ボールパイソンの病気やトラブルについてや飼う前に心掛ける事

ボールパイソンを飼育している内にいつもと少し違う行動をする事に気がつくことがあります。

それがボールパイソンの何気ない行為なのか、何か病気やトラブルのサインなのか。

飼育経験が浅い飼育者はなかなか病気や何らかのトラブルによるサインを見逃してしまう場合もあります。

今回はボールパイソンの代表的な病気やトラブルによる行動の変化や飼育する前に心掛ける事をお話していきます。

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目次

病気やトラブルの見抜き方

ボールパイソンは普段動く事が少なく、鳴き声も出さない為に不調に気がつきにくくなります。

基本的にはボールパイソンは非常に丈夫な為に不調になる事はなかなかありませんが、日頃から観察してあげて異常があれば早めに対処してあげましょう。

代表的な病気やトラブルのサインは、唾液が口の周りに沢山ついている、半年以上餌を食べない、くしゃみを頻繁にする、脱皮がうまくできていない、等があります。

それぞれの異常や対処方法を次でお話していきます。

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それぞれの異常

それぞれの異常が出たときのボールパイソンの行動や対処方法を紹介していきます。

脱皮がうまくできていない

ボールパイソンは脱皮をしますが、脱皮した皮が綺麗に脱け殻みたいな形状ではなくボロボロで細かくバラバラになっている場合があります。

その場合は飼育環境の湿度がうまく保てていない可能性もある為、飼育環境を見直してみましょう。

ひどくなると脱皮不全を起こしその場所が壊死してしまう場合もありますので見つけたら早めに改善してあげましょう。

脱皮不全になったヘビの対処法を紹介します!

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唾液が口の周りについている

口の周りに唾液がダラダラついている場合は「マウスロット」と言われる病気の可能性があります。

口の傷口等から細菌が入り口内炎のようになります。

飼育環境が汚れていたりすると起こりやすくなりますので、日頃から飼育環境を清潔に保つようにしてください。

あまり唾液が多く出る場合は病院へ連れていってあげましょう。

【マウスロット】病院に行って治療してもらって抗生剤を毎日投与した結果

頻繁なくしゃみ

ボールパイソンが頻繁にくしゃみをする場合は呼吸器系疾患の可能性があります。

プシュという音をボールパイソンが繰り返し発している場合は病院に相談して見てください。

エアコンをつけっぱなしにする季節に起こりやすく、エアコンによる乾燥で飼育ケージ内の湿度が低下すると起こります。

霧吹き等で小まめに加湿してあげることで症状は改善していく場合があります。

【蛇の風邪】ブラッドパイソンの調子が悪いので…

長い拒食

ボールパイソンを飼育していると拒食は度々起こります。

しかしその拒食が半年以上続く場合は病院へ連れていってあげましょう。

飼育環境でボールパイソンにとってストレスを感じると拒食になることもあります。

例えば飼育ケージが広すぎたり、飼育ケージ内でボールパイソンがゆっくりできる場所がない等です。

シェルター等ボールパイソンが日中ゆっくりできる場所を置いてみると改善する場合もあります。

【ボールパイソン飼育】拒食と対処の方法(餌やりアシスト)

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異常ではない行動や状態

ボールパイソンの代表的な病気を紹介しましたが、ここではボールパイソンの様子がいつもと違うけど異常ではない状態を紹介します。

目が白濁する

ボールパイソンの目が白濁したり、お腹周りが赤くなったりすることがあります。

目が白く濁ると体調が悪くなった様にみえますがこれは脱皮の前兆ですので大丈夫です。

目が白濁した次の日くらいには脱皮を始めますが3日以上脱皮する気配がない場合は病院に相談してみてください。

短い拒食

1ヶ月程度の短い拒食は特にあわてて何かしてあげないといけない事はありません。

飼育環境を改善してあげれば治る事が良くあります。

飼育環境でボールパイソンが落ち着ける場所があるか、ストレスを感じている要因はないか等を見直してみてください。

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飼う前に心掛ける事

ボールパイソンを飼育する前に心掛けておく事は、まずボールパイソンはとても長生きしますので最後まで責任を持って飼育しましょう。

そして近所で爬虫類をみてもらえる病院があるか探しておきましょう。

ボールパイソンは比較的メンテナンスは楽な方ですが、湿度や温度を小まめに観察してあげれるようにしてください。

安い個体は非常に安く、つい衝動買いしてしまいそうですが、勢いで飼育を始めず必ず自分の周りの環境で上手く飼育してあげることができるかを良く検討してお迎えしてあげましょう。

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非常に丈夫ですが日頃の観察は必要です

ボールパイソンは非常に丈夫で病気等もしにくいです。

しかし飼育環境が不衛生だったり、ボールパイソンがストレスを感じる環境だと何かしら不調が出てきます。

日頃から小まめに飼育環境を観察してボールパイソンにとって落ち着ける環境を用意してあげることで、ボールパイソンと長く健康な生活が送れます。

しかし病気のサインが出たときは必ず放ったらかしにせず病院へアドバイスをもらうなり受診するなり対応してあげましょう。

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