飼育可能な猛禽類の種類は? ペットととして飼うために手続きは必要?

猛禽類といえば鋭い嘴に尖った爪、狙った獲物は逃がさない眼光と怖くもかっこいい印象がありますよね。
昨今のペットショップではエキゾチックブームということもあり、フクロウを筆頭にタカやハヤブサ等の猛禽類を見かけることも増えました。

とくにフクロウ(ミミズク)は、キャットカフェならぬフクロウカフェもでき今一番熱い猛禽類なんです!

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<もくじ>

猛禽類の種類と特徴
飼育可能な種類は?
飼育に必要な用具と手続き
猛禽類を飼育するための注意点
まとめ

猛禽類の種類と特徴

猛禽類はタカ目、ハヤブサ目、フクロウ目を合わせた鳥の総称です。
木の実や虫を食べる鳥とは違い、他の動物や腐肉を食べる肉食の鳥で空の世界の生態系の頂点に君臨しています。

ワシ目とタカ目は昼に行動しますがフクロウ目は夜行性です。
どちらも飛翔力が強く、地上にいる獲物に狙いを定めて一直線に下降し鋭い爪がついた足で捕らえます。

とてもかっこよく野生動物のたくましさを感じます。
では具体的にどんな種類の猛禽類がいるのでしょうか。

鷲(タカ目タカ科)

全長80cm~90cmの大型のものを総称して「ワシ」といいます。
猛禽類に似つかわしい大きさと獰猛さ、また野性味溢れており自分より大きい獲物も捕食します。

鷹(タカ目タカ科)

ワシと同じ種別ですがワシよりもひとまわり小さく全長50cm~60cmになります。
主にネズミやウサギなどの小型の獣を捕食します。

大きさによりタカかワシかを区別するのが普通ですが、例外もあるので注意しましょう。
例えばクマタカという鷹はカンムリワシという鷲ではクマタカのほうが大きいです。

他にも、トビ・チュウヒダカ・ハゲワシ・ヘビワシ・ノスリ・ウミワシ・ハイタカ等がいます。

フクロウ(フクロウ目フクロウ科フクロウ属)

上記の猛禽類は昼行性ですが、フクロウは夜行性です。
森の博士や哲学者と呼ばれるなどして人間に親しまれてますが、獲物を飛び掛かる姿はやはり同じ猛禽類だなと思わせるほど颯爽としながらも獰猛さが滲み出ています。

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飼育可能な種類は?

タカや鷲は飼育するには特別な許可が必要な場合が多いです。
その点フクロウはショップに売ってるほどでもあるので、その敷居は低いと言えます。

ハリスホーク(和名モモアカノスリ)

中型の鷹で飼育するには最も入手しやすい種です。
アメリカやヨーロッパでは鷹狩としても人気があります。
20万~25万円

オオタカ

猛禽類の中の王者といえる風格を持つオオタカ。
鋭い目つき、飛翔スピードはタカの中でも頭一つとびぬけています。
性格は野性味が強く、なかなか人に懐かないので初心者には難しい一面もあります。
40万~50万円(親が優秀であったりすると80万~時価)

イヌワシ

大型で風貌にも貫禄があり人気があります。
海外ではキツネ狩りに使われます。
80万~

アラスカハクトウワシ

成鳥になると頭と尾羽が白くなることもあり、ワシでありながら美しさも兼ね備えています。
160万円~

ハヤブサ

タカや鷲よりも慣れやすいと言われますが、それでも猛禽類ならでは警戒心、野生さはあります。
全て200万円前後しますし、日本では入手ルートが少ないです。

チゴハヤブサ

小型ですがそれゆえ飼いやすくもあります。人気種です。

アメリカチョウゲンボウ

猛禽類では珍しい色彩の美しい小型のハヤブサです。
海外では実猟にも使われています。

フクロウ

シロフクロウ

ハリーポッターで一躍有名になりましたね。猛禽類人気の先駆者です。
体も大きく見栄えも良いですが初心者に飼育は難しいため玄人向けといえます。

メンフクロウ

ペットショップでよく見るお面をつけたような顔をしているフクロウです。
丈夫で物怖じしない性格で初心者にも飼育しやすいフクロウです。

アフリカオオコノハズク

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

コノハズクの中では大型になりますが、フクロウとしては小さめとなります。
ストレスに弱いことから飼育には気を付けないといけませんが、人に懐きやすくその見た目から人気が高いです。

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飼育に必要な用具と手続き

ケージ
室内で放し飼いも可能ですが、猛禽類はその部屋一つをすべて自分のテリトリーと考えてしまうのでお勧めできません。
ケージの大きさは生体の大きさにもよりますが、体長の3~4倍の大きさが必要です。

体重計
大きさの割に体重が軽い猛禽類。体重の増減によって体調が大きく変化しやすいので毎日測定してあげましょう。

温度・湿度計
部屋の気温にも気を使いましょう。
飼っている子の原産国に合わせてあげることがポイントです。あらかじめ調べて自分のペットの適温を常に把握してください。

保温用具
冬は暖房やヒーター、さらにケージ内に小動物用のヒーターを用意してあげてください。
寒さに強い種であっても、動きが鈍くなったり食用がなくなったりといつもと違う様子が見られたときは保温用具を使ってください。

アンクレット・ジェス
猛禽類を飼うときに一番気を付けなくてはいけないのが「ロスト」と呼ばれる、生体を逃がしてしまう行為です。
脱走を防ぐためにアンクレットやジェスを脚につけてください。
ロープやレザー製のストラップを「ジェス」といいジェスを取り付けるために足首に巻くものを「アンクレット」といいます。

手続き関係
猛禽類は特定動物に指定されてる場合が多いので、あらかじめ購入したショップに聞くようにしましょう。
さらに日本では野生で捕獲した猛禽類を飼育することは禁止されています。
雛が落ちていたからとか、怪我をしていたからといってむやみに保護しないようにしてくださいね。

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猛禽類を飼育するための注意点

上記で少し触れましたが、猛禽類を飼育するに当たって一番気を付けなくてはいけないことは「ロスト」と呼ばれる行為です。

猛禽類の人気が出る前は、訓練された子が飼い主を見失ってしまい戻れなくなってしまったことをそう呼んでいましたが、
近年では飼い主の不注意での迷子を「ロスト」と呼ばれています。

鷹匠は毎日訓練をしており、放したとしてもオーナーの元へ颯爽と戻っていきます。

そんな姿に憧れて猛禽類を飼う方もいることとは思います。
ですが、鷹匠でもない一般人が毎日本格的な訓練ができるとは思いません。

少し慣れたからといって同じように放し飼いをしないようにしてください。

あと普通にびっくりして飛んでいく可能性もあります。
大きな音や車の音、ほかの動物に驚いて飛んでいくこともあります。

ちなみにペットとして飼われた猛禽類(特にフクロウ)は野生では生きていけません。
自力でエサを捕獲できないですし、カラスにも襲撃されます。

ロストしないためにも以下のことに気を付けてください。
・基本的に外に出さない。
・病院へ行くときなどのキャリーバッグからの出し入れに注意を払う
・へやんぽの時は窓を閉める(網戸もダメですよ)

万が一ロストしてしまった場合に備えGPSを装着させておくことも有効です。
GPSをつけておけば自分で探すことができますのでお勧めです。

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まとめ

ハリーポッター人気から火がついた猛禽類。
今やその人気はエキゾチックアニマルにまで回り、たくさんの人が魅了されています。

ショップではフクロウ(ミミズク)が気軽に買え、手続きや金銭面をクリアすれば鷹や鷲にも手が出せるようになりました。
ですが、まだ猛禽類の知識は犬や猫ほどではなく躾以上に調教レベルに飼育難度は高いです。

自身が飼う生体の特徴や性格、生餌について理解を深めてから飼うようにしてくださいね。

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