ウーパールーパー(メキシコサラマンダ―)の生体の値段と飼育費用について

ファイル:Axolotl ganz.jpg

出典 Wikipedia 完全野生下のメキシコサラマンダ―

よくショップで小さなウーパールーパーの幼体が売られています。

あの「ちょこん」とした姿に惹かれた方は多いと思います。

ただ…飼いたいけれども自分には飼えるものなのだろうか?難しくないのか?

初めての方は悩みますよね?

ですが決して難しい種類ではありません。

当記事ではそんな「ウーパールーパー初心者」の方々のために、最低限の知識をお伝えしようと思います。

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<目次>
ウーパールーパーはメキシコサラマンダ―?
名前の由来や違いとは?
飼育方法や成体について
値段や費用はどれくらい
まとめ

ウーパールーパーはメキシコサラマンダー?

Axolotl Family
出典 https://www.caudata.org
 飼育下のメキシコサラマンダ― 

ウーパールーパーは厳密に言えばメキシコサラマンダ―そのものです。

ただし!現在私たちが飼育できるものと野生種は全くの別物なんです。

有尾類は脚や尾、時には眼球の欠損までも回復する強い自己複製能力があります。

そのため実験によく使われます。

そんな有尾類の中でも、多産で終世水中で暮らすという生態が実験動物として扱いやすく

メキシコサラマンダ―は各国で実験動物化されてきました。

猪が豚として家畜化されたのと似ています。

その間メキシコに生息していたメキシコサラマンダ―は、水質汚染や都市開発で絶滅の危機に瀕しています。

1975年のワシントン条約発効時からワシントン条約附属書IIに掲載されてる状況です。

野生種は国際的な商取引が断固禁止され、厳重な保護下にあります。

こういった歴史を歩んだことから、ウーパールーパーとメキシコサラマンダ―は同種には違いありません。

ですが、完全に飼育下のものと野生種は別物と考えて良いでしょう。

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名前の由来や違いとは

ウーパールーパーとはインボイスネームです。

インボイスネームとは商取引の際の俗称と考えていいでしょう。

また「アホロートル」と言う名称も良く使われます。

この「アホロートル」と言う単語は、本来はこの科の幼形成熟を示す専門用語です。

幼形成熟は本来上陸するはずの幼生が、そのまま水中に留まり幼生のまま性成熟することです。

メキシコサラマンダ―は上陸すること自体が非常にまれなので、こう呼ばれるようになったのでしょう。

今回はメキシコサラマンダ―と彼らを呼んでいきます。

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飼育方法や成体について

出典 ウーパールーパーラボ 
この様に隠れ家(シェルター)とベアタンク水槽でも十分飼育できます

飼育方法は極めて簡単です。

60㎝水槽一つあれば終生飼育が可能です。

初期設備は水槽の他に「ろ過装置=フィルター」「エアポンプ」をお勧めします。

個人的にお勧めしたいのはエアポンプに繋ぐタイプのフィルターです。

理由は2点あります。

第一にメキシコサラマンダ―はほぼ幼生(幼体)で販売されています。

概ね3~4㎝ほどですので、いきなり能力の高いフィルターは不必要です。

第二にメキシコサラマンダ―は終生、外鰓(がいさい)でエラ呼吸をします。

ろ過と同時にエアレーションできるフィルターは一石二鳥という訳です。

成体には上部式フィルターなど、ろ過能力の高いものを使いましょう。

ろ過の点で気を付けてほしいのは、これはあくまで目安です。

水が急に汚れたり、生体の様子が悪そうに見えたなら随時水替えを行ってください。

一般的にメキシコサラマンダ―の成体は野生下の最大全長が30㎝になると言われます。

ですが飼育下ではそこまで巨大化しません。20数㎝ほどで成長は止まります。

餌なのですが幼体は冷凍赤虫やイトメが食いつきが良いです。

成長するにつれ、餌金・メダカ・冷凍エビなど大きさを切り替えます。

どうしても生餌が苦手だという方もご安心ください。

ナマズ用の沈下性フードなども喜んで食べてくれますよ。

一番気になるのが水温ですが、無加温で問題ないです。

一般的に有尾類は暑さに弱いのですが、メキシコサラマンダ―は実験動物としての歴史があります。

要は人間の生活環境にかなり対応してくれるんです。

ただそうは言っても暑さにはできる限り対応してあげて下さい。

夏場は熱帯魚用のファンを使うといいでしょう。

状況に応じエアコンを使う場面もあります。

蓋を取り除いたり(飛び出しには気を配って下さいね)蛍光灯を撤去するなど、可能な限り優しい環境を作ってあげて下さいね。

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値段や費用はどれくらい

メキシコサラマンダ―の値段は1000~4000円ほどでしょうか。

ショップによって違いはありますが約2000円ほどでしょう。

ただし珍しい品種は高額になります。

爬虫・両生類専門店くらいでしか見かけた経験はないのですが、パターンレスやモザイクといった品種は高額です。

パターンレスやモザイクは模様の遺伝的エラーです。

例として白と褐色のブチ模様であったり、ラメが異様に多い種。

その他に体の半分が白変、もう半分が黒色といった非常に珍しい模様もあります。

ただこちらはあくまで「希少価値」と言う部分で高額が付けられているだけです。

次に飼育にかかる費用です。

必要最低限な飼育機器と言う話であれば、1万円札で十分なお釣りが来ます。

ですが生き物は愛着がわけばわくほど天井知らずになりますよね?

そして当たり前ですが餌代や電気代などの継続費用がかかります。

メキシコサラマンダ―に関わらず、大体の生き物の飼育は、生体の値段より維持する費用の方が高額になります。

くれぐれも衝動買いなどは控えて下さい。

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まとめ

大まかにメキシコサラマンダ―についてまとめてみました。

いかがでしたか?

この種は終生水中生活です。

そういった点からも有尾類の入門種としてピッタリです。

丈夫で長生きですので良いパートナーにもなれること間違いなしです!

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