ペットスネークとして人気の高いボールパイソン。
ボールパイソンは繁殖が容易にできるためブリーダーにより数多くの品種が作られています。
ボールパイソンの「モルフ」についてとそれぞれのモルフのお迎えする際の予算等をお話していきます。
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目次
モルフって何?
ボールパイソンについて調べているうちに必ず出てくる言葉が「モルフ」です。
モルフとはボールパイソンの「品種」のことをいいます。
現在もブリーダー達によって新しいモルフが作り続けられその種類は把握しきれない程誕生しています。
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シングルモルフとコンボモルフ
爬虫類のモルフには、「シングルモルフ」と「コンボモルフ」が存在します。
いまいち良く分からない表現で初心者は混乱してしまいますね。
簡単にシングルモルフとコンボモルフを説明します。
シングルモルフとは?
シングルモルフとは別名「単一モルフ」と言って原種の特徴的な形質が遺伝したもののことを言います。
コンボモルフ
コンボモルフとは「複合モルフ」のことを言いシングルモルフを掛け合わせて作られたモルフのことを言います。
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代表的なモルフ
ボールパイソンにはどういったモルフが存在するのか代表的なモルフを紹介していきます。
ノーマル
ボールパイソンの原種になるモルフです。
一番安価で流通している種類で「ニシキヘビ」という感じが強くワイルドで野性味溢れる柄が特徴です。
パステル
パステルはノーマルと似た柄になりますが、ノーマルに比べて黄色味が強く出ています。
ノーマルのワイルド感はなくどことなく優しい印象の柄になりとても綺麗です。
パステル同士を掛け合わせて更に黄色いを強くした品種も誕生しています。
スパイダー
色味はノーマルに近いですが黒い模様が細く狭く入っています。
柄の入り方がクモの巣の様に見えるのがとぐろをです。
スパイダーは神経障害を持っているため、購入する際は良く観察してから購入した方が良いでしょう。
モハべ
ノーマル個体の色の濃い部分と薄い部分を反転させたような柄の品種で、ノーマルに比べて渋く落ち着きのある品種です。
アルビノ
色素の欠乏した個体のことで、目は赤く白地に黄色いもようが入りとても綺麗な個体です。
リューシスティック
リューシスティックは全身真っ白で綺麗な品種です。
目は黒目のブラックアイリーシュというのと、目が青くブルーアイリーシュと言う品種がいます。
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見た目が特徴的なモルフ
代表的なモルフを紹介していきましたが、様々な品種を掛け合わせ見た目が特徴的な品種も数多く存在します。
その中の代表的な品種を紹介していきます。
アザンティック
アザンティックはノーマル個体から黄色味が無くなった品種で全体的に明るい印象を持つ品種です。
白地や銀色の地肌に黒い模様がはいり、非常に格好いい印象のモルフです。
黒柄の面積で表情が変わり好みの柄を選ぶ楽しみがあります。
ブラックパステル
ブラックパステルは黒い地肌にオレンジに近い模様が入る品種で非常用格好良くクールな印象です。
繁殖にも良く使われる品種です。
パイボールド
ボールパイソンの中でも特に個性が強いのがこのパイボールドです。
真っ白な体色とノーマルの柄が交互に出てくる品種で始めて見たときはあまりの綺麗さに衝撃を受けました。
柄の出方で好みが色々あり選ぶのも楽しいです。
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お迎えの予算
ボールパイソンをお迎えする際にいくら容易にしておけば良いのかが全く見当もつかない方の為に簡単にお話していきます。
ボールパイソンはモルフによって値段が大きく変わってきます。
ノーマル個体なら5000円前後で購入できる場合もあります。
しかし上で紹介した特徴的なモルフになると30万円前後で販売されています。
安い個体も充分魅力がありますが、これといって品種が決まってなければ6万円前後準備して、実際に沢山の中から自分の気に入った個体を選ぶのがいいでしょう。
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モルフは現在も増え続け人気も衰えない
ボールパイソンは繁殖も容易にできるため現在もどんどん新しいモルフが誕生しています。
珍しい品種を組み合わせ更に珍しい品種を誕生させるのもボールパイソン飼育の魅力のひとつです。
是非ご自身でも新しい品種を誕生させることにも挑戦してみましょう。
それだけボールパイソンには無限の可能性と楽しみがある魅力的なヘビです。