【ポメラニアンを徹底解説♡】飼育やしつけの極意からうるさい時の無駄吠え対策まで

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出典:https://www.min-petlife.com/58312

ポメラニアンと言えば、もこもこの毛にまんまるボディ、ちょこんと立った耳とクリクリお目目がとってもチャーミングな人気の小型犬です。そんな愛らしい見た目でありながら、さらに愛嬌のある甘えん坊な性格というんですから、現在もどんどん人気が増している犬種なんです!

しかし一方で、ポメラニアンはしつけが難しく、なかなか吠え癖が治らない!と悩んでいる飼い主さんも少なくありません。

この記事では、そんな飼い主さんやこれからポメラニアンを迎えようと考えている方へ、ポメラニアンの性格からしつけの極意、悩みとして最も多く挙げられる無駄吠え対策までを、徹底解説していきます。

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目次

目次

甘え上手で勇敢!?ポメラニアンの溢れる魅力♡
ポメラニアンの飼育の際の注意点は?
ポメラニアンにしつけをする上での【極意3箇条】
ポメラニアンはうるさい!?無駄吠え時の3つの対策
まとめ

甘え上手で勇敢!?ポメラニアンの溢れる魅力♡

出典:https://peco-japan.com/50479

ポメラニアンを攻略していくにあたって、ポメラニアンのルーツや性格を理解することは一番の近道になります。

ここでは、ポメラニアンの歴史と特徴的な性格について解説していきます。

ポメラニアンはもともと小型犬ではない!?

ポメラニアンは現在では小型犬として親しまれていますが、実はスピッツという中型犬から品種改良を重ねて小型化された犬種であることをご存じでしょうか?
ポメラニアンの祖先は、シベリアン・スピッツと呼ばれるトナカイの番やカモシカ狩り、そり引きをする犬種でした。ポメラニアンという名前は、ドイツとポーランドの国境にまたがるポメラニア地方に因んで付けられたと言われています。
見た目は小柄で丸っこく小型犬ならではの甘え上手な可愛らしさがあるのはもちろん、勇敢なスピッツの気性も持ち合わせており、ただ可愛いだけではないところも大きな魅力の一つなんです!

甘えん坊で愛嬌があり飼い主にベタ惚れ

ポメラニアンは一度懐くとベッタリで飼い主に強く依存します。飼い主が出かけると不安で仕方がなく、帰ってくるとクルクル回りながら尻尾を振って愛嬌をふりまき、全力で喜びを表現しながら甘えてきます。嬉しすぎて嬉ションしてしまうこともしばしば。飼い主の膝の上でくつろいだり、飼い主が移動すると後ろを付いていったりと、その姿は飼い主からしても可愛くてたまらないことでしょう。

ポジティブで感情表現はいつでもストレート!

ポメラニアンは例え飼い主さんに叱られても、あまりしゅんとした様子を見せることはありません。反省していないわけではないのですが、怒られても気にせずすぐに切り替え、寄ってきてご飯をせがんでくることも(笑)聞きなれない音や声がすると、首をかしげるというキュートなしぐさを見せる時もあります。常にポジティブで切り替えが早く、感情表現も分かりやすく伝えてくれるので、気分や感情を読み取りやすい性格をしています。

何事にも勇敢に立ち向かっていく

普段は甘えん坊でチャーミングなポメラニアンですが、一方で環境の変化に敏感で縄張り意識も強く警戒心が強いという一面を持っています。そのため、知らない人がやって来たり知らない音がしたりすると、ここぞとばかりに吠える傾向があります。どちらかというと、恐れて吠えているというよりも戦う意思をもって吠えているように感じます。自分より大きい犬にも物怖じせず勇敢に立ち向かっていく姿は、祖先のスピッツ譲りの性質と言えます。

飼い主の指示にも従順で賢さもあわせもつ

勇敢に周りに立ち向かっていく性格は、正義感が強いからこそです。だからこそ、ポメラニアンに対してよく吠えるイメージや狂暴なイメージを抱く方もいるかもしれませんが、それは自分の感情を伝えるために「吠える」という選択をしているからなのです。しかし、ちゃんとしつけを行うことで無駄吠えをしない穏やかな子に育てることができます。大好きな飼い主の言うことにも従順なので、そんな賢さもあわせもっているポメラニアンとならきっといい関係が築けるに違いありませんね!

ポメラニアンの飼育の際の注意点は?

出典:https://wanchan.jp/osusume/detail/5075

そんな魅力溢れるポメラニアンですが、そんな体格や性格故に、飼育する際にいくつか気を付けたほうが良い注意点があります。

ここでは、ポメラニアンと一緒に暮らす上で知っておきたい事柄について解説していきます。

折しやすい

ポメラニアンは普段ふわふわの毛で覆われているため分かりにくいですが、手足は非常に細い上に、よく回ったり走ったりジャンプしたりとせわしなく動くため、骨折してしまうケースが多く聞かれます。階段やソファー、段差からジャンプする際は特に注意が必要です。できるだけ家の中は段差をなくす、もしくは段差が低くなるように心がけて、怪我を未然に防止する環境を整えてあげるようにしましょう。肥満や栄養失調が原因で骨折してしまう可能性もあるので、普段の食事管理も気を付けてあげてくださいね。

お留守番が苦手

ポメラニアンは寂しがり屋で飼い主に依存してしまう性格ですので、遊び相手がいないとストレスを溜めてしまいます。飼い主が出かける時には寂しくて吠えてしまったり、留守の間に部屋の中を好き放題に散らかしてしまったりすることもあります。
そうならないようにするために、待っていれば必ず飼い主が帰ってくることを理解させるよう訓練したり、飼い主がいなくても楽しめるように好きなおやつを用意してあげたりと、工夫をして少しずつ慣れさせていくことが大切です。

暑さにとても弱い

ポメラニアンの祖先は元々極寒の地ロシアのシベリア地方で暮らしていたことから寒さにはある程度耐久性を持っていますが、一方で夏の暑さにはめっぽう弱い犬種です。日々の温度管理はもちろん、出かける時は特に部屋の温度に注意し、水はこまめに入れ替えてたっぷり用意する、冷却板などを置いて涼める場所を作っておくなど、夏の暑さ対策は忘れずに行いましょう。

毛のお手入れが大変

ポメラニアンは抜け毛が多い犬種です。ポメラニアンのふわっふわな被毛はダブルコートになっており、トップコートは長く粗い直毛で、アンダーコートは短く密生した柔らかい被毛となっています。特にアンダーコートは年に二回換毛するため、この時期には抜け毛が多くなります。そのまま放置しておくと毛の生え変わりが遅くなったり毛が絡まってしまったりするため、毎日ブラッシングをしてあげることが大切です。

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ポメラニアンにしつけをする上での【極意3箇条】

“天真爛漫”という言葉がピッタリなポメラニアンは、甘え上手な性格やその愛くるしさからついつい甘やかしてしまう人も多いはず…。しかし、可愛いだけじゃ許されない問題行動が見られる場合は、しっかりしつけをすることも飼い主にとって重要な役割です。ここでは、ポメラニアンのしつけの3つの極意について解説していきます。

【極意①】しつけは必ず迎えたその日からスタートしよう

しつけに必要なのは「スピード」「正しさ」「忍耐力」です。

ポメラニアンにしつけをする際は、できるだけお迎えした当日からスタートさせましょう。共に生活していく中で一度覚えてしまったことを修正していく作業はより難易度が高くなり、しつけが難しくなります。お迎えしたばかりであれば、まだ真っ白な状態から、良いことと悪いことの区別を「正しく」つけたしつけを繰り返し忍耐強く行っていくことで、最も早く効果を得られやすくなります。手遅れになる前に、迎えたその日からしっかりしつけを行っていく意識を持ちましょう。

【極意②】基本的には褒めて伸ばすことが向いている

ポメラ二アンはポジティブで前向きな性格のため、叱られてもあまり気にしなかったり理解できなかったりすることもあるので、どちらかと言えば褒めてしつける方が向いている犬種です。大好きな飼い主さんに褒められたことは嬉しくてよく覚えています。悪いことをしたときはその瞬間を逃さず短く叱って、その後ちゃんと正しいことをしたら思いっきり褒めてあげるようにしましょう。メリハリをつけて行うとより効果的です。

【極意③】こちらの感情表現は声のトーンを変えて示す

ポメラニアン自身、自己主張が強く感情表現が豊かなので、飼い主さんも同じように日常で感情を分かりやすく示してあげるようにすることが重要です。その際、犬は聴覚が優れているため、モーションに加えて声のトーンに変化を付けて感情表現を同時に行うことで、こちらの感情や意図がくみ取れるようになってきます。良いことをした時は高いトーンで赤ちゃんをあやすような優しい声で褒めてあげ、悪いことをした時はいつもより低いトーンで短く叱るといったように、こちらもメリハリをつけて行うことが大切です。

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ポメラニアンはうるさい!?無駄吠え時の3つの対策

出典:https://breeding-puppy.com/pomeranian-bites-are-terrible-how-to-stop-the-serious-bite/

小型犬特有の甲高いキャンキャンという鳴き声は遠くまでよく響き、あまりにも度が過ぎてしまうと近所トラブルに発展したり飼い主自身もストレスが溜まってしまったりと良いことはありません。もし無駄吠え癖がついてしまった場合は、しっかりしつけをし直しましょう。

犬が吠えてしまう理由

犬が吠えてしまう理由は以下のどれかに当てはまります。

特にどんな時によく吠えるかを観察し、どれに当てはまるのか確認してみましょう。どんな理由で吠えているのかによっても、対処法は変わってきます。

  • 何かを要求している
  • 警戒している
  • 寂しがっている
  • 自分の方が立場が上だと思っている

やってはいけない飼い主の行動

しつけをしているつもりなのになかなか無駄吠えが治らない…。

もしかしたら、次のような行為を無意識にしてしまっていませんか?

ひとつでも当てはまるものがあれば、次からその行動をとることをやめるだけで効果が出てくる可能性も!

×吠えている時に抱っこしてあやしたり餌をあげて気をそらそうと構ってしまう

×要求に応えすぎてしまう

…吠えたら構ってもらえると覚えてしまっている可能性が高いです。

×吠えることをやめてから叱ってしまう

…適切なタイミングで叱らないと、逆に、吠えたことを褒められたと勘違いしてより吠え癖がついてしまいます。

×大きな声で叱る

…吠えている時にこちらも大きな声を出すと、一緒に吠えてくれていると勘違いして吠え癖がついてしまい逆効果です。

【対処法①】無駄吠えをしたら無視をする

吠えている間は目を合わせず無視するか、その場を立ち去るようにしましょう。吠えたことによってリアクションがなかったり飼い主が遠ざかってしまうことは、ポメラニアンにとって嫌な行為です。吠えること=自分にメリットがないと認識させることで、無駄吠えをすることをしなくなっていきます。

【対処法②】音を出してびっくりさせることで気をそらせる

吠えることに夢中になっている時は、びっくりさせることで他に気をそらします。そうすることで一瞬そちらに気を取られ、吠えることをやめるはずです。ポイントは、びっくりさせることです。音を出すときは、できるだけどこで音がしたのかがわからないように、音を出す瞬間を見られないようにすると効果的です。

【対処法③】吠えることをやめたらすかさず褒める

気をそらすことで吠えることをやめたら、その瞬間を逃さずしっかり褒めることを意識しましょう。吠えることをやめた=褒められたとちゃんと認識させることがポイントです。これを繰り返し忍耐強く行うことで、無駄吠えをしなくなっていきます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

愛らしいビジュアル、性格は他の犬種と比べると少し個性的なポメラニアン。その魅力を最大限に引き出してあげるためには、ただ可愛がるだけではなく飼い主さんの愛情あるしつけが重要な役割を担ってくるということが、お分かり頂けたかと思います。ポメラニアンの性格を理解してあげた上で、正しいコミニュケーションとスキンシップを行い、よりよいパートナーとして深い信頼関係を築いていってくださいね。

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