皆さんはアクアショップやペットショップで1度は優雅に泳ぐ古代魚を見た事がありませんか?
古代魚といえば一番有名なのが【アロワナ】です(*^-^*)
種類は様々ありますが、一番ポピュラーなのが【シルバーアロワナ】です。
飼育をするには大きいし、若干難しい魚のようにみえますが
しっかり知識を学んでおけば、アロワナの飼育は大丈夫です(^^♪
そんなシルバーアロワナを飼いたい貴方へ!シルバーアロワナについて解説いたします♪
スポンサードリンク
<目次>
シルバーアロワナって?飼育方法や準備物は? |
シルバーアロワナの大きさや成長速度を解説! |
シルバーアロワナは混泳可能かどうか |
シルバーアロワナには希少なプラチナやアルビノが存在する! |
まとめ |
目次
シルバーアロワナって?飼育方法や準備物は?
シルバーアロワナは南米の河川に生息する古代魚で、アロワナ種の中でも細長い身体と綺麗な尾びれ・背びれが特徴で、銀色の鱗におおわれています。
優雅に泳ぐ様子から大人しい魚かと思いきや、ダイナミックなジャンプをして木に止まっていたり水面に浮かんだ昆虫、また泳いでる小魚などを食べたりします(^^)/
シルバーアロワナは比較的安価であり、稚魚ですと¥2000~程度より販売がされています。
比較的アロワナの中でも飼いやすく手が出しやすい事から、初めてアロワナを迎える初心者向けとも言えます。
ただ成長過程が早く体長70cm以上の大きさになる事から、一般家庭では水槽のサイズに苦労する事と、水質によって体調が変化しやすいので2週間に1回のメンテナンスは必須になります。
シルバーアロワナを飼う前の準備物と飼育方法
- 水槽
体長によって段階的にサイズを変えるか、最初から120cm以上の水槽にするのを推奨します。アロワナは大ジャンプをするので飛び出し防止にフタは必須です。
私は稚魚で迎えましたので60cm水槽からスタートし、大きくなってきた段階で大きな水槽に入れ替えました。
家の構造も重要になります。一般的な住宅は180kgが床耐荷重になりますから、もし木造住宅なら要注意です!90cm以上の水槽を設置するとなると、水を入れた重さは180kgぐらいには相当します。
水槽台座の重さも入れたら最大量をオーバーしてしまいます。コンパネを挟むなど底が抜けないような工夫をしなければいけません。
家の作りが鉄筋コンクリートなら床に問題はないかと思いますが、住宅の条件や間取りをよく考えて水槽は選択されるのをおススメします。
何にせよ身体が大きくなるにつれて適切な水槽に変える必要は絶対にあります。 - エアレーション
アロワナにはエアレーションが必須となります。
エアレーションは水槽にあったサイズで設置してください。
エアレーションの役割は大切で、酸欠防止とバクテリアを活性化させる目的があります。酸素が足りていないと水質悪化の原因になります。 - ヒーター(常時)夏場はクーラーが必要
アロワナを飼育する際は温度が重要です。
必ず25℃~30℃の間にしなければなりませんので、サーモスタット(温度の自動調整)がついたヒーターを選んでください。
夏場は部屋の温度が上昇しやすいです。30℃を超えないようクーラーで調整してください。 - 照明
照明に関しては好みにはなります。
シルバーアロワナの魅力はなんといっても美しい鱗ですから、ライトによって魅力が最大限に発揮されます!
水槽にあったサイズでお好みの色合いを選ぶのをおススメします。 - フィルター
フィルターには様々な種類があります。
一番手ごろなのは上部ろ過装置になります。1匹で飼育する場合は上部のみで十分です。
水質にもっとこだわりたい、汚れをあまり出したくないなら外部やオーバーフローも検討されるのをおススメします。
オーバーフローは費用はかかりますが、導入すると水の汚れを気にする度合いが減りますので、世界が変わります(^^)/ - 水や水質調整剤(カルキ抜き、バクテリア材)
まず水を作る場合は調整剤は必須です!
水質はアロワナ類を飼育する際に最も重要な要素です。
ph(ペーハー)の維持は必要不可欠ですので、基本的にはph6.2~7.0を保つようにしてください。
どちらに傾きすぎてもいけません。偏りすぎは急激に元気がなくなり場合によっては死に至るphショックが起きる原因となります。
水が綺麗すぎてもphショックはおきます。丁度いいバランスが大事なので常に水質には気を配りましょう。
餌やフンで汚れすぎると酸性に傾きすぎたり、元々の水道水がアルカリ寄りな場合もありますから、まずは水道水のphを知りましょう。 - 餌(赤虫・クリル・生き餌)
餌はアロワナの成長をみて、朝晩適度なサイズをあげるのが最適です。
バランスよく大きくしたいなら冷凍赤虫を積極的にあげつつ、クリルも食べさせてください。
なるべく小さくゆっくり育てたいならクリルのみの飼育も可能です。
ですが栄養が偏りがちになりますので、できるだけ生き餌や赤虫はあげるようにしましょう。 - 水槽のフタのおもり
アロワナは大ジャンプをした際、フタを押しのけて水槽から落ちてしまう事故がたまにあります。なので必ず砂袋や石などでおもりを乗せておきましょう。 - 水槽の台座
よく、テレビ台の上で飼育する方がいると聞きますが
それ用に設計されていないテーブルを使うのは、家具のへこみが起きたりそもそも水槽の重みに耐えきれずに壊れたり、おススメできません。
水槽を乗せる事を前提として作っている専用台は必ず買いましょう。 - ph測定器
デジタルもありますし、ペーパー(紙)もあります。
使いやすいのはペーパーですが単価が高いです。
適度にphは測定する必要がありますから、必ず用意してください。 - 掃除道具
網、スポイド、水替え用のポンプ、ピンセットなどなど
必要に応じて用意しましょう。
私はアロワナ飼育の際に買ってよかったと思ったのは、灯油用の自動ポンプです。
巨大な水槽だと手で水を抜くのにかなり時間がかかってしまう為、できるだけ自動で水を吸い上げれるように導入しましたが、とっても便利です(*^-^*)
あとはアロワナに赤虫をあげる時はピンセットで赤虫をつまんであげるのがいいですね。
ただ水の上に落とすと床底に落ちて行ってアロワナは気づきません。
あと、冷凍赤虫をお湯で解凍するときに茶こしがあると便利ですよ!
茶こしに冷凍赤虫を入れてお湯をかけると、ちゃこしに赤虫が残るのでつまみやすいです。
ざっと必要なものと、飼育方法のご説明でした(^^♪
あと、突然の事態に備えて用意しておきたい重要アイテムがあります!
【塩】と【カキガラ】です。
仮にphショックが起きるとアロワナはどうなるかというと、尾が下がりうまく泳げなくなります。
次第に餌も食べなくなり、ついには泳げなくなる事も。
そういう時は塩を使った塩浴をしつつ、カキガラを入れて水質を中性まで戻す作業が必要となります。
この2つは一度はお世話になるグッズですので、覚えておくといいかもしれません(^^)/
スポンサードリンク
シルバーアロワナの大きさや成長速度を解説!
大きさは冒頭でもちょっと触れましたが、1年で70cm以上になります。
最大で100cmまで行くこともあります。
稚魚のうちは大体15cm未満
バランスよく餌をあげていたら6か月ぐらいで20-30cmにはなるかと思います。
その後は餌の具合によりますが、私の場合はゆっくり成長を楽しみたかったのでクリルメインに与えて、6か月過ぎた頃に大体20cmにはなりました(^^♪
環境に左右されます。
成長速度が早く、寿命は約10年~ぐらいですので、長いお付き合いになりますよ!
シルバーアロワナは混泳可能かどうか
基本的には混泳させない方がいいです。
縄張り意識が強く、アロワナ同士ですとお互いを攻撃してしまいます。
あとは多種の魚やエビを入れたい方は、まず生き餌として食べられてしまいますから諦めましょう!
慣れた方は混泳させたりもできますが、最初は基本的に1匹に1水槽で楽しむのをおススメします。
シルバーアロワナには希少なプラチナやアルビノが存在する!
シルバーアロワナには【プラチナ】と呼ばれる美しい白く輝く鱗をもつタイプがいたり、中には【アルビノ】といって色素が薄い品種もいます。
アルビノの概念は難しく、目が赤い【リアルレッドアイ】と【ブドウ目】と呼ばれるタイプがいます。
後者は目が黒く一見アルビノに見えませんが、角度によっては赤くも見えるようです。
プラチナは非常に高価であり、最初は手が出ません…
アロワナリストの憧れでもあり、最終的には皆さん購入されて飼育されていたりします(^^)/
アルビノに関しては値段も¥16000~ぐらいで売られているため、手が出しやすいかと思います。
アルビノだから身体を壊しやすい、などはないようです。
基本的にアルビノは稚魚のうちは身体がとても敏感なのですが、大きくなるとアルビノだからといって成長が遅い、敏感になりやすいという事はなくなります。
スポンサードリンク
まとめ
シルバーアロワナは飼いやすい方なので、素人の方でも導入にはもってこいだと思います!
水質に非常にうるさいので、ちょっと水質に変化があると餌を食べないなどすぐに症状として現れます。
そうなると水替えをしたり手間がかかりますが、それがまた愛着わきますよね!
物音などに敏感だったりするので、できるだけアロワナと接する時は騒がしくしない方がいいでしょう♪
初めは皆さん失敗しやすいですが、経験を積むと管理も楽になってきますから諦めない心が大事です(^_-)-☆
皆さんよきアクアライフをお送りください!