森の中で枝から枝へスーッと滑空するモモンガ。
足と飛膜を広げて飛ぶ姿はまるで忍者のよう。このモモンガはペットとして飼うことができます。
今回はアメリカモモンガの魅力と飼育方法について徹底解説します!
目次
<目次>
アメリカモモンガとはどんな動物? |
アメリカモモンガの魅力って? |
アメリカモモンガの飼育方法 |
アメリカモモンガを飼育する上での注意点 |
まとめ |
アメリカモモンガとはどんな動物?
まずはモモンガについてお話ししますね。
モモンガはネズミ目(齧歯目げっしもく)リス科リス亜科モモンガ族に属します。簡単に言えばリスの仲間ですね。リスが空を飛べるようになったようなイメージでしょうか。
前脚から後脚にかけて飛膜と言われる膜を広げて滑空します。その距離は長いものだと50mは飛べるモモンガもいるのだとか。
アメリカモモンガとはアメリカとカナダに広く住むモモンガです。
体長は13cmから15cm。しっぽの長さは8cmから13cmぐらい。体重は100g前後で人間の手のひらにチョコンと乗るくらいでしょうか。
アメリカモモンガは夜行性で、野生では木の実、果物、昆虫などを食べて過ごします。
そんなアメリカモモンガの魅力とはなんなのか次でお話ししますね。
スポンサードリンク
アメリカモモンガの魅力って?
アメリカモモンガの魅力的なところは、
- 慣れると手に乗ってごはんを食べたり寝てしまうところ
アメリカモモンガは飼い主になつくと手に乗ってごはんを食べてくれたりリラックスして寝てしまうことも。そうなるとさらに愛おしくなりますよね。
- 小さな顔に大きなクリクリの目
アメリカモモンガは夜行性なので、暗闇でも見えるように大きな目をしています。このクリクリの目で見つめられたらたまりません(笑)
- 滑空するところを間近でみることができる
アメリカモモンガの1番の魅力はやはり、滑空することですよね。この空をスーッと滑空するところを間近でみられるなんて素晴らしいことと思いませんか?
こんなに可愛くて魅力的なアメリカモモンガの飼育方法について詳しくみていきましょう。
スポンサードリンク
アメリカモモンガの飼育方法
アメリカモモンガを飼育するために必要なものからご紹介します。
- ケージ
ケージはある程度幅広く、高さのあるものがおすすめです。大型の鳥のケージなどが良いかと思います。ケージの床にはペットシーツを敷くと排泄物の掃除がしやすいですが、アメリカモモンガがかじらないように注意してください。
- とまり木、ステップ
アメリカモモンガは野生ではほぼ木の上で過ごします。なので休めるようなとまり木、またはステップなどを設置してください。
- 巣箱
アメリカモモンガが安心して休めるような巣箱が必要です。鳥用の木製巣箱で大丈夫ですが、掃除するときのために替えを用意しておくのがベターです。
- 餌入れ・給水器
餌入れはアメリカモモンガが倒してしまわないようにある程度重さのある陶器生が良いです。給水器も忘れずに。
- 小動物用のおもちゃ
アメリカモモンガのためにかじり木があるといいです。歯の伸びすぎを防止するためです。
この他にあればいいものとしてハンモック。アメリカモモンガの休憩所になります。また布製のポーチはアメリカモモンガを入れて移動できます。
アメリカモモンガのごはん(エサ)
アメリカモモンガのごはんは、主食としてモモンガ用にブレンドされた専用フードか、手に入らない場合はリス用フードかハムスター用フードを与えてください。
主食の他には、野菜(小松菜、人参、ブロッコリーなど)果物(リンゴ、イチゴ、ブルーベリーなど)を少量与えると喜びます。与えすぎには注意です。
アメリカモモンガとの触れ合い方
最初家に来たばかりの時は警戒していますので、ごはんをあげる以外はしばらくそっと様子を見るようにしてください。
ごはんを警戒せず食べるようになれば、少しづつケージから出してあげて慣らしてください。慣れてくると、飼い主のポケットや袖の中に潜り込んでくるようになります。慣らすのは焦らずじっくりと。
スポンサードリンク
アメリカモモンガを飼育する上での注意点
アメリカモモンガは、夜行性なので昼は休んでいます。昼の間はなるべく触らずそっとしておいてください。
アメリカモモンガは巣箱や、ケージの隅などにエサを貯めておく習性があるので見つけたら腐敗を防ぐためにすぐ片付けてくださいね。
アメリカモモンガは体臭はあまり気になりませんが、排泄物でケージを汚しがちなので、こまめな掃除が必要です。
スポンサードリンク
まとめ
アメリカモモンガの魅力とその飼育方法をご紹介しました。アメリカモモンガとのハッピーライフのお手伝いになれば嬉しく思います。