モモンガの鳴き声は?鳴き声の意味や対策法とは?

モモンガと言えば木々の間を自由気ままに滑空する動物を思い浮かべますよね?

夜行性動物に見られる大きな目と、その可愛らしいちっちゃな体がペットとして大人気です。

今回はそのモモンガについての「鳴き声」を取り上げていこうと思います。

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<目次>

モモンガの鳴き声ってどんなもの?
フクロモモンガってどんな種類?その鳴き声は?
アメリカモモンガってどんな種類?その鳴き声は?
飼育する際必要な防音対策は?
まとめ

目次

モモンガの鳴き声ってどんなもの?

フクロモモンガ
アメリカモモンガみたらし(♂)きなこ(♀)同棲中 (@mitarasikinako3) / Twitter
アメリカモモンガ

まず大前提として国内で飼育可能なモモンガは2種類です。

オーストラリアなどに生息する有袋類の仲間「フクロモモンガ」と北アメリカ大陸に生息する「アメリカモモンガ」です。

この2種に共通しますが子犬を更に小さくした様な甲高い声を出します。ですが鳴き声そのものの大きさは「うるさい!」と言うほどではありません。

2種とも非常に多彩な鳴き声でコミュニケーションを取ります。

ただ後に話しますが2種とも夜行性です。夜に活動するということは夜に良く鳴くという事です。

この点が少しだけネックになります。

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フクロモモンガってどんな種類?その鳴き声は?

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出典 ドキドキペットくん – DK2P Blog( http://blog.livedoor.jp/doki2pet) 育児嚢内の子供

フクロモモンガは実は一般に知られているモモンガとは異なる動物です。

「有袋類」という言葉を聞いたことがありますか?カンガルーが有名ですね。
育児嚢と呼ばれる袋で赤ちゃんを育てる哺乳類の総称です。

フクロモモンガは正式には有袋哺乳類のフクロモモンガ属の仲間で、リスの仲間のモモンガ属とは分類上全く異なります。

他の有袋類同様赤ちゃんは未熟児状態で産まれ、母親の育児嚢で育てられます。

後に述べますが、ある事件をきっかけにモモンガ属には強い輸入規制がかけられています。

その為パッと見似た様な特徴を持つフクロモモンガが国内ではペットとして主流なのが現状です。

気になる鳴き声ですが「威嚇」「孤独」「喜び」「甘え」の4パターンが主です。

  • 「威嚇」攻撃手段である歯を小刻みに動かし怯えた様子で「ガチガチ」といった音を出します。
  • 「孤独」犬の様に「ワンワン」とか細く鳴きます。
  • 「喜び」「プクプクプク…」と断続的に呟く様に鳴きます。
  • 「甘え」「シャーシャー」と鳴く時は最大限の愛情表現です。繁殖期にもこの鳴き方をとります。

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アメリカモモンガってどんな種類?その鳴き声は?

アメリカモモンガ
出典 Wikipedia

アメリカモモンガは齧歯目リス科モモンガ属の動物です。国内種のエゾモモンガなどと同様こちらが分類上では正統なモモンガに位置付けられます。

国内で唯一飼育可能なモモンガでもあります。

モモンガが極端に入手が困難な理由はとある事件が原因です。

2005年静岡で、ある動物取扱業者が「人畜共通感染症」である「レプトスピラ症」をアメリカモモンガ起因で発症しました。

このため国内ではモモンガを始め海外の齧歯類の輸入規制が厳しくなります。

現在販売されている個体は国内ブリード個体か、数々の規制をクリアしたごく少数の輸入個体です。

販売金額・希少性共にかなりのレベルの種類だと認識して下さい。

飼育する最大のメリットは鳴き声が人間の可聴範囲にない、つまり超音波だということです。

そのため、こと鳴き声に関してはたまに「キィ」「チュイ」などど聞こえる程度です。

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飼育する際必要な防音対策は?

まずアメリカモモンガは前述の通り鳴き声に関して全く防音対策は不要です。

ただフクロモモンガにも言えますが夜行性の動物です。本来森林を縦横無尽に動き回り運動量も豊富です。

ケージ下にマットを敷いたり、夏場でも窓を閉じておくなど、最低限の気遣いは必須でしょう。
アパートなどの集合住宅なら尚更です。

かなり強引な手ですが人工的に昼夜逆転させてしまう方法もあります。

昼間はケージ内を暗くし室内カーテンを閉め、夜は室内灯や蛍光灯などを使いモモンガに昼夜を誤認させる方法です。

一歩間違えれば動物虐待にも繋がりかねませんが、意外と古くから専門店などでは行われています。

ただ肝心の人間の生活に支障をきたすので、覚悟を決めて行いましょう。

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まとめ

2種ともまだペット化の歴史が浅く野生の血が強い種類です。人間側が歩み寄る飼育が不可欠です。

ただフクロモモンガは人工哺乳から育てると飼い主のライフサイクルに馴染む個体も出現すると聞きます。

両者ともかなり人馴れする種です。彼らの性格を尊重し、大事に飼育してあげましょう。

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