水族館に行くと、キレイな海水魚たちが優雅に泳いでいますよね!海水魚は種類によって、色も模様もさまざまであり、魅力あふれる魚ばかりで癒されます。一度水槽を見ると、なかなかその場から離れられません。
もし!この海水魚たちを家で飼えるとしたら、せっかくなら飼ってみたいですよね。毎日、水槽を見て癒されて…おうちに最高の空間ができます。
そもそも海水魚ってどうやって飼うの?難しい?いろいろ疑問に思うところがありますが、今回は、初心者の方でも飼いやすい海水魚たち、飼育方法を紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
<目次>
海水魚の飼育は難しい?海水の作りかたは慎重に |
初心者向け!おすすめの海水魚はこれ |
上級者向け!海水魚の繁殖方法 |
海水魚が病気になったら治療できるの?対処できることもある |
まとめ |
海水魚の飼育は難しい?海水の作りかたは慎重に
海水魚の飼育が難しい理由は、海水の作り方と環境を保つのに手間や時間がかかるからです。熱帯魚などと違って、カルキ抜きして終わり…ではなく、普通の水を海水にしなければいけません。
海水の作り方は次の手順になります
材料
- 海水の素
- 温度計
- 比重計
- ヒーター
- カルキ抜き
- 水道水をカルキ抜きします
- 水温を25°前後にします
- 海水の素をいれる(量は袋に表記されています)
- 水と海水の素を混ぜる
- 比重計(海水の塩分濃度を測る)をつかって、1.023〜1.025にする。
難しく感じますが、慣れてくれば当たり前のようにできるかと思います。 大切なのは、海水濃度と水温をしっかり保つことです。
スポンサードリンク
初心者向け!おすすめの海水魚はこれ
初めて海水魚を飼うのであれば以下の種類がオススメです
カクレクマノミ
映画「ファインディングニモ」でよく知られる人気の高いカクレクマノミですが、じつは初心者にオススメの魚になります。水槽が広ければ、混泳しても良い魚です。すこし慣れてきたら、イソギンチャクも一緒に入れると良いでしょう!
デバスズメ
うすいブルーな色が魅力的な魚です。カクレクマノミのように複数飼っても良いでしょう。
混泳させやすく、海水魚の定番ともいえます。
ハタタテハゼ
長細い身体の途中から、尾びれに向かってだんだん濃いオレンジ色になっていきます。長い背びれが特徴的です。他の種類との混泳はいいですが、同種は避けた方が良いでしょう。
シリキルスズメダイ
身体全体が濃いブルーに対して、尾びれだけが黄色いのが特徴です。デバスズメのように、飼いやすく他の海水魚と混泳大丈夫です。
スポンサードリンク
上級者向け!海水魚の繁殖方法
海水魚の飼育に慣れてきたら、もうすこし数を増やしたいなーなんて思いませんか?お店などで買うのもいいですが、ペアがいれば繁殖させても良いでしょう。今回は、先ほど紹介した、カクレクマノミの繁殖方法をご紹介します。
カクレクマノミの性別特徴があり、大きい個体がメス、次に大きいのがオスとなります。繁殖するさい、水槽には二匹のみもしくは、4匹いれておきます。そうすることで、自然とペアになるので
環境をしっかり整えておきましょう。
産卵は、イソギンチャクや岩場、珊瑚にするのであらかじめ用意しておきます。メスのお腹が大きくなったらいよいよ、産卵が近くなってきます。ここからは産卵が終わるまでしっかり観察しましょう。
産卵から、だいたい1週間かけて孵化します。孵化した赤ちゃんは別の容器に入れるのがベストですが、いっきに100匹以上孵化するのですべてというわけにはいかないです。
他の魚に食べられてしまったり、すこしの水流にやられてしまうことも!
とてもデリケートなのです。
唯一残った稚魚を大切に育てていきましょう。
スポンサードリンク
海水魚が病気になったら治療できるの?対処できることもある
海水魚がなる病気は、熱帯魚にも共通してなりやすい病気になります。いくつかありますが、今回は海水魚がかかりやすい代表的な病気を紹介していきます。
・白点病
身体全体が、白い点で覆われる。始めは少ないがだんだん点の数が多くなる
・マツカサ病
ウロコが逆さにめくりあがり、まるでマツボックリみたいな見た目になる
・トリコディナ病
寄生虫によるもので、白い膜みたいなものに覆われるような症状
※この病気はクマノミに多い
病気の治療は基本、液体の薬を水槽にいれて、薬浴します。病気にならないためにも、ストレスを与えないよう、水をキレイに保つことも大切です。
スポンサードリンク
まとめ
海水魚を飼育することは、小さな水族館だできたようで、癒しもあり、魚の色も色鮮やかでとてもキレイです。水質や水温に敏感な海水魚ですが、しっかり飼育環境を整えれば海水魚の飼育ができます。
せっかくなので、いろんな種類の魚を少しずつ増やしていけたらいいですよね!もちろん飼い主さんの好きな魚を選ぶのもよいですが、先ほどオススメした魚もぜひ検討してみてください。
海水魚の飼育になれてきたら、ぜひ繁殖に挑戦し、稚魚から育ててみましょう!