みなさん、スローロリスというサルをご存知でしょうか?名前は聞いたことなくても、見れば、「あーこのサルなら知ってる」という方も、いらっしゃると思います。
見た目は小さなサルで、とにかく目が大きいのが特徴的です。
大きな目をもったスローロリスは、とにかく可愛らしくて、守ってあげたくなるような存在です。大人のスローロリスでも、まるで赤ちゃんのように見えます。
やはり珍獣の仲間に入るので、あまり見かけないスローロリスですが、ペットとして飼えるのです。こんなかわいいサルがペットして飼えるならぜひ飼いたいと思いませんか?今回は、スローロリスの飼い方を中心にご紹介していきたいと思います。
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目次
<目次>
かわいいスローロリスはどんなサルなの? |
スローロリスをペットとして迎えたい!値段はいくらなの? |
スローロリスの飼い方について |
スローロリスを飼育するうえでの注意点!気を付けたい病気について |
まとめ |
かわいいスローロリスはどんなサルなの?
スローロリスは、小型のサルで大きくなっても2kgくらいにしかなりません。胴体がまんまるとしており、顔は平たく、大きな目を持ちます。胴体が太いので、ずんどうな体型に見えます。
サルのなかでは珍しいのですが、しっぽは退化して、ありません。
全体的に、モコモコとした毛皮をもち触り心地もとても気持ち良いです。
目の周りは黒色に覆われており、鼻から額にかけて白い毛になっています。後頭部から背中にかけては黒色の線のようになっています。
野生のスローロリスは、ほとんど木の上で生活しており、夜行性で、食事は果実や木の実、昆虫など…雑食になります。
動きが特徴的で、サルはすばしっこいイメージですがスローロリスは、動きがゆっくりしていて、木と木の間の移動も静かに行うのです。
二本の足だけでぶらさがっていることができ、その姿はまるでコウモリであると言われています。
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スローロリスをペットとして迎えたい!値段はいくらなの?
スローロリスは、ハムスターやウサギとちがって珍しい生き物であり、入手するにも簡単に手に入らないと言われています。
リスザルや、マーモセットなどのペットとして飼えるサルの中でも特に、スローロリスはなかなか見つからないことが多いです。
入手する方法としては、やはり珍獣を取り扱っているペットショップに出向くのが一番手っ取り早いかと思います。
それでは、実際いくらかかるのか…生体の費用ですが、だいたい50万から60万になり、ベビーですと、100万かかることもあるそうです。
やはり珍獣だけあって高いイメージを持ちますが、犬や猫もそれくらいする生体もいますから、ベビーは高いですが、アダルトのスローロリスであれば手の届かない値段ではないかな?と思います。
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スローロリスの飼い方について
スローロリスの飼い方について説明していきたいと思います。
飼育に必要なものは以下になります
- ゲージ
高さのある、大きいゲージが必要です。
- 木
もともと木の上で生活しているので、登り木を用意してあげましょう。
- 寝床
安心して寝られる場所を用意します。
- 給水器
覚えれば、給水器で水を飲んでくれるようになります。
- 暖房器具
スローロリスは寒さに弱いので冬場は、ヒーターなどうまく使いましょう。
- エサ
モンキーフードや、果物、野菜が中心になります。動物性たんぱく質としてコオロギやミルワームを与えることもあります。
スローロリスは特殊なゲージが必要なので、ペットショップによっては取り扱っていないところもあるので、事前に問い合わせてみましょう。
まずば、飼育に必要なものを全部用意してから、生体を購入するようにします。
エサに関しては、ドッグフードみたいなモンキーフードに、リンゴ、サツマイモ、ニンジンなどの野菜を与えます。
手で持ちながら、いい音をたてて食べますよー!
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スローロリスを飼育するうえでの注意点!気を付けたい病気について
ペットショップでもある程度慣らしてくれてはありますが、飼育環境が変わるのでストレスを感じてしまいます。
まずは環境に慣らすことからゆっくり始めましょう。大きい音なども敏感に反応しますので静かに見守ってあげます。
スローロリスのかかる病気について説明いたします。
- 風邪
人間の風邪がうつる可能性があります。
- 下痢
ストレスや、食べ物が原因のものが多い。
- 熱中症
暑さによって、ひきおこされます。
- くる病
サルなどの霊長類が引き起こす、ビタミンD欠乏症です。スムーズに動き回っていたのが急に鈍くなったりします。栄養バランスを考えた食事が大切です
こういった、病気にも注意しながら、飼っていきましょう!
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まとめ
ズングリむっくりな体型で、目がパッチリしたスローロリスは、動きもゆっくりでナマケモノのようです。
こういった仕草などがとても可愛らしいので、人気が高くなってくるでしょう!飼育に必要なものはいろいろ揃えないといけませんが、飼い方はそんなに難しくはありません。
ストレスを与えないようにゆっくり慣らしていくことが大切になります。
毎日のエサもバランスのよい、栄養がしっかりしたエサを与えることで、免疫力アップにつながるでしょう。