カメといえば、地面をゆっくりのんびりと歩く姿がなんともユーモラスですよね。
でも好きなものを見つけると意外な速さで近づいて来ることもあるんです。
このギャップがまたカメの魅力でもありますね。
今回はリクガメ、ハコガメ、淡水ガメの飼い方についてご紹介します。
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目次
<目次>
淡水ガメ(水辺を好むカメ)の飼育方法 |
ハコガメ(森林を好むカメ)の飼育方法 |
リクガメの飼育方法 |
カメも喜ぶ?楽しい飼育方法 |
まとめ |
淡水ガメ(水辺を好むカメ)の飼育方法
淡水ガメというのは、水辺を好み、住処にしているカメの総称です。
代表的なペットとしてもなじみのある淡水ガメは、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)、クサガメ(ゼニガメ)、ミシシッピニオイガメなどです。
寿命は長いものだと30年くらいは生きるものもいますので、飼育する際はそのことを考えておいて下さい。
これら淡水ガメを飼育するには、爬虫類用のケースや水槽を用意します。
水辺を好むので陸地がわりになる浮島や、岩、レンガなどがあれば良く、水は1日置いた汲み置きの水を使い、甲羅が全部つかる位まではケース内に入れ、水が汚れてきたら替えて下さい。
室温は24℃から29℃前後、水温は24℃から28℃が適しているので、温度計を置いておくと便利ですよ。
寒い時期は水温を保つためケースの下にヒーターを置いたり、熱帯魚用のサーモスタットヒーターも使えます。
ケース内に一部暖かい部分(ホットスポット)を作るために、白熱球やバスキングライトを用意し、紫外線ライトも必要です。
陸地がわりのところに光を当てるとカメが体を乾かしたり、暖まることができます。
エサはカメ用フードを2日か3日に一回与えましょう。
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ハコガメ(森林を好むカメ)の飼育方法
ハコガメには水辺に住む種類もいますが、こちらでは森林を好むハコガメの飼育方法についてお話しします。
ハコガメは甲羅の中に手足を引っ込めると完全にフタをした箱のように見えることからハコガメという名前がついたと言われています。
森林を住処にしていている代表的なハコガメは、ミツユビハコガメ、フロリダハコガメなどです。
いずれも美しい甲羅を持つため人気ですが、輸入が制限されて現在手に入りにくく、高価で販売されています。
飼育ケースの大きさは最低でも90cmから100cmくらいのものを用意します。飼育ケースの代わりに衣装箱などでも代用できます。
床材は水苔やヤシガラのような保湿効果の高い床材を使い、乾燥していたら霧吹きで水分を含ませて下さい。
また床材を敷かないと、カメの足が悪くなってしまうことがあるので床材は必ず敷いて下さいね。
淡水ガメと同じ様にバスキングライト、紫外線に当たるための紫外線ライト、隠れ家(2つ以上あると尚良い)をケース内においてカメが休めるようにしましょう。
室温は22℃から25℃前後。バスキングライトを使ったホットスポットはは28℃前後がカメにとって適温です。
ハコガメのエサはハコガメ用に配合されたエサが主食で構いませんが、たまに鳥肉や、バナナやリンゴなどを与えても良いですよ。
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リクガメの飼育方法
リクガメは陸地に住むカメで他のカメのような水かきはなく、ゴツゴツとしたウロコのような皮膚、大きな爪、そして美しい甲羅模様を持つカメです。
代表的なリクガメは、ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメ、ケヅメリクガメなどです。
リクガメは、意外と歩き回ることが好きで運動量の多いカメなので、飼育ケースは最低でもカメが小さいうちなら60cmぐらい、大きくなったら90cm以上のものがあると良いでしょう。
床材は、爬虫類用のデサートブレンド、ヤシガラ、ウッドチップなど万が一カメが誤飲しても安全なものを選んでください。
リクガメも他のカメ同様、バスキングライト、紫外線ライトが必要で、シェルターは甲羅全部が隠れるくらいのものにしましょう。
リクガメは草食で、リクガメ用栄養フードの他に小松菜、大根の葉などを与えると良いですよ。
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カメも喜ぶ?楽しい飼育方法
カメを主役にしたアクアリウム・テラリウム作りが最近人気です。
水槽に水草、浮島、流木をレイアウトし、中には淡水魚と共生させて楽しんでいる方もいますよ。
カメのレイアウトはどちらかといえば水辺を好む淡水ガメの方が向いているかもしれませんね。
材料は100円均一ショップや、ペットショップで簡単に手に入れられるものばかりなので、よかったらチャレンジしてみて下さいね
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まとめ
カメはとても長生きで30年から40年もっと長生きするカメもいます。
そのことを念頭において、カメとの長いお付き合いを楽しんでくださいね。