皆さんは、「パルダリウム」という言葉を耳にしたことはありますか?
アクアリウムやテラリウムは耳にしたことがある人、多いと思います。
系統としては、同じ部類なので見た目的には人によっては、似ていると感じるかもしれません。
ですが、テーマは全く違うんです。
今回は「パルダリウム」について、そもそもの概要を解説するのと同時に、作る際の必要物や作り方・維持方法まで紹介・解説して行きます。
スポンサードリンク
目次
<目次>
パルダリウムとは? |
パルダリウムを始める際に必要な道具 |
パルダリウムの作り方 |
パルダリウムの維持方法 |
まとめ |
パルダリウムとは?
そもそも「パルダリウム」とは何なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
「パルダリウム」はガラスなどの内部が見えるケースの中で、『熱帯雨林や湿地帯』などを再現して楽しむものになります。
そして大事なのが『パルダリウムの定義』です。
パルダリウムの定義は『湿度が高い・熱帯雨林特有の植物・水中エリアが無い』の3つが挙げられます。
そして中には、『ヤドクガエルの飼育・ミスト発生器を使用してる』を定義付けされている事もありますが、実際は自分が思うパルダリウムを作っている人が多いです。
入れる物としては主に、苔や熱帯雨林特有の植物。岩や小さな木などが挙げられます。
大きさも人それぞれ違い、小さな鉢に入れて楽しむ人もいれば、大きな観賞魚用の水槽に入れて楽しむ人までいます。
一般的なパルダリウムは大きめの水槽に入れて楽しむ物を指します。
スポンサードリンク
パルダリウムを始める際に必要な道具
それでは具体的にパルダリウム制作に必要なものを見ていきましょう。
主に必要になってくるものは以下です。
- パルダリウム用の水槽(専用で無くても可)
- 熱帯雨林特有の植物
- ミスト発生器
- 軽石
- ソイル(土)
- 造形君
- 排水パイプ(パルダリウム専用水槽には付いています)
- ライト
以上の物が必要になります。
今回の必要物は、本格的な物を作るのに必要なものなので、簡素なものの場合はもっと少なくても出来ます。
「パルダリウム専用の水槽」は、パルダリウムは通気性が重要になるので、通気性の良い縦長の水槽が必要になります。
「熱帯雨林特有の植物」は、入手が比較的難しいものが多いのですが、パルダリウムを感を演出するために是非用意して欲しいものになります。
「ミスト発生器」はより、リアルな熱帯雨林感を出したい人には必要になります。ミストを発生させることで、ヤドクガエルを飼う場合、よりリアルな感じを出せるのでおすすめです。
「軽石・ソイル」は地盤を作るのに必要になります。パルダリウムは水場がほぼ無いので、水が溜まらないように排水性を出すために重要です。
「造形君」は軽石・流木などのインテリア配置に必要な地盤になります。無くてもできない事はありませんが、あった方が良いでしょう。
「排水パイプ」は専用の水槽に付属しているので、特に自身で用意する必要はありません。
「ライト」は植物が枯れない為にも、成長に必要な十分な光量を与えるためにも用意しましょう。
スポンサードリンク
パルダリウムの作り方
ここからは作り方を紹介していきます。
- 専用の水槽内の排水パイプに、小石が流れないようにネットを付けます。
- ネットが隠れるくらいの深さまで、軽石を敷き詰めて、その上にソイルを敷き詰めます。
- 造形君を用意して、インテリアを配置したいところに貼り付けます。
- 貼り付けてある程度定着したら、流木・植物などを配置します。
- ヤドクガエルを飼育したい場合は、植物がしっかりと根を張るまで待ちます。だいたい1ヶ月程度は放置しましょう。
- ミスト発生器を設置して完成です。
ミスト発生器に関しては、無くても十分熱帯雨林感を演出できるので、安心してください。
スポンサードリンク
パルダリウムの維持方法
パルダリウムの維持方法は、以下の3つに気を付けましょう。
- 直射日光の当たらない場所で行う
- 乾燥させないために、定期的に霧吹きをかける
- ヤドクガエル飼育の場合は中の掃除も行う
以上の3つに気を付ければパルダリウムを楽しむことが出来ます。
特に乾燥には注意が必要で、植物が枯れてしまうのはもちろんの事、「造形君」などが剥がれ落ちてしまう可能性もあります。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしょうか。
「熱帯雨林再現」と聞くと、なんだか難しい感じがするかと思いますが、手順と注意事項さえ守れば誰でも楽しむことが出来るんです。
是非、日本で見られない景色をお家で楽しんでみてください。