犬が顔と脚や口を舐める理由は?犬のスキンシップについて!

 ワンちゃんの多くは、顔や足、口などを舐めてくることでスキンシップを取ることはありませんか?
人だけでなく、相手のワンちゃんにも同じように舐めたり毛づくろいの様に、自分の体をなめている様子など様々な姿を見たことがあると思います。
 そういったワンちゃん達の行動ですが、どういった意味やがあるのかについて、述べていこうと思います。

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目次

目次
犬が舐めてくる理由は?
犬が舐めてくる意味は?
犬が舐めてくることの注意点は?
犬のスキンシップは?
まとめ

犬が舐めてくる理由は?

 犬にとって舐める行動は感情表現や欲求を伝える手段として使っています。
 子犬の頃は母犬の口元を舐めることで、”ご飯が欲しい”のサインとして使っており、母犬は子犬を舐めることで血行を良くしてあげるなど、『舐める』という行為は犬同士ではとても大事なコミュニケーションの手段となっております。

安心しているため

 飼い主や家族に対して信頼を表す、愛情表現の一つとして手や顔を舐めてきます。

遊んでほしい時のアピール

 テレビを見ていたり、雑誌などを見ている時やパソコンなどで作業をしている時などに、足や手などを舐めてきて邪魔をされたことなどはありませんか?
そんな時は、ワンちゃんが退屈になり遊んで欲しいと意思表示しているのかもしれませんね。

相手をなだめている

 犬は自身の体や手を舐める事で、ストレスを緩和させることできるそうです。
 周りに他の犬がいる場合は、「カーミングシグナル(犬同士のコミュニケーション手段)」を使う事で、相手に自分の気持ちを伝えるそうです。

 例えば興奮しているワンちゃんが相手である場合、相手を舐めることで飼い主や相手のワンちゃんに対しても、「落ち着いて」とメッセージを伝えています。

匂いを確認している

 犬は気になる匂いがある場合は、嗅覚だけでなく舐めることで味覚の方でも、匂いを確認することがあります。
食べ物以外でおもちゃや手などを舐めてくる場合は、臭いが気になって舐めている可能性があります。

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犬が舐めてくる意味は?

 犬が舐めてくる場所や犬同士で舐め合う時では、それぞれ意味が異なってきますので、それぞれの意味を簡単に述べさせて頂こうと思います。

手を舐める時

 甘えたいときや、遊びたいときのアピール手段として舐めてきていることが多いです。
 飼い主より撫でてもらったり、おやつをくれたりする飼い主様の手は、犬にとってはとても愛情を感じることができる場所となっております。
 そのため愛犬が飼い主の舐めてくる行為は、信頼しているという証の行為になります。

 逆に撫でようとすると、噛みつこうとしたりうなってくる場合は、飼い主を含めて誰かに叩かれたり、嫌な思い出がる事でそういった行動を起こすことがあります。
なので、普段から「人間の手は良い事をしてくれる」と思ってもらうために日ごろから気を付けなければいけません。

足を舐めてくる時

 家の中を裸足でいると、愛犬に足を舐められることはありませんか?
そういった行動をする時は、「遊んで欲しい」時に起こす愛犬からのサインであることが多いです。
 または、飼い主が好き過ぎてアピールしていたり、特定の人にだけやる場合は好みの匂いが好きな場合にも同じような行動をとる場合があります。

顔を舐める時

 犬が顔を舐めてくる場合は、目上の人や犬に対して敬意を示すために行っている可能性があります。
なので、飼い主の顔を舐めてくる際に嬉しそうにしている際は、愛情表現していると考えてもいいかもしれませんね。

犬自身が体を舐めてる時

 犬はグルーミング(毛づくろい)のために、自分自身の体を舐めることがよくあります。
食事の後に、口の周りを舐めたりする行動もその一つになります。

しかし、長時間もしくは頻繁に同じ個所を舐め続ける場合は、皮膚病やストレスのサインである可能性もあります。
 その為、愛犬の様子を普段からよく見てあげて、ストレスの原因を取り除いたり、皮膚病などの体に変化がある場合は、速やかに動物病院へ来院して獣医師に相談することをオススメします。

犬同士での舐め合いの時

 散歩中などに他の犬と出会った際、あるいは多頭飼いしている際は、犬同士で舐め合う行動が見られます。
 成犬同士がお互いの顔を舐め合う場合は、相手に敵意がないことを確かめ合う行動と考えれるため、同居犬や知り合いの犬同士であれば、愛情や仲間意識を伝えるコミュニケーションになります。
 また、散歩中にほかの犬と出会った際に、相手のお尻にの匂いを嗅ぎながら、舐めてくることがありませんが、その行動の意味としては、肛門腺が発する強い臭いを嗅ぐことで相手の情報を得ようとしています。
 しかし、その行動の延長としてしつこく舐めるなどで行動がエスカレートしそうな場合は、すぐに引き離してトラブルにならないように配慮しましょう。

 一方として、母犬が子犬を舐める際は、子犬を綺麗にしたり排泄を促したりするなどの「スキンケア」の意味合いや、ストレスなどの軽減にもつながるため、心が安定するともいわれています。

犬が床を舐める時

 飼い犬が家の床や家具の匂いを嗅いだり、舐めたりする行動を見かける事があります
 その理由として考えられるのは、家族が食べ残したものの味やにおいが残っているケース多いため、衛生面の観点から考えて、食べこぼしはきちんと拭き取ることが大切です。
 家具などを舐めている場合は、そこに犬が気にする匂いがついている可能性があるため、しっかりと掃除をして気になる匂いをなくしてあげましょう。
 消臭剤を使用する場合には、犬の健康に配慮している商品を選ぶようにしましょう。

 そのほかの理由として、退屈しているか、ストレスの表れとも考えられます。
その為、そのような様子が見られる場合は、犬と触れ合う時間を意識的に増やしたり、住環境にストレスの原因がないかを考えてみるといいかもしれません。

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犬が舐めてくる注意点は?

愛情表現の一つである「なめる」という行動ですが、場合によっては細菌感染の可能性がある事を、正確に把握しておかなければなりません。

犬に口元などが舐められた際に、そこから細菌に感染したことで、健康被害が及ぶ可能性があります。
特に愛犬が使っている食器を使用して食事をしたり、よく口に入れているものなどもよく注意して避ける必要があります。

特に疲れている時や、免疫力が落ちている時などは、最近完成しやすいので注意が必要なので、日ごろから健康管理をしっかりするようにしましょう。

犬から感染する可能性のある病気

パスツレラ病

パスツレラ菌は、犬や猫の口腔内常在菌として保有している一つです。
普段から犬の口内にいる常在菌なので、あまり心配する必要はありません。
しかし、愛犬が飼い主の口元を舐めることで、犬から人へと感染する可能性がありますし、噛まれた際にも同様な注意が必要となります。
人がパスツレラ菌に感染すると、感染箇所が赤く腫れあがったり、呼吸器や皮膚などに炎症を起こすなどの症状が現れます。

カンピロバクター症

カンピロバクター症は、通常は豚や鶏、牛の腸内の方に分布しており、重症化すると犬も下痢を起こすことがあります。

感染する可能性としてましては、汚染された食品や水を口にすることで発生する食中毒と、感染している動物と接書することによって発生する動物由来感染症に分けられます。
空気感染に関しましては、空気中での長時間生存できないため、人から人へ感染する事は滅多にありません。

カンピロバクターは、犬や猫に舐められて感染するわけではありませんが、犬や猫の体に菌が付着していることに気づかず、知らずに撫でてしまった後や、感染した子のウンチを片付けている時に感染する可能性があるので、愛犬や愛猫のトイレの掃除をした際や撫でた後は、念入りに手を洗うようにする必要があります。

また、パスツレラ菌と同じように肉類を食べたことにより感染することが多く、その中でも鶏肉の過熱が十分にされていなかったり、生で食べた事によって感染することがほとんどです。

人に感染した場合は、下痢や腹痛、発熱、頭痛などの症状が出ます。

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犬のスキンシップは?

スキンシップ不足で起こる影響は?

愛犬にスキンシップ不足で起こる影響として、孤独に感じて安心感が不足するとストレスを感じてしまい、病気になってしまう可能性があります。
最初は行動などの変化程度ですが、次第には体にも変化が起きて、食欲の問題、消火器症状。舐性皮膚炎などの症状が現れます。
そして、孤独を感じる時間が長期化することにより、他にも様々な病気になる可能性があります。

スキンシップの時間が取れない時は?

飼い主様によっては、遠隔でのスキンシップなどは取れないので、しっかりと時間を作る必要があります。
寝る前の短い時間でもスキンシップを取る事により、犬の熟睡にもつながる事が分かっていますので、スキンシップの時間が必要であることが分かります。

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まとめ

今回の記事は以上となります。

  1. 犬が舐めてくる理由は?
  2. 犬が舐めてくる意味は?
  3. 犬が舐めてくる注意点は?
  4. 犬のスキンシップは?
  5. まとめ

今回の記事で犬が舐めてくる意味や、スキンシップの重要性などについて知って頂ければ幸いです。

犬が舐めてくることには、ちゃんとした理由や意味があり、しっかりと理解したうえで愛犬とのスキンシップなどで役立てて頂ければ幸いです。

今回は最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
興味があれば他の記事もお読みいただければ幸いです。

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