日本でも昔から縁起が良くて長寿の象徴として、親しまれてきた亀。
ペットとして飼ったり、縁起物として亀モチーフのアクセサリーを肌身離さず付けたり財布に忍ばせている…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ペットとして人気の亀をご紹介しています。
他には縁起のことや長寿について、亀が登場する物語もお伝えしますね。
亀といえば中国がすぐに浮かぶという方もいらっしゃるでしょう。
最後には、中国にとっての亀の存在は?…なんと!意外な事実をご紹介といったお話もあります。
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目次
<目次>
ペットとして人気の亀をご紹介 |
長寿の亀は縁起がイイ! |
海外の亀が登場する物語 |
中国の方にとっての亀の存在は? |
まとめ |
ペットとして人気の亀をご紹介
こちらではペットとして人気の亀をいくつかご紹介します。
ミシシッピニオイガメ
赤ちゃんの頃は500円硬貨ほどの大きさですが、成長しても手のひらサイズで、
体長は約15センチほどです。大きくなり過ぎる心配はいりませんよ。
ニオイガメ科の亀ですが、自身の身を守るために敵に臭腺(しゅうせん)から悪臭を放ちますが、ペットとして飼っている場合は攻撃されませんのでご安心を。
ミシシッピニオイガメの飼育方法など解説している記事です。
これから飼ってみたいと思われた方はぜひ、参考にしてくださいね。
クサガメ
クサガメは子供のころはゼニガメと呼ばれます。近所の川などにいるため親しみのある亀ですね。実は、外来種だったりするんですよ。
名前だけみると草亀からきてるのかな?と思われがちですが、クサガメもミシシッピニオイガメと同じで危険を察知すると臭腺から悪臭で攻撃するためこの名前になにました。
成長するとメスで約30センチになります。大きく成長しますね。
ニホンイシガメ
ニホンイシガメは日本固有種です。本州から九州まで広い範囲で生息しています。日本固有種、全体の呼び名として和亀ともいいます。
個体にもよりますが、大人しい性格で人にも懐きやすいようです。臆病な側面もあります。ニホンイシガメもメスのほうが大きく成長して約22センチほどになります。
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長寿の亀は縁起がイイ!
昔から亀は縁起がいいといいますよね、それはどこからきたお話なんでしょうか?
元は古代中国からで亀は、長寿=長生きと思われている生き物ですので縁起がいいといわれ、それが日本にも伝わってきました。
そして、亀は山に住んでいる仙人の使いだったとされていて長寿だけではなく知恵の象徴とされてきた生き物だったのです。
中国や日本以外では、インドやギリシャでも縁起がいい生き物とされています。
海外で亀が登場する物語
日本ならではの亀が登場する昔話に”うさぎとかめ”があります。
知恵を使ってコツコツ取り組めば成し遂げられる、教訓のようなお話ですね。
海外にものろまだと自分が思われているのを知っていて、知恵を使い強い動物に自分から戦いを挑み勝利する、といったお話がありますのでご紹介します。
「亀とライオンの競争」
スリランカに伝わるお話です。
ある川の前で出会ったライオンに亀がいいました、「君がここから向こう岸まで飛び越えるより先に私はこの川を泳ぎきってみせます」当然、ライオンは怪しく思いましたが受けてたちました。
亀は自分の親族に話し自分は向こう岸に、親族亀はこちら側にいてどちらの亀も口に花を咥えました。
そして、競争は始まりましたがライオンが川を飛び越えても既に亀が岸辺にいます。また戻ろうと川を飛び越えたらまた亀がいる、同じ花を咥えているので別の亀なのに、1匹だと信じ込んでいました。ムキになったライオンは「どっちが先に動けなくなるか試そう」といいだして、倒れてしまうまであちらの岸辺とこちらを飛び越え続けました。
というお話でした。
この亀は悪知恵が働くタイプだったようですが、知恵には変わりませんね、
賢いな、と思ってしまいました。
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中国の方にとっての亀の存在は?
日本では縁起物、長寿、亀とそろえば幸運の象徴といった感じですが、中国ではどんな存在かと思いますよね。
実は、中国では日本とは真逆で縁起が悪い…とされています。
何故かというと、まず亀は一度にたくさんのこどもが生まれますがイコール
たくさん生まれたけど、誰の子?となるそうなんです。
不思議な発想ですね。
中国語に、侮蔑語(ぶべつご)という言葉の部類があるんですが「王八蛋(ワンパータン)」という単語はひどい罵倒の言葉になります。
「王八」は亀のことで、「蛋」は愚かな人というそれぞれの意味があります。
中国の方の思想には、守らないといけない8個の徳目がありそれを忘れてしまう
愚かな人という意味の「忘八蛋」が、発音がとても似てしまっているために
亀やスッポンは中国の方から敬遠されているんです。
ですが、やっぱり中国でも長寿の象徴的生き物として考えられています。
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まとめ
亀は長生きする生き物なため、長寿の象徴となり縁起がいいと言われています。
意外なことに中国では、ある侮蔑語と発音が似ているからという理由で敬遠されています。
長寿だけではなく知恵の象徴でもある亀が登場するお話が海外にもたくさんあるため、賢い生き物として親しまれています。