ベンガル猫のシルバーってどんな猫?値段や飼い方をみてみよう!

ベンガル猫は、野性的で高級感のある美しい毛並みです。
そして魅力的な柄とその柄を引き立たせる毛色が大きく分けて3色ありますが、人気の色はシルバーです!
ベンガル猫のシルバーはどんな猫なのか、また飼い方などを詳しくみていきましょう。

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目次

ベンガルのシルバーって?通常との違いとは??

ベンガルの毛色の中でも、シルバーは2004年に公認されたばかりの新しい毛色です。
品種改良に用いられたアメリカン・ショートヘアのシルバー・タビーの遺伝によるものです。
銀色のような涼しげな色合いのベンガルがシルバー色のタイプです。銀色に輝く被毛にヒョウ柄の模様がとても映えて美しいです。

他のベンガルと比べると、新しい毛色なので、希少価値があります。
ペットショップなどでは、まだまだブラウン色が多いです。
ブラウンのベンガルも素敵ですが、淡い色をベースとしているシルバーはワイルドさのなかにも優雅さも感じられます。

シルバーのベンガルは、とても触り心地のよい被毛を持ちます。シングルコートの短毛種ですので、お手入れはしやすいですが、シルクタッチの美しい被毛を保つために週に1〜2回はブラッシングを行いましょう。

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ベンガルのシルバーの値段ってどれくらいするの?

ベンガルの販売価格は、一般的に20万円~30万円程といわれていますが、シルバーは比較的珍しい毛色であることから、高めの価格設定となっています。
シルバーでも毛色の柄によっても値段が変わってきます。

◆マーブル柄
マーブル柄は、円や斑点のような形ではなく、模様全体が渦巻状の縞模様になっています。
シルバーの毛色とマーブル柄で、大理石や流れる雲のような印象です。比較的珍しい柄といわれ、シルバーという珍しい毛色と相まって、マーブル柄のシルバーベンガルは高価で取引されることが多いです。

◆スポテッド柄(ロゼットを含む)
ヒョウの模様に似たブチ柄は「スポテッド」と言います。
スポテッドの中でも、濃淡や陰影でグラデーションになっているスポットは、ロゼットと呼ばれます。
ロゼット柄の分類として、ドーナツ、アローヘッド、ローズ、ワイルドなどがあります。

マーブル柄やスポテッドの中でもロゼットは希少価値が高く、シルバーの被毛とロゼット柄を持つ子猫の場合、50万ほどで取引されることもあります。
親猫がチャンピオンの由緒正しい血統の猫だと100万円近くになることもあります!

ベンガルのシルバーはまだまだ希少価値が高いため、ペットショップではあまり見ることができないかもしれませんのでブリーダーに直接会いに行くといいでしょう。
同じシルバーでも血統や月例などで値段は変動します。
自分で会いに行きブリーダーに相談しながら、お気に入りの子を選びたいですね。

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ベンガルのシルバーの飼い方

<環境>
シルバーのベンガルは他のベンガルと同じように運動量の多い猫なので、キャットタワーを用意し、室内でも上下運動ができる環境にしてあげましょう。
非常に活発なので、遊びに夢中で付き合ってあげられる人が向くでしょう。1日に最低でも10分以上は向き合って遊んであげましょう。
また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるようにしておきましょう。
活動的ゆえに、留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

また、静かな環境や場所を好むベンガルは、生活音や騒音が気になる環境にストレスを感じることもあります。
自宅周辺の音が気になるようであれば、防音対策などの工夫をしてあげるとよいでしょう。

<食事>
成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
引き締まった筋肉質な体をしているベンガルは、高タンパク質なフードがおすすめです。食事量は他の猫よりも多めなので、様子を見ながらフードを与えるようにしましょう。
一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んだほうがいいでしょう。

また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水分を摂らせるよう注意しましょう。

<ケア>
ベンガルはシングルコートの短毛種です。そのため、それほど頻繁に被毛のお手入れをしなくてもいいでしょう。抜け毛もあまりないので、お手入れがしやすい魅力があります。
甘えん坊のベンガルにはコミュニケーションの一環として、スキンシップのときなどに、手で体をなでてあげたり、軽くブラッシングを行ったりしてもいいですね。

ベンガルは活発なため、爪が長いと思わぬケガに繋がる恐れがあります。定期的に爪切りを行って、予防しておきましょう。

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ベンガルのシルバーを飼う際の注意点は?

・脱走防止を徹底する
野生的で運動量の多いベンガルは外に出たがるので、脱走防止を徹底しましょう。
ベンガルは力が強い猫なので、重いサッシや戸も簡単に開けて外に出てしまいます。窓や玄関は日中もしっかり鍵をかけましょう。
外に出てしまうと交通事故に遭ったり、高所から落下してケガをしたりする危険があります。

・飼い主がベタベタしすぎない
ベンガルは飼い主に甘えるのが大好きな猫ですが、ヤマネコの血を受け継いでいて野生的な一面が残っているので、必要以上にベタベタされるのを好みません。
しつこく触ったり強引に抱っこしたりすると嫌がって逃げてしまいます。ベタベタしすぎないようにして、普段は適度な距離感を保ちましょう。
ベンガルから体にスリスリしてきたときや、甘えた声を出して近寄ってきたときは、たくさん甘えさせましょう。

・自由に遊べる環境を整える
ベンガルは非常に運動量が豊富な猫です。飼い主と一緒に遊ぶのも楽しみますが、一人で高いところへ飛び移るなどして活発に遊びます。
そのため、ベンガルを飼育する際には自由に遊べるスペースをなるべく広く取ってあげる必要があります。
またベンガルのシルバーは、野性的なためかストレスを感じやすくストレス性の脱毛にかかりやすいと言われています。
できる限り静かで落ち着いた環境で飼育できるように迎えいれる前に、生活環境を確認してください。

・テリトリーをしっかり確保する
ベンガルは社交的な性格なので、多頭飼いに適しています。一方で、非常に縄張り意識が強く、活発に動き回るので、それぞれの猫のテリトリーをしっかり確保する必要があります。

・毎日遊びに付き合う
仕事や家事でどんなに忙しくても、1日最低10分程度は遊んであげてください。
ベンガルは自分から運動しますが、飼い主に甘えるのが大好きな猫です。
部屋中を走らせたりキャットタワーに上らせたりして、たくさん運動させましょう。

普通の猫も脱走をしたりしますが、ベンガルは特に好奇心旺盛で野性的な一面があるので、ベランダ、バルコニーなどには出さないように気を付けなくてはいけませんし、自分でも窓を開けるようなので鍵をきちんと閉めないといけませんね!

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まとめ

ベンガルのシルバーは珍しいですが、とても綺麗な色とベンガル特有の柄が合間ってとっても魅力的ですよね。
私もまだ実際には見たことがないですが、写真などでみるとペットショップでみかけるブラウンよりも柔らかい印象をもちました。
ヒョウのような柄の凛々しさの中に、優しさを感じる見た目のシルバーベンガル。
人気が上がる理由がわかる気がしますね!

値段はいろいろな要素で決まるようですが、柄としてはマーブルとロゼットが希少価値がたかく高値となるようです。
他には、血統により大きく値段が高騰します。

ベンガルを飼育する際は他の猫と比べてもとても運動量が多いので、それなりのスペースを確保しましょう。
また、ストレスにも弱いので、飼い主がきちんとコミュニケーションをとり、ベンガルがストレスを溜めないように暮らしていけるように環境を作ってあげましょう。

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