最近【メダカ】が大ブームになっているのはご存じでしょうか?
ニホンメダカが原種として品種改良がおこなわれ、品種改良をしたメダカ同士の掛け合わせが盛んに行われている今では、数えきれない数の新種のメダカが作られています。
そんな新種のメダカを繁殖させるブリーダーも多くなり、販売価格としても安くて¥10円~、高くて¥1,000,000までと大変幅広いのも驚きです!
メダカは飼いやすく道具も簡単で卵も孵化させやすい事から、初心者の方でも簡単に繁殖させる事ができます(*^-^*)
そんなメダカが気になっている方へ、メダカの飼い方をお教えいたします(^^)/
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<目次>
メダカを繁殖させたい!卵を孵化させるには? |
メダカの稚魚の育て方は? |
メダカの稚魚がいる場合の水替えのやり方 |
メダカを飼うなら水温は?冬越しの方法など |
まとめ |
目次
メダカを繁殖させたい!卵を孵化させるには?
まずメダカには繁殖サイクルが存在します。
春~秋は繁殖期と言われ、冬が終わり水温が10℃を超えると活動し、水温が18℃近くに達すると産卵を始めます。
メダカの産卵に最適な温度は25℃~28℃ですので、ヒーターでこの温度を保つと冬でも繁殖させることは可能です。
卵を産ませるにはメスの数をオスの数より多くすることが大事です。
理想としては、オスメス合わせて10匹ぐらい、メスを多めに入れてあげるのがベストです(^_-)-☆
日照時間も重要で、12-13時間はライトをつけてあげる、もしくは日光に当ててあげる必要があります。産卵用に水草や産卵道具を入れてあげるのをお忘れなく!
水草ならマツモ、産卵道具などはホームセンターなどでも多数売ってますので水槽のサイズに見合った物を購入してください。
この条件を満たすと、夜明け前から日の出の間に産み付けてくれます。
産み付けた卵が食べられないように、産み付け終わったら他の容器に水草や産卵道具を丸ごと移してあげてください。
さて孵化させるには一体どうしたらいいのか…といいますと、水温が非常に重要になってきます。
水温が高ければ高いほど、孵化までの時間は短くなります。低ければその分長くなるという事です。
孵化にかかる積算温度は約250℃日という事がわかっています。
(水温×日数)=250℃日 と表します。
水温25℃でしたら 25℃×10日=250 なので、この場合は10日が孵化にかかる計算となっています。
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メダカの稚魚の育て方は?
孵化が終われば、稚魚が産まれてきます。
産まれたばかりの稚魚は【針子】と呼ばれ、よく目を凝らしてみないと見えないレベルの小ささです。
産まれてから3日以内の針子には、お腹の中に溜まっている栄養があるのでそれで過ごす事が可能です。
それ以降は【稚魚用の餌】が必要になってきます。パウダーになっており栄養価が大変高い餌なので、必ずあげましょう!
5分間で食べきれる量を目安にしてください。多く入れすぎると水質悪化の原因になります。また1日4-5回にわけて餌を与えてください。
針子の状態でまずは2週間生きる事ができれば、その後の生存率も上がります。
稚魚の育成は大変難しいので、安定して育てる為に【グリーンウォーター】と呼ばれる植物プランクトンを入れると、稚魚はプランクトンを餌にする事ができますので、上手く成長させる事ができます。
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メダカの稚魚がいる場合の水替えのやり方
基本的に稚魚がいる内は水替えはしない方が賢明です。
排水時に流れてしまう、水替えによる水質変化で大量死してしまう場合があります。
基本的には底におちたゴミをスポイトで吸引、足し水をしてあげるだけで構いません。
大きくなるまで待ちましょう。水槽底の掃除は欠かさず行い、水質が安定していればある程度はバクテリアが水を綺麗に保ってくれます。
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メダカを飼うなら水温は?冬越しの方法など
メダカは水温が0℃~38℃程度なら生存が可能です。
基本的に活発に活動する水温は15℃~28℃の間です。それ以上やそれ以下ですと活動率が著しく下がります。
メダカは冬に入ると水底に移動し、動かなくなります。一定の温度まで水温が上昇しない限り、食事も取りません。
ですので、冬越する為にはメダカが生存できる温度を保てば冬は越せるという事です!
※ヒーターで水温が15℃~28℃を保てるなら、冬は特に問題ありません。
自分の地域の気温変化をある程度知っておきましょう。
雪が降る地域ですと、12月以降の平均気温は3℃程度、最低気温ですと0.3℃位の気温です。
メダカが凍らない温度を保つ事ができれば冬越しは可能です。仮に外の気温が0.3℃だとしても、水面だけ凍っていて水底まで凍ってなければ、生存ができていると思います。
活動をしないメダカに対して何をしてあげればいいかというと
基本的には何もしなくて大丈夫です。活動をしていないなら餌も必要ありません。
水量が減ったら水質が崩れない程度に足し水をするなどの配慮はしてあげましょう。
水の量の基準ですが、水の量が魚1匹に対してろ過しない場合は1匹につき3ℓが必要と言われています。
ろ過している水ですと1ℓに対して1匹が水量の目安です。
これを保てば過密による水質悪化は防げます。後は活動温度まで待ちましょう。
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まとめ
メダカは基本的には飼いやすく繁殖しやすい事から、初心者にはもってこいのお魚です!
最近では新種の増加の伴い、メダカ好きのコレクターも増えた影響からメダカの専門業者も多くなってきましたね(^^)/
メダカは光の量と水温が保てて、水質が安定していれば無限に増やせます。
基本的に強い魚なので、販売する時も袋に水・メダカ・エアーを入れて縛り、発泡スチロールで袋を包んで温度を保てればネット販売できたりしますから、メダカを副業にする方もチラホラ…
私は家で楽しむ用として、レア種のメダカを大量に繁殖させています(^_-)-☆
最初は失敗する事もありますが、コツを掴めば大丈夫です!
皆様、よきメダカライフをお送りください(^^♪