世界三大奇虫の中の1匹のヒヨケムシをご存じですか?
2017年に新潟県の柏崎市で発見された時は、一時期話題になりました。
小さな体に足が10本もついており、グロテスクな見た目をしていますが、獲物を捕る姿はとても素早くて魅力的です。
今回はそんなヒヨケムシについて詳しく解説していこうと思います。
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目次
<目次>
ヒヨケムシとは? |
ヒヨケムシの種類は何種類? |
ヒヨケムシの飼育方法 |
ヒヨケムシを飼育する際の注意点 |
まとめ |
ヒヨケムシとは?
日当たりを避け、ほとんど日陰で過ごすヒヨケムシ。
日が当たらないところに好んで生息するため、「ヒヨケムシ」という名前が付けられました。
乾燥した地域に生息しており、コオロギやヤスデなどを強力な顎の力を使って捕食します。
自分より大きな虫でも、顎と牙で真っ二つにしてしまうほどの威力です。
ネズミや鳥類までも捕食してしまうヒヨケムシ。
この凶暴さには驚かされますよね。
かなり早いスピードで獲物を捕まえるので、その姿がかっこいいとマニアの中では評判になっています。
ヒヨケムシの種類は何種類?
ヒヨケムシは世界中で1000種類存在します。
こんなに多くの種類が確認されているのにも関わらず、ヒヨケムシの研究はそんなに進んでいません。
未だ解明されていない事もあり、ミステリアスな生き物なのです。
ヒヨケムシは種類によって模様や色が変わってきます。
白や白黒模様のヒヨケムシはあまり出現せず、非常にレアな虫と言われるそうです。
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ヒヨケムシの飼育方法
飼育に必要な物
ヒヨケムシの飼育に必要な物は
- ヒヨケムシを飼育するケース
- 床材
- エサ
- シェルター
上記の4つです。
プラスチックケース
ヒヨケムシを飼育するケースは、100円ショップやホームセンターに販売されている昆虫用プラスチックケースでかまいません。
飼育するヒヨケムシの体長より3倍大きなプラケースを使用してください。
ヒヨケムシは、跳ねて脱走する危険性も考えられるので、深さがあった方が安全です。
ヒヨケムシに最適な床材
ヒヨケムシに最適な床材は、爬虫類用の床材です。
乾燥した環境を好むので、湿気を多く含む床材は避けましょう。
ヒヨケムシは湿度に弱く、ケージ内の湿度が高いと、最悪亡くなってしまう場合もあります。
エサ
ヒヨケムシは、肉食動物なのでコオロギを1週間に1度与えましょう。
コオロギは生きている状態でないと、食べてくれません。
小型のトカゲやネズミの死骸でも喜んで食べるので、定期的に手に入れやすいエサを購入しましょう。
シェルター
ヒヨケムシという名前の通り、暗闇が大好きなヒヨケムシなので、ストレス軽減のためにもシェルターをいれてあげてください。
植木鉢や石でもかまいません。
ヒヨケムシが隠れやすいシェルターを作ってあげましょう。
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ヒヨケムシを飼育する際の注意点
ヒヨケムシは、基本的に飼育に向かない生物です。
毒は持っていないのですが、噛む力や顎の力が非常に強いので、噛まれたらとても痛いです。
人間が噛まれても命に関わることはありませんが、傷口から細菌が入ったことによる死亡の可能性も考えられます。
飼育する際は、ヒヨケムシを刺激せず、観賞用として楽しむようにしてください。
また、ヒヨケムシは単体で行動する生き物なので、多頭飼いはおすすめできません。
縄張り争いを起こし、どちらかが死んでしまったり、最悪両方死んでしまうこともあります。
もし、ヒヨケムシを何匹か購入するのであれば、ケージは別々にしてあげましょう。
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まとめ
今回は三大奇虫に選ばれているヒヨケムシについて解説していきました。
素早さや凶暴さには驚かされますが、生きるために狩りをしている姿はやっぱりかっこいいものです。
飼育する際は、頑丈な顎と牙に皮膚を噛みちぎられないよう注意しながら楽しみましょう!