ハムスターのほっぺたいっぱいに食べ物をためているところは皆さんみたことがあると思うのですが、あのハムスターのほお袋にはどのくらいの食べ物が入るのかご存知ですか?
また、ハムスターの1日の食事量や頻度についても解説したいと思います。
スポンサードリンク
目次
<目次>
ハムスターが食べ物をためるのはなぜ? |
ハムスターの頬袋に食べ物が入る量はどのくらいなの? |
ハムスターの1日の餌の量と、どのくらいの頻度で与えるといいの? |
ハムスターが餌を食べない時の対処法 |
まとめ |
ハムスターが食べ物をためるのはなぜ?
ハムスターが食べ物をためるのは習性だからです。
ハムスターは野生ではいつも他の動物に狙われています。隠れるために何日も巣穴の中でじっとしていなければならないこともありますし、出産を控えたメスも動けなくなります。
ハムスターは小さい身体ですから食べ物の消化も早く、少しづつ食べ続けないと3日ぐらいで餓死してしまうのだそうです。
そんな時にためていた餌がたくさんあれば安心ですよね。
ペットとして大事にされているハムスターは餌が食べられないという心配は無用なのですが、習性としてせっせせっせと巣箱にお気に入りの餌をためて安心します。
昼間寝ていても時々は目を覚まして餌を食べることはありますが、巣箱にためた食べ物を発見したらできるだけ早く処分してあげてくださいね。
スポンサードリンク
ハムスターの頬袋に食べ物が入る量はどのくらいなの?
あのパンパンにふくらんだ頬袋には一体どのくらいの量の食べ物が入るのでしょうか。
実は頬袋はほっぺただけではなく肩のあたりまで広がっているそうで、かなりの量をため込むことができ、自分の体重の約半分くらいの食べ物を頬袋に入れて運べるんだそうです。
食べ物の他にも巣穴に敷く床材も頬袋につめて運ぶこともあり、ハムスターにとっては大事な器官です。
動物は本当にまだまだ不思議がいっぱいですね。
スポンサードリンク
ハムスターの1日の餌の量と、どのくらいの頻度で与えるといいの?
ハムスターに必要な餌の量はハムスターの体重の5%から10%ぐらいが目安です。
例えば、体重100gのゴールデンハムスターなら10gから15gぐらい、体重35gのジャンガリアンハムスターなら2gから3gぐらいになります。
成長期や、妊娠中のメスにはもう少し増やすと良いですし、肥満気味の子には少なくと調整が必要になってきます。
餌の頻度は1日1回から2回で構いません。
ハムスターが起きて動き出す夕方から夜に餌をあげましょう。朝にペレットをあげたら夜は野菜など、メリハリをつけても良いですよ。
スポンサードリンク
ハムスターが餌を食べない時の対処法
ハムスターが餌を食べなくなる理由は色々とありますが、その理由と対処法についてお話しします。
不正咬合
ハムスターの上の歯が伸びすぎて、餌が食べにくくなりだんだんと餌を食べないようになります。
対処法としては、伸びすぎた歯を動物病院で削ってもらうことです。飼い主さんが自分ですることもあるようですが、プロにお任せする方がハムスターの負担が少ないと思います。
老化
ハムスターは1年半から2年で老化が始まります。硬い物が食べられなくなっていきます。対処法としては、ペレットを柔らかいものにしたり、ぬるま湯でふやかしてあげると食欲が戻る場合があります。
環境の変化
ハムスターをおうちに初めてお迎えした時、お掃除を忘れてしまった時など、環境が変わってしまった時に餌を食べなくなることがあります。
対処法は、おうちにお迎えしてすぐはあまりかまわずにそっと様子を見てあげて、毎日のお掃除、月1回はケージを綺麗にしてあげるなど、ハムスターのストレスがたまらないように心がけたいですね。
スポンサードリンク
まとめ
ハムスターの餌についてご紹介しました。ハムスターのトレードマークの頬袋はこんなにも大事な物だったのですね!