アジアアロワナの飼育方法や種類と値段。寿命と、アジアアロワナも中でも人気の紅龍について。

熱帯魚の王様と言われるアロワナ。
アロワナと言ってもその種類は多く、良く皆さんがイメージされるアロワナと言えば南米に生息するシルバーアロワナがメジャーだと思います!
しかしアロワナの中には体色がとても綺麗で迫力と美しさを兼ね備えたアジアアロワナをご存知ですか?
今回はそんなアジアアロワナを紹介していこうと思います。

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目次

アジアアロワナとは?

アジアアロワナとは東南アジアのマレーシアやインドネシア生息するアロワナのことで、元々は食用だった魚ですが繁殖が遅いことから国際自然保護連合のレッドリストに載ったことで取引が禁止され、珍しい魚と認識されるようになりアジアアロワナの希少価値が高まっていきました。
顎先に髭が生え、金属の様な大きな鱗に覆われ体をうねらせて泳ぐ姿は「龍」そのもので、その姿形から幸運と富をもたらす魚と信じられて「龍魚」とも呼ばれています。
富と幸運をもたらすと信じられていた為にどうしても手に入れたいと思うマニアが多くその価値も跳ね上がっていきました。

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アジアアロワナの種類や値段は?

アジアアロワナの種類や値段は?
そんな希少価値が高いアジアアロワナですが、アジアアロワナにも種類が沢山あり体色や大きさも違い、値段も大きく変わってきます。
ここではその種類と特徴や値段をお伝えしていきます。

紅龍

[前編]『ベタ赤のウルトラレッド』アロワナ脅威の70㎝ ウルトラマニア宅訪問 アジアアロワナ最高峰 個人の巨大水槽に泳ぐ「紅龍70㎝」リュウさん宅Part1

アジアアロワナの中でも大型になりやすい種類で、飼育下では70cmが最高と言われています。

体色は赤く発色しとても人気の高いアロワナです。

値段もピンキリで安い個体は六万円前後から高い個体では70~80万円と幅がありますが、発色具合や体型等コレクション性があります。

過背金龍

過背金龍の1年間の成長記録 絢爛ブルー

金色の体色を持つアロワナでその中でも背中の鱗まで発色し金龍の中の最高峰に位置するのがこの過背金龍です。
飼育下では50センチ前後と比較的小柄であるが、全身ベタベタの金色や、観る角度によって藍色に見えることでとても人気な藍底過背金龍など同じ過背金龍でも全く違うアロワナみたいで、コレクション性が高くマニアが多いアロワナです。
値段も安い幼魚は五万円あれば買えてしまいますが、やはり完璧な藍色の個体は30万~50万はします。

紅尾金龍

【アジアアロワナ】アクアリーダー紅尾金龍 2年間の成長記録!

紅尾金龍は下から上にかけて体の半分を少し越えるところまで金色が発色してくるアロワナです。
体色も綺麗で値段も手頃な事から初心者の方にも人気があります。
飼育下では60センチくらいで比較的大きい部類になります。
値段も三万円~五万円と手に入れやすく大きくなるためとても魅力的です。

黄龍

ハイブリッドアロワナ☆紅尾×黄龍

バンジャールマシン地方に生息するアロワナで、体色は鱗の内側に緑色の馬の蹄の様な模様があり特に発色は無いですが尾びれは黄色に発色します。
飼育下では55~60センチ前後になります。
値段は三万円~五万円前後で取引されていて、少しマニア向けの個体になると思います。

青龍

青龍がやってきた

インドネシアやタイ、ミャンマー、カンボジアやマレーシアと広く生息するアロワナで体色は鱗の内側に緑色の馬の蹄が現れ各鰭は緑色に近い発色をします。
値段は二万円~四万円くらいでとてもリーズナブルでとにかくアジアアロワナを始めてみたいと言う方に人気の種類です。
大きさは60センチを越えやすい大型種ですが安価な事からかなかなか大きくなった個体を見る機会は少ない様な気がします。

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アジアアロワナを飼育する為に何が必要?設備費用は?

そしてアジアアロワナを飼育するにあたって必要になってくるのがまず水槽です。
水槽といってもホームセンター等で良く見かける大型の水槽で90センチの規格水槽です。
横幅が90センチあれば体長60センチのアロワナなら入りそうだから飼えそうと考える初心者の方も多いかと思います。
しかしアジアアロワナは体が硬く方向転換するのに自分の体長以上の奥行きの水槽が必要です。
その為幼魚の内は90センチの水槽で飼育し、魚の大きさが30センチを越えた辺りから水槽を150センチ~180センチ水槽に変えてあげた方がいいでしょう。
そして奥行きも最低で60センチでできれば75センチの水槽が用意できればアロワナにとって過ごしやすい環境をつくってあげれるでしょう。
そしてアロワナは熱帯魚なので当然ヒーターを使用します。
大型水槽のヒーターは1000Wクラスで電気の消費量はものすごいです。
そして一番必要なのは家族の同意です!
家族と住まれてるアクアリストあるあるなんですが、アロワナの好むエサは生きたカエルや金魚、昆虫など見た目に問題ありなものが多く置場所にこまったりと、家族の同意がないと中々肩身の狭い想いをしながら飼育することになりかねません。
そして大型水槽を置くには当然設置場所や水槽導入費用等決して安くはないです。
中古水槽を揃えれば15万円あれば揃えられると思います。

アロワナ動画⑥総額10万円 アロワナ飼育に必要な設備投資 アロワナはいくら払えば買う準備が整うのか

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アジアアロワナの寿命は?

そんなアジアアロワナの寿命は10年が平均とされてますが中には20年生きているアロワナもいるため大切に飼育してあげれば15年くらいは生きると思います。
飼育設備を揃えればとても丈夫な魚なので滅多な事がない限り簡単に死ぬことはありません。

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アジアアロワナ紅龍とは?

アジアアロワナについてお話していきましたがその中でも絶大な人気の紅龍について紹介していきます。
紅龍とはレッドアロワナと言われ、華僑では幸運を呼ぶ魚と言われ大切にされています。
鱗やエラ盖が赤く発色し、発色パターンも様々で、全身真っ赤になる個体から、鱗の縁だけ赤く発色し鱗の内側は白っぽい紅白色の個体等とにかく色々なタイプや体型があり、珍しい体型や体色の個体は高額で売買されています。
紅龍の中でも「辣椒紅龍」と「血紅龍」に分けられることもあり、「辣椒紅龍」は鱗の縁の発色が太く全身ベタ赤になる個体が出てくるようです。
そして「血紅龍」は鱗の縁の発色が細く紅白になるタイプや鱗の縁がはっきりしたタイプで好みも別れてきます。

[中編]レッドアロワナ専門用語解説『血紅龍』『辣椒紅龍』『ベタ赤』紅龍の発色パターン解説 ウルトラレッドアロワナ マニア 「リュウさん宅パート2」

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アジアアロワナ最高額は?

そしてアジアアロワナも数多く値段もピンキリですがその中でも一番高いアロワナっていくらなのか?とどんなアロワナが最高峰になるのか気になりますね。
最高峰のアロワナはアロワナの中でも体色が特殊な珍しい個体で色素の無いアルビノ個体や、プラチナ発色する個体はとても数が少なく高額になります。
プラチナ紅龍やアルビノ過背金龍などは200万から300万になります。

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アジアアロワナは飼育費用はかかるが、それを上回る魅力的な魚です。

今回はアジアアロワナの種類や値段等紹介していきましたが、アジアアロワナは熱帯魚の中でも高額で設備も大型で普段目にする機会も少ない為にまだまだ認知度は低いのではないかと思います。
しかし一度その姿を見たら頭から離れずアジアアロワナにどっぷり浸かってしまい、気がつけばアロワナに数百万と注ぎ込んでしまったというマニアも数多くいます。
そんな魅力的なアジアアロワナはとても長生きし、飼育者を覚えて飼育者に近づいてくる所もとても愛嬌があり、本当に可愛いペットフィッシュです。
ただ家族の同意を得ないと「水槽が邪魔」とか「エサが気持ち悪い」や、最悪の事態はエサが脱走することもあり、白い目で見られ肩身の狭い想いでアロワナを飼育しないといけなくなります。
家族にきちんと理解してもらいリビングに水槽が置けたときには、夜に水槽の灯りだけ付けて眺めていると時間がたつのを忘れてしまうくらい綺麗で水槽を眺めながら最高の晩酌が出来ます。
長々と話しましたけどこれからアロワナを飼育しようと考えている方に少しでも参考にしてもらえればと思います。
最高のアロワナライフを送りましょう。

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