哺乳(ほにゅう)綱齧歯(げっし)目ネズミ科に属すハツカネズミは、ねずみの仲間です。
雑食でなんでも食べるといわれているハツカネズミ。その中には虫も!?
今回はそんなハツカネズミの餌や量・頻度についてご紹介します。
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目次
ハツカネズミの餌や種類は?
まずはハツカネズミの餌や種類についてご紹介します。
ハツカネズミは雑食性のネズミです。
そのため穀物・野菜・果物・昆虫などありとあらゆるものを食べます。
ハツカネズミを飼育する場合、主食には市販されているマウス用のフードや、ペレットがおすすめです。
またこの他にも、ハムスター用の餌や、ドッグフードなども食べることができますが、栄養価が心配な場合には専用のものを与えることをおすすめします。
おやつを与えたい場合にはサツマイモ・かぼちゃ・小松菜など菜っ葉類・種子(ひまわりの種・かぼちゃの種・ナッツ類)などがおすすめです。
おやつを食べる姿を見ることはとても楽しいですが、あくまで補助食としての目的で与えるので、与えすぎには注意が必要です。
また上記で昆虫も食べるとご紹介しましたが、与える際にはミルワームやコオロギがおすすめです。
ミルワームとは、釣りの餌としても使用されるゴミムシダマシ科の幼虫で、市販の場合生き餌と、乾燥タイプがあります。
コオロギについても専門店で冷凍タイプ・生き餌タイプなど様々なものが販売されています。
虫を与える場合も、ペレットなど栄養価が高い餌を主食としている場合にはおやつ程度に与えるようにしましょう。
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ハツカネズミに虫を与える必要性と虫の栄養素
ハツカネズミに虫を与える必要性は特段ありません。
しかし虫には様々な栄養素が含まれること、消化の良さ、タンパク質やカルシウムが多く取れるという多くのメリットがあります。
さらに虫の場合は価格も安く入手がしやすいこと・保存性が良いので扱いやすいものでもあります。
前の説でご紹介したように主食にペレットを与えていれば、あえて与える必要はありません。
しかし瘦せている個体、弱っている個体などに与えると高い栄養を取ることができます。
コオロギとミルワームの栄養価を比較すると、そこまで栄養価に差は無いですが、
脂肪分が多いのがミルワーム、コオロギは脂肪分が少なく、カルシウムの量が多いということがあげられます。
お好きなものをおやつ代わりに与えてみると良いでしょう。
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一回の餌の量や頻度
一回に与える餌の量や頻度についてご紹介します。
餌はペレット状であれば2~3日は持ちます。
餌の容器またはそのままの状態(ばら撒き)で数日分まとめて入れる、減れば足すというサイクルで大丈夫です。
そのため短期間の外出で家を空ける際も安心です。
餌以外に注意点を上げるならば水の管理です。
与えるには水道水で問題ないですが、給水機の水は2~3日に1回はすすぎ洗いをして、新鮮な水を入れておき、切らさないようにしましょう。
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餌を与える上で注意すること
餌を与える上で注意することがあります。
栄養価の高いおやつの与えすぎは太ってしまったり、栄養の偏りが原因で病気になる可能性があるため、与える頻度や回数に気を付けましょう。
また、与えると危険な食べ物もあります。
以下の食べ物はハツカネズミにとっては毒となる場合があるので与えないように気を付けましょう。
- ネギ類(玉ねぎ・長ネギ)
- ニラ
- じゃがいも
- アボカド
- アルコール
- カフェイン
- 果物の種
また、これ以外にも人間の食べ物はハツカネズミにとっては、
塩分や脂質が高すぎて病気になる危険性があるので与えてはいけません。
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まとめ
以上のように今回はハツカネズミの餌と与え方についてご紹介いたしました。
餌はペットショップ、ドラッグストアなどでも購入可能です。
また、青果店などで売られている野菜や果物をおやつとして購入してみることもおすすめです。
またこの他にも昨今ではネットで販売されている餌も沢山あります。
ネットなど通販の場合届くの早いので買いに行く手間がないことがメリットでもあります。
お好きな餌・おやつを与えて、ハツカネズミの飼育をお楽しみください。