテルスの種類は?
ポリプテルスの飼育の際の注意点は?
ポリプテルスの繁殖方法
リプテルスと混泳できる魚は?
まとめ

ポリプテルスの種類は?

出典:https://petrear.jp/polypterus/

ポリプテルスは全部で17種類いると言われています。
さらに、大きく分けると「ビッチャータイプ」「パルマスタイプ」の2種類に分けられます。

「ビッチャータイプ」は下顎が突出していて、いかついお顔が特徴。体長は約70~90cmと大型になる種類で、ポリプテルスを水槽の主役に、その厳かな姿をじっくり楽しみたい方にオススメです。

反対に「パルマスタイプ」は、上顎が突出していて、シュッと丸みを帯びた可愛らしいお顔をしています。体長は約30~50cmとポリプテルスの中でも比較的小柄な種類のことを指しています。何匹か混泳させたい方にオススメです。

ここでは、「ビッチャータイプ」「パルマスタイプ」、それぞれの人気種をご紹介します。

エンドリケリー・エンドリケリー(ビッチャータイプ)

出典:https://red.ap.teacup.com/1802/116.html

ビッチャータイプの中で最も人気が高いのがエンドリケリー・エンドリケリー。小離鰭は約12~13本で、各ヒレが大きく、黄土色もしくは褐色に黒い縞模様のあるボディがカッコイイ、いかにも古代魚を思わせる見た目が特徴的です。顔つきや模様は個体差が激しく、全長はおよそ60cm以上となる大型魚です。

アンソルギー(ビッチャータイプ)

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出典:https://twitter.com/takahire_aqua/status/1111774770196996096/photo/1

ビッチャータイプの中で最も巨大化しやすいのがアンソルギー。いかつい顔をしており、大きい個体では90cmを超えるものもいる大型魚です。小離鰭は13~15本で、体の模様はエンドリケリーよりもしっかり出ることはなく、ブロッチ模様をしています。

ポリプテルス・セネガルス(パルマスタイプ)

出典:https://petrear.jp/polypterus-senegalus/

パルマスタイプで最も人気があるのが、セネガルス。最大体長は約50cmほどで、ポリプテルスの中でも大きくならない品種のため、ポリプテルス入門編として人気があります。ごつくない可愛らしい見た目をしているところも特徴的です。市場流通量が多く、アルビノ個体も見かける機会が少なくない種類です。

レトロピンニス(パルマスタイプ)

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出典:https://nana18v.tumblr.com/

体長約30cmと、セネガルスよりもさらに小柄なレトロピンニス。背鰭が体のやや後方に付いていて、一部の個体に緑色が強く出るのが特徴で、「ザイールグリーン」「モケレンベンベ」等の別名で呼ばれることもあります。体色がとても美しいため人気の高い品種ですが、輸入量が少ないためなかなか入手しづらく珍しい品種でもあります。

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ポリプテルスの飼育の際の注意点は?

出典:https://tropica.jp/2018/12/06/post-24480/

ポリプテルスは丈夫な魚なので、飼育はそれほど難しくはありません。ポリプテルスの習性に合わせた飼育方法でお世話をすることを心掛けていれば大丈夫です。

ここでは、ポリプテルスの飼育の際に意識するとよいポイントを解説していきます。

体長に合わせた水槽を用意

ビッチャータイプの大型種なら120cm水槽、パルマスタイプの小型種なら60cmか90cmの水槽での飼育が必要です。どの種類のポリプテルスを迎えたいかで水槽のサイズも大きく変化するため、お迎えする個体に合わせて水槽を用意してあげましょう。特にビッチャータイプで大きく育てたい場合は、奥行きもしっかりある広い水槽を用意してくださいね。

ろ過能力の高いフィルターの設置しよう

肉食魚であるポリプテルスはエサの関係で水質が汚れやすい為、水質を清潔に保ちやすいろ過能力の高いフィルターを選ぶことがオススメです。フィルター自体も汚れやすいため、掃除しやすいフィルターかどうかの観点でも選ぶようにしましょう。

水草のレイアウトはあまり向かない

ろ過能力の高いフィルターの設置と同じ理由で、ポリプテルスの水槽には水草や流木などものを一切置かない掃除のしやすいレイアウトが主流です。肉食魚は生餌をよく食べるのでその餌の食べ残しがあったりフンの量が多かったりと汚れやすく、水替えが頻繁に必要になります。その際に水草が多いと、いくら水替えをしても水草のメンテナンスも行わなければ水質は悪くなってしまい、手間がかかります。

また、ポリプテルスは肉食系の魚でありながらも泳ぎが得意ではありません。水槽の底を泳いだり歩いたりする習性があるため、水草や流木があると泳ぎづらくなってしまうこともありません。どうしても水草を置くのであれば、引き抜かれにくく移動させやすい、アヌビアスナナやミクロソリウムをオススメします。

飛び出し事故に気を付ける

ポリプテルスは、肺呼吸を行うために水面に上がってくることがあります。その際に飛び出してしまうケースが多く報告されていますので注意が必要です。そのため、水槽にはふたを付けることをオススメします。簡単に外れてしまわないように、しっかりと固定できるものを用意しましょう。

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ポリプテルスの繁殖方法

ポリプテルスエンドリケリーはカッコいい
出典:https://fish-paradise.com/aquarium/114

ポリプテルスを繁殖させたいのであれば、小型種をオススメします。

大型のポリプテルスであれば繁殖環境を整えることは難しいですが、小型であれば繁殖環境を整えることは比較的簡単だからです。ただ、繁殖させるには時間がかかる種ですので、辛抱強く親となるポリプテルスを育てることが重要となります。

ここでは、ポリプテルスの繁殖方法についてを解説していきます。

大型品種より小型品種の方が繁殖させやすい理由

それは、小型種の方が「ペア同士の成長速度を合わせやすい点」と「一度に複数のペアを同じ水槽で飼育できる点」からです。

ポリプテルスは個体によって大きく成長スピードが異なり、オスとメスでもそれぞれ成熟するスピードは異なります。特に大型品種はその成熟度合いにかなり差が生まれやすいです。成熟度合いに差があるとペアリングすることは難しく、同じ水槽で飼育をしていてもなかなか繁殖させることができません。その点、小型種の方が成熟するまでの期間が短いため、大型品種よりもメスとオスの成熟度合いを合わせやすいのです。

また、大型品種であると複数のメスとオスのペアを同じ水槽で飼育することは難しいでしょう。ペアの数が多ければ多いほどペアリングする可能性はもちろん高まりますので、複数匹同時に飼育しやすい小型種の方が繁殖に向いていると言えます。

水草に産卵するため繁殖させたい場合水草は必須

ポリプテルスの繁殖には、産卵床となる水草が必要不可欠です。産卵床がないと、せっかくペアリングをしても産卵する場所がなくなってしまいますので、ウィローモスなどの水草を設置しておくようにしましょう。

繁殖には水温の変化が最も重要

セネガルスなどの小型品種は、夏から秋にかけて、高い温度から低い温度への温度変化により産卵行動が見られ、エンドリケリーなどの大型品種は、冬から春にかけて、低い温度から高い温度への温度変化により産卵行動が見られる傾向があるようです。いずれも水温の変化が起きた際に産卵するため、繁殖には水温の変化をつけることが最も重要となります。ヒーターなどのアイテムを使って水温を調整して環境作りをしてあげましょう。

太り過ぎは繁殖機能を失うため注意

ポリプテルスの場合、太り過ぎで繁殖障害を起こしてしまうケースも報告されています。繁殖目的で飼育する際は、給餌量と頻度にも注意しましょう。生き餌を毎回与えている場合は、週3回くらいのスパンで与える程度で問題ありません。

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ポリプテルスと混泳できる魚は?

ポリプテルスは古代魚の中でも混泳しやすい魚と言われています。ポリプテルスは縄張り意識のない個体が多く、他の魚に対して特に関心を示しません。

ただし、口に入るサイズの魚は食べてしまうため、ポリプテルスよりも小さい魚は混泳しないようにするのが無難です。

ここでは、ポリプテルスとの混泳にオススメの魚をご紹介します。

アロワナ

アロワナの水槽
出典:https://woriver.com/2384/

アロワナは上層を泳ぐ魚ですので、水槽の底を好んで泳いでいるポリプテルスと上手く混泳できる魚とされています。しかし、それぞれ一匹ずつで飼育をすると、アロワナがポリプテルスを虐めてしまう可能性がありますので、ポリプテルスが隠れる用の小さな土管や流木を水槽内に設置しておくか、ポリプテルスを複数匹で一緒に混泳させるとよいでしょう。

スネークヘッド

ニューレインボースネークヘッド
出典:https://www.yoshiki-diary.com/entry/20190506/1557124885

スネークヘッドもポリプテルスと混泳できる魚に向いています。ポリプテルスと同じで種類によって大型や小型がおりサイズが様々なので、飼育しているポリプテルスに合わせて同じ程度のサイズのスネークヘッドを混泳させるようにしましょう。

同サイズのポリプテルス

ポリプロテルス同士であれば喧嘩をすることはまずありません。しかし、体のサイズが違い過ぎる場合は、大きい方が小さい方を攻撃してしまう可能性がありますので、サイズ差の少ないポリプテルスを混泳させるようにしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

ポリプテルスは「生きた化石」という異名をもつような古代魚ですので、飼育にはロマンを感じますよね。飼育は難しいというイメージを持っていた方もいるかもしれませんが、実は穏やかな性格で、肉食魚初心者でも飼育しやすい魚ですので、ぜひ興味がある方はチャレンジしていただきたい品種です。

ポリプテルスは種類やサイズの幅も広いため、じっくり時間をかけて大きく立派に育てたい方にも、他の魚と複数匹で飼育をしながらアクアリウムを楽しみたい方にもピッタリですよ。目的に合わせて様々に飼育を楽しめる点も、ポリプテルスの魅力です。

ぜひあなたに合うお好みのポリプテルスを見つけて、素敵なアクアリウムライフを送ってくださいね。

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