猫ブームの今、猫を飼いたいと思う方は多いのではないのでしょうか。
ペットショップに行ってもたくさんの種類の猫がいて、みんな可愛らしいですよね。
実際に自宅で飼う、となると、猫の可愛さに一目ぼれすることも多いかもしれませんが、猫は犬に比べると長生きで20年近く生きる猫もいますので、それだけ一緒に生活をするのであれば猫の性格も知っておきたいところです。
猫から寄ってきてくれないんだけど、仲良くなりたいな~という方もいるかと思います。
そこで今回は、猫の性格をいろいろな面からよくわかるようにまとめていこうと思います!
スポンサードリンク
目次
猫の性格の大まかなタイプは?
性格① 人が大好きタイプ
人と一緒に寝るのが好き、飼い主をよくなめる、熱視線で人を誘導するなど、大好きなスキンシップで人を翻弄します。
人を動かし、自身は動かないので運動不足になりがちです。
性格② 末っ子タイプ
猫らしいアクティブさがよく見られ、落ち着きがない印象もあります。
「飼い主さんや同居猫と一緒に過ごしたがる」「飼い主さんの見送りや出迎えも頻繁」という、甘えん坊で愛らしい性格の持ち主です。
性格③引っこみ思案タイプ
遠くから人の様子をうかがっている、人がいない間に活動した形跡がある、おもちゃやフードを見せても反応が薄い、などワケあって人との触れ合いがとても苦手になったタイプです。
過酷な飼育環境や災害など、ネガティブな出来事がきっかけで、心を閉ざしてしまった可能性もあります。
性格④ 野生派タイプ
来客があると一目散に逃げる、1匹で走り回っていることが多い、高所から人を見物している、同居猫や外猫とよく対峙する、など、警戒心が強い一面ももっています。
しかし野性的で凶暴そうに見えることもありますが、それは警戒心の裏返しです。
私も猫を飼っていますが、行動を見てみるとタイプがわかりますね。
多頭飼いしていますので、それぞれのタイプがわかり面白いです。
4匹いるうちの2匹は、いつも手をぺろぺろなめてきますし、熱視線でごはんのところまで誘導する、まさに①の人が大好きタイプです!
このように猫をすでに飼っている方はどのタイプになるか見てみても楽しいですね。
スポンサードリンク
オスとメスの性格の違いは?
<オス猫>
・人懐こい・甘えん坊・感情表現がストレートです。
・メスよりも全身の筋肉が発達しているため、運動量の多い遊びを好むアクティブなワンパク坊主です。
・生来メスにアピールする必要があったことから、人間に対してもアピール上手です。
・好奇心も旺盛なので、知育おもちゃなどを与えると、長時間にわたって遊びます。
<メス猫>
・プライドが高く、気まぐれで気分屋です。
・子猫を守ろうとする本能から、メスは警戒心が強いです。
・オスと比較すると、自立心が強い傾向があり、あまりべたべたしたがりません。
・危機察知能力も高いため、大きな音や見慣れない物、人に敏感に反応します。
オスとメスでもこういった違いがあるのは、興味深いですよね。
人間も男性と女性に違いがあるように猫も違いがあるのですね。
育つ環境によっても変わってくるかもしれませんが、参考になります。
スポンサードリンク
猫の品種ごとの性格の違いは?!
・垂れ耳の猫種 スコティッシュフォールド
前方に向かって折れ曲がった耳が特徴的です。甘えん坊で寂しがり屋なので、一緒にいる時間をなるべく確保できるような方におすすめです。
・短い足の猫種 マンチカン
手足が短く非常に可愛らしい人気の猫種です。好奇心が強く愛嬌もあります。関節炎を起こしやすいので注意が必要です。
・鼻ペチャの猫種 ペルシャ
長毛で非常に美しい猫種です。とても利口でいたずらなどはあまりせず、激しい行動を起こすことも少ないです。
・長毛の猫種 ラグドール
その名前の通り人形のように愛らしい姿の猫種です。人見知りをせず誰とでも仲良くなれるので、子どもがいる家庭でも飼育しやすいのが特徴です。
・短毛の猫種
原種は野生猫ですが、とても大人しくしとやかな性格をしています。猫の中では大変珍しく、水を怖がらないことが特徴です。
私たち人間と同じように猫にも性格があり、それは種類ごとに異なるとも言われています。
これから猫と一緒に生活をしていく上で、よい環境を整えたり、ベストな接し方をしたりするためには、性格について把握しておくことが大切ですよね。
私が飼っている猫はすべて保護猫で、短毛の猫、長毛で短足気味、などと一緒に暮らしています。
このような猫の種類によっても違いがあるのは、そこまで知りませんでした。
すでに猫と一緒に暮らしている方にも参考になると思いますし、これから猫を飼おうかな、と思っている方の参考にもなるかと思います。
スポンサードリンク
猫の個体別の個性ってある??
多面性を持った猫の性格を一言で表すのは非常に難しいですが、同じ毛色柄を持つ猫の本来の性質は、似通った部分が多いようです。
ここでは、同じ毛色の個体別に個性や性格をみていきます。
・茶トラ(レッドタビー)
基本的には臆病なので、それを隠すために攻撃的になったり、反対にフレンドリーに振る舞うことで仲間に入れてもらおうとする傾向が高いです。
大人しい、温厚、おっとりしているという面もあるので、穏やかな『茶トラ』は初めて飼う方に向きそうです。
・キジ猫(ブラウンタビー)
基本的には警戒心が強く、用心深い、猫に対しては本能の強い野性味のある猫が多いようですが、人に対して友好的で無防備な猫もみられます。
原種とされるリビアヤマネコに似ていて、野生の本能がもっとも色濃く残っているといわれます。
・三毛(キャリコ/トーティ&ホワイト)
ほとんどがメスで、猫らしい性質の子が多いです。メス猫特有のワガママで気位が高く、警戒心が強い、気分屋、その時によって甘えたさんになったり、手のひら返しで人を避けたり。ツンデレです。
三毛は遺伝子の仕組みからほぼメスに限られ、オスは3万匹に1匹しか生まれないとされています。
・サビ・二毛(トータシェル/トーティ)
毛柄の遺伝子から見るとミケに近いのがサビ(茶と黒の二毛)で、この毛柄もほぼメスのみ。
サビは三毛よりわがままで、『臆病』な傾向があります。メスにしては穏和で協調性が高く、奥ゆかしい性格で、出しゃばるタイプは少ないようです。
・白(ソリッド・ホワイト)
非常に頭が良くて、気が強い猫が多いようです。
ゴロゴロ甘えん坊の子は他の猫以上に強い愛情表現を好む傾向が高く、異常なまでに同居人にまとわりつくことがあります。
・黒(ソリッド・ブラック)
黒猫は甘えん坊で、穏やかな性格で、頭が良い子が多いようです。赤の遺伝子を隠し持っている黒猫の場合は少々警戒心が強かったり、暴れん坊だったり、気が強かったりします。
カラス猫、熊猫という別名も。幸運のお守りという説もあります。
スポンサードリンク
まとめ
いろいろな視点から猫の性格をみてきました。
ベースの性質は生まれ持ったものですが、その後の環境や経験、相手、その場の状況によって様々な性格が姿を表すのかもしれません。
ただ、前述したような、性別や猫の種類、個体別で性格が異なってくることにも、頷ける気もしますよね。
このようなそれぞれの猫の性格を少し知っておくと猫と会ったときにどう接したらいいかの参考にもなりますし、これから猫を飼おうかな、と検討している方も自分との相性の合いそうな猫を選ぶ参考になるかと思いますし、猫と仲良くなりたいと思う方も、コツがわかってくる気がすると思います!
性格を知って猫との楽しい生活を送りたいですね!