メンフクロウを飼育時の寿命は?なつくのかや鳴き声は?エサや生体の価格は?

 皆さんは、メンフクロウを見たことがありますでしょうか?メンフクロウと言えば、お面をかぶったような顔が、特徴的なフクロウですが、中にはその顔が『怖い!』という方もいらっしゃるようです。でも、実際に会ってみるとその魅力の虜になってしまう人が多いようです。

メンフクロウは中央ヨーロッパからアフリカ・東南アジアに分布しているフクロウ目メンフクロウ科の猛禽類です。全長29~44cm、体重は250~600g程に成長します羽を広げた時の大きさは85~100cm程になります。ハート形の模様に大きな黒い瞳、首をゆらゆらさせる動きが特徴的なフクロウです。

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目次

目次
メンフクロウのペットとして飼育した際の寿命は?
メンフクロウはなつく?その鳴き声は?
メンフクロウの飼育方法と生体の価格について
メンフクロウはどんなエサを食べるの?維持費は?
まとめ

メンフクロウのペットとして飼育した際の寿命は?

メンフクロウは、子供を多く産みますが、その多くが成鳥まで生き残る可能性は比較的低い傾向にあります。

そのため野生のメンフクロウは明らかに短命となっており、実際的な寿命はそれよりはるか傾向生メンフクロウのアメリカの記録年齢は11歳半ですが、オランダの鳥は17歳10ヶ月に達したことが記録されています。

また、イギリスで飼育された別のメンフクロウは、25歳以上生きているきろくものこっておりますが、こうした非常に長寿命の個体を考慮しても、メンフクロウの平均寿命は約4年程度であり、統計的には全成鳥の2/3から3/4が1年から次の年までしか生きることがきないようです。

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メンフクロウはなつく?その鳴き声は?

 メンフクロウもですが、フクロウは繊細で神経質なところがあります。その為、基本的に人になつかないと言われていますが、それは個体の性格によって変わってきます。まずは、メンフクロウと同じ空間で、飼い主さんが生活をすることにより、徐々に慣れてもらうようにしましょう。メンフクロウに慣れてもらうために、いくつか心がけなければならないことがあります。1つ目は、メンフクロウと同じテリトリーで出来るだけ一緒に過ごすようにすること。2つ目は、毎日エサをあげること。3つ目は、怖い思いをさせないことです。いつも同じテリトリーにいて、毎日エサをくれるし、この人は自分に危害を加えない人なのだと、認識してもうことで、徐々に飼い主として認めてもらえるようになります。メンフクロウのテリトリーの中に、飼い主がいる時間が長ければ長い程、フクロウは飼い主が自分に危害を加えない人だと認識することができます。1日の日課の中で、できるだけメンフクロウと一緒にいる時間を、とるように心がけましょう。

 メンフクロウの鳴き声ですが「ジィージィー」や「シャー!」と鳴くときがあります。基本的に餌がほしい時などに鳴くようです。アパートなどで飼育する場合は、近所迷惑にならないように、対策が必要になるかもしれません。(ペットの飼育許可がある物件で飼育しましょう。)

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メンフクロウの飼育方法と生体の価格について

 メンフクロウの飼育方法ですが、大きく分けて4種類の方法があります。

・係留飼育

 メンフクロウの足に、足革のアンクレットとジェスをつけて、リーシュと呼ばれるひもでパーチ(止まり木)につないで飼育する方法です。事故が少なく、掃除などの手間はかからないですが、メンフクロウの飛ぶ姿が見られないのが残念な点になります。

・ケージでの飼育

 猛禽類用の、ケージに入れ飼育する方法になります。お掃除はケージの中だけで済みますが、メンフクロウの羽が擦れたりしてしまうことがあります。ケージに入れていることにより、メンフクロウが人離れをしてしまうことがあるようです。

・半放し飼い

 飼い主が見ていられる時は、部屋で自由に放し飼いをし、留守の時や睡眠時は係留飼育をする。もしくはケージ飼育をする飼育方法になります。飼い主の生活に合わせて、飼育をする方法になります。

・完全な放し飼い飼育

 メンフクロウ専用のお部屋を用意してあげて、部屋に放し飼いをする方法になります。自由に飛び回れることにより、生き生きとした姿が見られると思いますが、メンフクロウが脱走して迷子(ロスト)になってしまうこともありますので注意が必要になります。

主にこの4つの飼育方法があるようですが、フクロウの飼育方法はブリーダーさんや、販売しているお店によって飼育方法が異なる場合があります。そのため、メンフクロウを購入するお店の方に相談をし、その子に合った飼育方法をお聞きしてから、飼育環境を整えてお迎えをしてあげるのが一番いい方法だと思います。毎日のお掃除も欠かせません。フンやエサの食べ残しの片付けも必要です。清潔にしておくことがフクロウの健康管理につながります。

メンフクロウの生態の販売価格ですが10万円から20万円程で販売されているようです。雛から購入して飼育されている方も多いようです。

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メンフクロウはどんなエサを食べるの?維持費は?

 メンフクロウは、肉食性になります。飼育下でのエサは、冷凍ヒヨコや冷凍ウズラ、冷凍ラットや冷凍マウスなどになります。その他に、サプリメントをエサに混ぜて、与えたりすることもあります。スーパーで販売されているお肉ですと、血抜きがしてある為栄養失宜になってしまいますので不可です。エサは、下処理し不要な部分(内臓や頭など)を取り除き、一口大にカットしてから、与えるようにしましょう。処理が苦手な方は、ペットショップなどで下処理済みのエサを購入することもできます。一日に与えるエサの量ですが、フクロウの体重の8%から15%を目安に与えるようにしましょう。メンフクロウの、毎日の体重チェックをおこなうことにより、健康管理を行うこともできますので、出来るだけ毎日チェックをするようにしてみて下さい。

 月々の維持費ですが、主な出費はエサ代になります。エサ代ですが、与えるエサの種類にもよって変動しますが、中型種の飼育にかかるエサ代は7000円程になります。その他には、道具のメンテナンス代0~3000円程、ペットシーツなどの消耗品代が1000円~3000円程になりますので、すべての金額を合わせると、月々にかかる費用は1万円から1万2千円程になります。また、夏は部屋の気温が高くなるため、エアコンで部屋の温度調整をする必要があります。部屋の温度が30度を超えると危険ですので、24時間フル稼働をさせる必要がある為、夏は電気代が月々5000円程かかりますのでそれも維持費に入れて考えていきましょう。

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まとめ

 今回は、メンフクロウの飼育方法や生体価格についてなどの、ご紹介をさせて頂きました。フクロウは飼育方法がまだあまり確立されていない為、色々な飼育の方法があるようです。メンフクロウの購入する際に、ショップの方に、相談をして頂いて、その子に合った飼育環境を整えてあげましょう。また、フクロウの診察をしてくれる病院も、犬や猫などに比べると少ないようですので、フクロウを購入する際には、近くに診察をしてくれる病院があるかどうか、事前に確認をしておくことも大切です。メンフクロウとの楽しい毎日を過ごしていただけたらと思います。

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