熱帯のジャングルを想像した時に1番にイメージするのは、大きくてカラフルなクチバシがトレードマークのオオハシではないでしょうか?
最近では鳥達を専門とした動物園が増え、その中でもユニークな姿で人気の鳥です。
アフリカのサバンナを舞台にしたアニメでおしゃべりな鳥としてコミカルに描かれ、より身近に感じられるようになりました。
そんなオオハシがペットとして飼うことはできるのか、入手法や気になる値段を調べてみました。
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目次
<目次>
オオハシはペットとして飼えるの? |
オオハシの入手方法と値段はいくらになる? |
オオハシの飼育方法 |
オオハシを飼育する時の注意点 |
まとめ |
オオハシはペットとして飼えるの?
オオハシをペットとして飼うことは可能です。でもその前にオオハシの生態や特徴を簡単に紹介します。
オオハシはキツツキ目に分類される鳥です。大きいクチバシを使って木に穴を開けることもあるそうです。
主に南アメリカ大陸の熱帯に住み、体長は30cmから最大で60cmぐらい。
小さいサイズはチュウハシと呼ばれます。対して最大のものはオニオオハシと呼ばれていますね。
決して小型の鳥とは言えず大型の鳥に分類されます。
トレードマークの大きなクチバシがなぜこんなに大きくなった理由はよくわかっていませんが、木になっている果物を取りやすくするためだとか、クチバシの中には血管があり、蒸し暑い熱帯で少しでも体温を下げるための役割があるとも言われています。
主食は果物など草食が基本ですが、昆虫や小さな爬虫類を食べることがあります。
性格は好奇心が強く、遊ぶのも大好きで人にも慣れやすいですが反面ナイーブな面もあり、いきなり近づいて驚かせると心臓発作を起こす場合もあります。見かけによらず繊細なんですね。
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オオハシの入手方法と値段はいくらになる?
ではオオハシの入手方法ですが、結論から言うとかなり困難です。
でも全く入手できないというわけでもありません。
鳥類専門のショップサイトや、エキゾチックアニマルを扱うショップサイトなどを根気よく探してみてください。
今人気の鳥カフェにオオハシがいれば店員さんにお話を聞いてみるのもおすすめですね。
入手が困難な分値段も高価になります。
種類によりますが30万円前後から70万円前後と見ておいてください。
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オオハシの飼育方法
オオハシを飼うために必要なものは以下になります。
- 高さ150cmから200cm以上の広いケージ
- 止まり木
- 空調
オオハシは大型の鳥です。ある一定の高さがないと飛ぶことができないからです。
オオハシは地面におりることがなくほとんどを木の上で過ごすので、止まり木は沢山用意すると良いでしょう。
オオハシのエサは、バナナ、マンゴー、パパイヤ、パッションフルーツなどの南国の果物です。オオハシ専用のエサも販売されていますが果物も専用エサも高価であることには変わりがないので食費はかなりかかります。
エサを与える時は食べやすい大きさに切ってあげてください。
ちなみにオオハシがえさを食べる時は可愛いですよ。クチバシでエサを掴んだら一度ポンと上にあげてパクッと食べます。人間がお菓子を上にあげて口でキャッチするのと同じですね(笑)
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オオハシを飼育する時の注意点
オオハシを飼育する時の注意点としては、
オオハシは熱帯に暮らす鳥なので、1年を通して気温は28度前後にすること。
オオハシにとって日本の夏は暑すぎますし、冬は寒すぎるのでエアコンは1年中稼働するものと考えてください。
オオハシは消化が早く食べたものをすぐにフンとして出します。なので栄養失調にならないよう常にエサを用意しておいた方がいいですね。また鉄分を体に溜めやすいので、他の鳥のエサはあげないでください。
オオハシの鳴き声はジャングルの中でも響くように大きい鳴き声です。
ご近所迷惑にならないように日頃から周りの方々のご理解が必要になります。
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まとめ
オオハシはペットとして飼育は可能ですが、鳥を飼うことに慣れた上級者向けといえるかもしれません。飼うためには一定の広さが必要になりますし、食費もかかります。オオハシをお迎えしたいと思った時の一つの参考になれば嬉しいです。