皆さん「テラリウム」という物を知っていますか?
近年、家の中で同色物を育てる事が、流行りつつあります。
その中でも「○○リウム」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
アクアリウムやテラリウムなどが有名だと思います。
ここではいくつかある中でも「テラリウム」に焦点を当てて紹介・解説していきます。
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目次
<目次>
テラリウムとは |
テラリウムをはじめる際の必要な道具 |
テラリウムの作り方 |
テラリウムの維持方法 |
まとめ |
テラリウムとは
「テラリウム」とは『ガラスなどのケースの中で陸上の動植物を楽しむもの』の事を、「テラリウム」と呼びます。
ガラスのケースの形状としては様々なものがあり、四角い水槽タイプもあれば、ボール型のケースや半球状のものまで様々です。
そしてテラリウムの中で最も有名な物が、「苔テラリウム」になります。
半球状のガラスケースで育てているのをよく見かけると思いますが、分からない人からすると、水草ぐらいにしか見えませんよね。
ですが、実は大抵の場合は『苔』を育てているんです。
そして勘違いしやすいのが、「ビバリウム」との違いです。
テラリウムの中でも、小型の動植物を育成する場合は、「ビバリウム」に分類されます。
その為、「陸上の動植物」と言っても、厳密には『ガラスケースの中で陸上植物を育てる事』を指します。
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テラリウムをはじめる際の必要な道具
テラリウムに必要な道具
主に必要な道具は以下です。
- ガラスの容器
- 石
- 土
- 活性炭
- 苔
- 根腐れ防止剤
以上の6つを用意すれば問題なくテラリウムを始める事ができます。
「ガラスの容器」に関しては、蓋付きのタイプでもないタイプでもなんでもかまいません。
「石」はガラスの内部に空間を作ることによって、蒸れや排水をしやすいような環境を作る為に必要です。
あと、お好みによって配置することで楽しむこともできます。
「土」は腐葉土などを用意しておきましょう。
「活性炭」は水質維持や浄化効果がある為、ガラス容器内を清潔に保つことが出来ます。
「苔」は様々な種類があるので、自分の好きな苔を用意してください。
「根腐れ防止剤」は苔の根腐れを防ぐ為に使用しましょう。苔の種類によっては使用する必要がない物もあるので、購入時に確認しましょう。
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テラリウムの作り方
それではここからは、テラリウムの作り方を見ていきましょう。
- ガラスの容器の底に「根腐れ防止剤」をおきます。
- その上に「石」を敷き詰めます。
- 「活性炭」を上に敷き詰めます。
- 「土」をまんべんなく広げます。
- 最後に好みの「苔」を配置したら完成です。
ポイントとしては、いかに綺麗に見えるように配置するかが重要になります。
植物なので、腐ったり菌が繁殖しないようにするのも重要ですが、「見て楽しむ」テラリウムは見た目が命です。
苔だけを使用するのでは無く、小石や小さな流木を使用するんのも味があって良いですよ。
小さなフィギュアなんかを入れても、小さな世界を作ることが出来て面白いと思います。
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テラリウムの維持方法
テラリウムの最も難しいのが「青々とした緑を保つ」ことなんです。
購入時は綺麗な色をしていても、茶色になってしまったり、元気が無くなってしまう事が多々あります。
せっかくのテラリウムが台無しになってしまいます。なので、ここからはテラリウムの維持方法を解説して行きます。
テラリウムの管理場所として最適なのは、『日陰の涼しい場所』になります。
細かく言うと「湿度・温度・光量」が重要なんです。
『湿度』に関しては、びちゃびちゃに濡れてても乾いててもダメなんです。触った時に湿っているくらいがちょうど良いので、乾きそうであれば定期的に霧吹きしましょう。
『温度』は、熱すぎると弱ってしまいます。理想としては、「15~20°」位を保つと上手に育ちます。
『光量』は、苔は意外と光を必要とするんです。光があまりにも足りないと枯れてしまいます。
家庭用の電気でも光が足りなくなってしまうので、テラリウムようにライトの設置をおすすめします。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
最小で手のひらの中で作れる小さな苔の世界。なんだかロマン感じますよね。
しっかりと維持方法さえ守っていれば、ほぼ無限に苔を増やす事だってできてしまいます。
ゆっくりと育っていくのも、また風情があり良いですよね。
これを気に自分だけの小さな世界を作ってみても楽しいかもしれません。