ハツカネズミの由来・生態・歴史とは?

多くのネズミの種類の中でも、ペットとして大変親しまれているハツカネズミ。
人に懐きやすく、愛くるしいその姿は癒しを与えてくれます。
今回はハツカネズミの由来・生態・歴史とはどのようなものなのかについてご紹介します。

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目次

ハツカネズミの由来とは?

そんなハツカネズミ。名前が気になった方も多いのではないでしょうか。
ハツカネズミの由来には驚くべき秘密が隠されています。
その理由は・・

<20日で生まれるから>
ハツカネズミの「ハツカ」は20日で生まれることが語源とされています。
様々な諸説がありますが、妊娠期間が20日だからという説が最も有力です。
人間が妊娠から出産にかかるまでの日数は10月10日といわれますが、実質9か月と少し。
出産までに長い日数が必要な人間と比べると20日で妊娠出産のサイクルを終えるハツカネズミには驚きますよね。

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ハツカネズミの特徴

ハツカネズミの特徴は歯が一生伸び続けるという特徴があります。
そのため固いものをかじることで、歯を適切な長さに保っています。
もし、歯が伸び続けてしまった場合、前歯が皮膚を貫通して食事の邪魔となり、最悪の場合には死に至ります。

これはハツカネズミに関わらず、ネズミ科に属する生き物全てにおいてもそうです。

さらにハツカネズミならではの特徴もあります。それは体の大きさ。
街で見かけるドブネズミのサイズはおよそ20㎝前後ですが、ハツカネズミはとても小さく、7cmほどしかありません。
さらなる特徴を上げると身軽な身のこなし。体が軽いため、どのような場所も登ることができ、長い尻尾で上手にバランスを取ることで綱渡りなどもすることができます。
またペットとしての特徴をあげると人に懐きやすいという特徴があります。

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ハツカネズミの生態

ハツカネズミの生態についてご紹介します。
ハツカネズミの寿命は約1~2年で、上記で述べたように20日ほどで出産を行うため、1年間には6~10回程度出産を行います。
1度の出産で6~7匹程度産むので年間に6回出産を行ったとすると、最低でも36匹増えます。
ネズミ算と呼ばれるほど、ネズミ科に属する動物の繫殖力はとても強いのです。
また、知能が高いのもハツカネズミの特徴です。
一度は目にしたことがある方もあると思いますが、ハツカネズミ用に迷路を作成すると、コースを覚えてゴールまでたどり着くハツカネズミも居ます。
また小柄な体を活かし、ありとあらゆる場所に登るのが上手なため、脱走の達人でもあります。飼育の際には注意が必要です。

このように新たな命を生み出す力と賢い頭脳、小柄で高い身体能力を持ち合わせるのがハツカネズミの生態です。

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ハツカネズミの歴史と人間との関わり合い

ハツカネズミにはどのような歴史があるのか、またいつから人間と関わり合いを持つようになったのか。それは遥か昔の出来事です。
日本で旧石器時代と呼ばれる太古の昔、テントのような簡易的な住居で移り住んでいた人類は獲物や木の実を求めてありとあらゆる場所に移り住んでいました。
この頃からネズミは存在していて、人の食べ物を狙って盗み食べていたり、はたまた人間の食料として食べられていた歴史もあるといわれています。
さらに時代が進み、日本の江戸時代にはネズミがペットとして飼われるようになっています。
江戸時代の関連書籍にはネズミが登場していることも多く、金魚や犬のように飼育されていたと記されているものもあります。
このように人間とネズミの歴史はとても長いのです。
こうした長い長い歴史の中でネズミは様々な場所で種類や形が変わり、人間のペットとして飼われるようになりました。
ハツカネズミはそのように暮らしていたネズミの子孫です。

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まとめ

長い年月を得て、ペットとして親しまれるようになったハツカネズミ。
繁殖能力が高く、賢く、人に懐くことが特徴で、ペットとしての飼育が行われるようになりました。
そんな人間との長い歴史のあるネズミの子孫であるハツカネズミ。
ペットにするにはおすすめの動物なのでぜひ飼われてみませんか?

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