ベンガルは狂暴化する!?噛み癖があり大変で、手に負えないって本当??

ベンガル猫はヒョウのような柄が魅力的ですが、そのベンガルという名前から「ベンガルトラ」をイメージして成長すると凶暴になるとか野生の動物みたいに人に懐かないと、言われていた時期もあったようです。

噛み癖がある、という声はたまに聞くこともありますが実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、ベンガルは狂暴化するのか、また噛み癖についても詳しくみていきます。

スポンサードリンク

目次

ベンガルは手に負えないくらい狂暴?

祖先が野生のヤマネコだからか凶暴化するイメージを持ちやすいですが、何世代にも渡って交配を繰り返してきたことから野生の凶暴さはなく、普通の猫と何も変わりありません。
そのワイルドな外見から想像もつかないぐらい甘えん坊で、とても人懐っこい性格を持っています。
また、普通、猫は幼い子どもが好きではありませんが、ベンガルは子どもや犬とも仲良くできる猫で、家庭の中でみんなと仲良くできる猫です。

ただし嫌なことをされたり、体調が優れない時は自分の身を守るためにも若干凶暴な姿を見せる時があるかもしれません。
それは全ての猫にも同じことがいえますので、ベンガルだけが特別凶暴というわけではありません。

ベンガルはその見た目から狂暴化するというイメージをもたれやすいようですが、見た目とは逆で甘えん坊で人が大好きな猫なのですね!
嫌なことをされて身を守ったり怒るのは猫だけでなく、人間も同じですよね。

スポンサードリンク

嚙み癖などの悪癖をなおすのは大変?

ベンガル猫は人懐っこい性格なので、人にじゃれつくときについつい手に噛みついてしまったり、噛み癖があるようです。
甘嚙みだとまだいいですが、噛み癖があると家具などに噛みついてしまうと大変なことになりますし、子どもに噛みついても大変ですよね。
また、子猫のうちは力加減がわからないので、飼い主の手や足が傷だらけになってしまうこともあるようです。
そのような噛み癖をなおすにはどうしたいいのでしょうか。

・満足するまで遊んであげる
噛む理由としては「遊び足りない」ということがあります。
猫じゃらしなどで遊んでいても、遊ぶのをやめるとがしっと腕に飛びついて噛むことも。
ですので、満足するまで遊んであげましょう。
また、ベンガルのように遊ぶことが大好きな猫はとにかく体を動かしたくてじゃれていることもあります。
お風呂場でシャワーを見せたり、遊んであげたりなどしながら、だんだんとひとりでも遊べる時間を長くしてみましょう。

・低い声で叱る
噛みついてきたらきちんと「ダメ」と落ち着いた声で叱ることが大切です。
その場で少しきつめの低い声で「ダメ」とを繰り返したら、噛んだ瞬間にパッと離すようになるようです。
叱った後はすぐに遊んであげるのではなく、少し間隔を空けると「噛むと遊んでくれない」と覚えて噛まなくなる可能性が高いです。

私も猫を飼っていますが、猫がやってはいけないことをしたときは、霧吹きのスプレーに水を入れておいてそれをかけていました。
私の飼っている猫は水が苦手だったので、ダメなことをしたら水をかけられる、ということを覚えてもらうためにしていました。
そういったことも、一つの手かもしれませんね。
子猫のころからしっかりと噛み癖を治してあげる必要がありますね。

スポンサードリンク

ベンガルをしつけする方法

1.遊びながらしつける
ベンガルは穏やかで社交的な性格でしつけがしやすい猫です。一方で、運動や遊びが大好きです。
賢くて洞察力、観察力も備わっているので一緒に遊びながら「して良いことと悪いこと」をきちんと教えて行けば身につけてくれます。
遊びや運動に飽きて落ち着いたら、トイレや爪とぎのしつけをはじめましょう。

2.怒鳴ったり叩いたりしない
しつける上で一番肝心なのは叱り方です。
ベンガルは体が大きくいかにも野生的ですが、実は穏やかな性格で乱暴に扱われるのを嫌がります。なかなか言うことを聞いてくれなくても、怒鳴ったり叩いたりするのは止めましょう。
大きな声で怒鳴ったりしてしまうのは恐怖心と不信感を与えるだけです。
何か悪さをした場合に、その場で少しきつめの低い声で叱ること。
頭のいい猫なので、たくさん褒めてあげながらしつけをしてあげましょう。
また、飼い主のそのときの気分で叱るのはやめましょう。

3.物を出しっぱなしにしない
物を落としたり噛んだりして飼い主を困らせることが多々あります。
特に注意したいのは、長いコードが猫じゃらしの様に見える電話の充電器。
物を落としたり噛んだりし、誤飲の原因になることもあるので、注意が必要です。

私が飼っている猫も棚に置いているものを落としたりするのが大好きです。
明らかにわざとやっていて飼い主の私の気を引こうとしているのがバレバレです。
普通の猫でもそのようなことをするので、おちゃめでいたずら好きなベンガルはもっと飼い主の気を引こうとするかもしれませんね。
子猫時代にきちんとしつけてあげると、ベンガルは賢い猫なのでダメなことはやってはいけない、と覚えるようです。
ベンガルをしつける際にもベンガルに合ったしつけ方で行っていきましょう。

スポンサードリンク

お迎えする時に気を付ける事は?

ベンガルをお迎えするときには何に気を付けたらいいのでしょうか。
詳しくみていきましょう。

◆広くて動きやすいスペース
ベンガルはとても運動量が多い猫です。
そのため、広くて動きやすいスペースが必要です。
好奇心旺盛で動き回るのが大好きな猫なので、動き回れないとストレスを感じてしまいます。キャットタワーを設置したり、動き回れるスペースを確保してあげるようにしましょう。
防音対策がされていないとマンションなどの場合はご近所に迷惑がかかる場合があります。
マットを引くなり飼い始める時に対策をしておきましょう。

◆一緒に過ごす時間を確保する
ベンガルはとってもフレンドリーで飼い主さんに甘えるのが大好きです。
オス猫はもちろんのことメス猫はクールな性格とはいえ、ほかの猫と比べるととっても社交的で人懐っこくて、飼い主に擦り寄ってきたり、話しかけてきたりと触れ合うことが大好きです。
「仕事で留守がちだけど猫を飼いたい」というケースでは、ベンガルのお世話時間が少なくなり、環境としては不向きと言えます。
飼い主とのコミュニケーションを密に取れて、ベンガルが安心できる環境がおすすめです。

◆トイレのしつけ
トイレには、デザインや形状によっていくつかの種類があります。
平らな底に猫砂を入れるだけというシンプルな「平面タイプ」、猫砂とペットシーツと2段に分かれている「システムトイレ」があります。
初めてのトイレの時は、あらかじめ設置しておいたトイレの中に子猫を静かに入れて「ここがトイレだよ」といったように優しく声をかけてあげましょう。
そうすれば子猫も安心して用をたします。
猫はトイレは割とすぐに覚えるので、そこまで難しくはありません。

ベンガルをお迎えする上で、大事なことはベンガルの運動量を満足できるくらいのスペースやキャットタワーを用意してあげること。
また、とても甘えん坊なので、毎日ベンガルと向き合って遊ぶ時間を確保すること、いうことがわかります。
他の猫も同じかもしれませんが、あまりべたべたされるのは好まず、自分が甘えたいときにかまってほしい、ということが多いです。
甘えん坊だからと言ってあまりにもべたべたすると嫌われてしまう原因になりかねないので注意しましょう。

スポンサードリンク

まとめ

ベンガル猫は祖先が野生のヤマネコだからか凶暴化するイメージを持ちやすいですが、イエネコの血筋の影響からか、じつは穏やかでのんびりした性格です。
子猫から2歳までは活発ですが2歳になった頃から落ち着いてくるようです。
他の猫も子猫時代は活発ですので、特にベンガルが狂暴化するなどはない、と言えます。
子猫の時に、噛み癖をなおしてあげるなどをしてあげれば、ベンガルは見た目のクールさとは違い飼い主が大好きな甘えん坊でおちゃめな性格の猫です。

また、ベンガルはおしゃべりが好きなのでまわりの人間に鳴き声で呼びかけたり逆に人間からの呼びかけに対しても鳴き声で返事をしたります。
とっても愛嬌があり、社交的です。

私が飼っている猫はベンガルではない(ミックス)のですが、よくしゃべります。
鳴くのではなく、ミャミャミャと話しかけてくる、感じなのでこちらも返事をするといった感じです。
猫と会話しているようで毎日がとても楽しいです。

ベンガルはそのワイルドな見た目から狂暴化する、と思われがちですが、そのようなことはないので魅力的なベンガルとの楽しい生活を送ることができるといいですね。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする

スポンサーリンク