淡水カメがなる最大の大きさは?海水でも生きていけるのかや種類と飼育は?

 皆さんは、カメについてどのくらいのことを知っていますでしょうか?

カメは、両生類から進化した爬虫類です。カメ類の祖先は、今からおよそ2億年前にすでに存在していました。現在は、陸生(リクガメ)・水生(ミズガメ)・陸水生のパターンで存在し、その多くは、水からあまり離れずに生活しています。そして、すべての種の胴体に甲羅がついているのが特徴です。カメにも色々な種類がいますが、今回は淡水カメについて、ご紹介をしたいと思います。

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目次

目次
淡水カメの種類について
淡水カメの平均のサイズ・最大の大きさになる種類について
淡水カメは飼育できるの?飼育に必要なものや費用について
淡水カメは海水でも生きていけるの?
まとめ

淡水カメの種類について

 現在、日本で確認されている淡水カメは20種ぐらいだと言われています。これは、繁殖しているカメだけでなく、日本で見つかったカメの種類です。その中でも、日本の固有種といわれているのは、イシガメとリュウキュウヤマガメの二種類のみだと言われています。日本の固有種以外の亀は、外来種になります。何らかの理由により、海外から日本に渡ってきた(持ち込まれた)カメです。ミシシッピアカミミガメやクサガメ、ミシシッピニオイガメや、スッポン、ワニガメ(カミツキガメ)など様々な種類が生息しています。

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淡水カメの平均のサイズ・最大の大きさになる種類について

 調べていくうちに、淡水カメにも色々な種類がいることが分かりました。このカメ達は、成長するとどのくらいのサイズになるのでしょうか?カメの成長サイズについて調べてみることにしました。

 ミシシッピニオイガメは平均10cmぐらいに成長します。ニホンイシガメのオスは小さめで平均10cm、メスは少し大きめで平均17cm、リュウキュウヤマガメは平均15cmくらい、クサガメは平均20cmぐらい、ミシシッピアカミミガメやスッポンは平均30cmぐらいの大きさに成長します。大きいサイズの淡水カメですと、ワニガメ(カミツキガメ)などがいます。ワニガメは成長すると最大で平均80cmぐらいの大きさに成長します。このように、種類によって成長する大きさにも、かなりの違いがあることがわかりました。

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淡水カメは飼育できるの?飼育に必要なものや費用について

 ここで、ペットとして飼育できる淡水カメを、何種類かご紹介したいと思います。まずは、小さくてかわいい、ミシシッピニオイガメについてご紹介したいと思います。ミシシッピニオイガメは、雑食性で寿命はおよそ15年から最長で25年程生きるといわれています。生体は3000円から5000円で購入することができます。温厚な性格で、飼い主にエサを求める姿を見せたりすることもあります。

飼育に必要なものは、60cm程の水槽と、水質をきれいに保つためのろ過フィルター、温度管理をするためのヒーターと陸の設置、ホットスポットを用意するために、紫外線ライトとバスキングライトの2点を購入してあげて下さい。初期設定にかかる費用は約4万円ほどのようです。

 ニホンイシガメも雑食性です。基本的に大人しい性格ですが、最初は臆病で警戒心が強いため、あわてずにゆっくりと、優しく接してあげて下さい。水質の悪化に弱いため、こまめな水替えが必要です。必ず陸を作り、ホットスポットを用意してあげましょう。生体は3000円から5000円ぐらいから購入することができます。寿命は20年から30年ぐらいです。

飼育に必要なものは、ミシシッピニオイガメとほとんど変えありませんが、水槽のサイズは90cmぐらいをお勧めします。フンの量が多いため、砂や砂利などは入れない方が、掃除をしやすいと思います。初期設定にかかる費用は約3万円ほど考えておくといいようです。

 クサガメも雑食性になります。性格は温厚ですが個体差があり、懐くのに時間がかかる場合もあります。カメとコミュニケーションをとっていく中で、段々と懐いてくるようです。寿命は20年ほどで最長で40年程だといわれています。生体の値段ですが1500円から3000円購入することができます。

飼育に必要なものは、90cmの水槽と、水質をきれいに保つためのろ過フィルター、温度管理をするためのヒーターと、石や流木による陸の設置、ホットスポットを用意するために、紫外線ライトとバスキングライトの2点を購入してあげて下さい。初期設定にかかる費用は、3万円ほどかかると思います。

スッポンも雑食性です。基本的に臆病で気が荒い性格をしています。通常砂の中にもぐって生活をします。肌が弱く皮膚病になりやすいため甲羅干しをしてあげる必要があります。飼育スペースに陸を用意しホットスポットを用意してあげて下さい。寿命は30年程といわれています。生体は1500円程で購入することができます。

飼育に必要なものは、90cmの水槽と、水質をきれいに保つためのろ過フィルター、温度管理をするためのヒーターと、石や流木による陸の設置、ホットスポットを用意するために、紫外線ライトとバスキングライトの2点と、砂の中にもぐることを好むため、ボトムサンドのようなサラサラの砂をスッポンの甲羅が隠れるぐらいの深さまで、入れてあげて下さい。初期設定にかかる費用は、約3万円ほどかかると思います。

他にも飼育可能なスッポンモドキやジーベンロックナガクビガメなどもいますが、入手が困難な状態です。ミシシッピアカミミガメやワニガメは特定外来生物に指定されているため現在入手することができなくなっています。

エサについてですが、固形のカメ用のエサが販売されています。カメのサイズによって、食べやすい粒の大きさの物を選んであげて下さい。飼育に必要なものは、カメの種類のよって異なります。飼育環境を整えるために、水槽の購入費用やレイアウトなどにかかる費用などを調べてから、カメを購入するようにしていただけると、いいと思います。 

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淡水カメは海水でも生きていけるの?

 淡水カメが、海水でも生きていけるのかを調べてみました。

淡水のカメは、汽水域に生息する種類以外、海水で生きていくのは、難しいのではないかということが分かりました。海水につけてすぐに死んでしまうわけではないようですが、そこに生息し続けるのは、生体にとってはよい環境ではないという考えの方のほうが多いようです。

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まとめ

 今回は、『淡水カメについて』ご紹介をさせて頂きました。「飼育してみたいな!」と思う種類は見つかりましたでしょうか?

昨今、飼育が困難になり、池や湖や川などに放流してしまう人が増えています。そのため、生態系に影響が出ています。カメは基本的に長生きをする生き物です。きちんと命を終えるまで飼育できるかどうかを考えてからカメを購入していただけたらと思います。

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