夏になると思い出す昆虫と言えば、カブトムシですよね。
光沢が美しく、前にある大きな角がとても魅力的な昆虫です。
子どもの頃に早朝からカブトムシの捕獲に行った方も多いのではないでしょうか?
男のロマンとも言われているほど人気のカブトムシ。
もう一度童心に帰って飼育してみたくはないですか?
今回はカブトムシの捕獲方法や正しい飼育方法について解説していきます。
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目次
<目次>
日本のカブトムシの種類 |
カブトムシの捕獲方法 |
カブトムシの飼育方法 |
カブトムシを飼育する際の注意点 |
まとめ |
日本のカブトムシの種類
ヤマトカブトムシ
日本に生息するほとんどのカブトムシがヤマトカブトムシです。
7月~8月の間に山の中に現れ、主に夜活動します。
ヤマトカブトムシの頭部が兜に似ていることからカブトムシと呼ばれ、兜に似た大きくて丈夫な角がとても魅力的な昆虫です。
コカブトムシ
角がとても小さく、体長が18㎜~26㎜しかない小さなカブトムシです。
樹液を吸わず、昆虫の死骸やコカブトムシ以外の幼虫をエサとして食べています。
ヤマトカブトムシとは違ってあまり街灯や光に集まってこないので、見つけにくいカブトムシです。
タイワンカブトムシ
タイワンカブトムシは主に沖縄県に生息するカブトムシで、角はヤマトカブトムシのように立派ではありません。
小さくて可愛い角を持っています。
角の様子が、サイに似ている為サイカブトとも呼ばれており、親しまれている昆虫です。
夏だけではなく、冬以外の季節なら1年中見つけることができるタイワンカブトムシ。
角が小さく、あまりかっこよくないため、わざわざタイワンカブトムシを捕獲しに来る人はあまりいないそうです。
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カブトムシの捕獲方法
木の下を掘って探す
樹液が垂れている木を見つけ、その木の下を掘ってみると見つかることがあります。
カブトムシは日中土の中で過ごすので昼間に探すときは、木の下を掘ってみましょう。
あまりに深く掘ってしまうと、木が腐ったり枯れたりしてしまう可能性があるので、掘りすぎないよう注意してください。
白い布にライトを当てて数時間放置する
夜に、シーツや大きな白い布を山の中に持ち込み、ライトを当てて放置してみましょう。
数時間経つと、カブトムシやその他いろいろな昆虫が寄ってきますよ。
シーツに樹液をくっつけてもいいですね!
疑似樹液を木に塗って待つ
疑似樹液を木に塗って待つ方法もあります。
熟したバナナにカルピスをかけて混ぜた疑似樹液をストッキングの中に入れて木にぶら下げます。
甘い香りに誘われてカブトムシが寄ってくるでしょう。
探しにいく手間が省けるのでとてもおすすめの方法です。
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カブトムシの飼育方法
カブトムシの飼育に必要な物
カブトムシの飼育に必要な物は以下の5点です。
- 飼育用ケース
- エサ
- 床材
- エサ皿
- 止まり木
飼育ケースは、100円ショップやホームセンターに売っているものでかまいません。
エサは、カブトムシ用ゼリーがお店で販売されているのでそれを与えてください。
床材は成虫管理用マットを購入し、飼育ケースの中に敷きましょう。
霧吹きで少し湿らせておくと、カブトムシが住みやすい環境になります。
カブトムシは、たまにひっくり返ってしまい、自力で起き上がれなくなってしまうので、長時間転倒してしまうのを防ぐための止まり木を入れておいてあげましょう。
カブトムシは、止まり木を使って自力で起き上がれるようになります。
カブトムシに最適な温度
カブトムシに最適な温度は23℃~28℃です。30℃を越えてしまうと弱ってしまうので、日の当たらない涼しい場所に置いてあげましょう。
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カブトムシを飼育する際の注意点
カブトムシは夏に活発になる生き物ですが、高温にとても弱く、30℃を越える環境だと弱ってしまいます。
直射日光は避け、玄関などの涼しい場所に置いてあげてください。
また、多頭飼いをしてしまうと喧嘩してどちらかが弱ってしまう可能性があるので、1ケースに何匹も入れるのはやめましょう。
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まとめ
今回はカブトムシについて解説しました。
カブトムシは大人になって見てもかっこよくて魅力的ですよね!
幼虫から育てて大きな成虫にさせてみるのも楽しみ方の1つですよ。
カブトムシと一緒に、楽しく暑い夏を乗り切りましょう。