捨て犬を拾いたい?!見つけたらすぐに保健所に保護しよう!

ペットを飼っている方はわかるかもしれませんが、ペットが家から脱走や迷子などでいなくなったときの気持ち。
事故に遭っているのではないか、無事なのだろうかという気持ちでいっぱいになりますよね。
今回は、脱走や迷子ではなく、幸せに暮らしていたはずなのに突然飼い主から捨てられてしまった捨て犬について、中には捨て犬を積極的に保護している方もいるので捨て犬をみつけたらどうしたらよいのかをお役に立てるよう書いていこうと思います。

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目次

捨て犬を拾いたいけど、どこにいる??

「捨て犬」とは、これまで飼い主と一緒に暮らしていたけれども、なんらかの理由で飼い主に捨てられてしまった犬のこと。
犬にしてみれば、100%信頼していた飼い主がいない、ここがどこかわからないという状況で困惑をしている状態だと思います。
犬は猫のように生ごみをあさることもあまりないので、お腹をすかしてガリガリに痩せていることも多いです。
しかし、捨てられた犬を保護したい、と思っている方も多くいるかと思います。
では、捨て犬はどこにいるのでしょうか??
ご存知の方も多いと思いますが、犬は鼻がいいです。
警察犬が匂いで犯人の物証を特定するほどです。
訓練されていない犬でも、犬の嗅覚は人間の100倍、20kmの距離まで匂いをかぎ分けることができることが可能、とも言われています。
そのようなことがあるので、犬は家から遠く離れたところや、山、森などに捨てられることが多いです。

私は犬も猫も飼っているので、ペットを捨てることの出来る飼い主の気持ちを理解することはできませんが、急に飼育することができなくなる事情ができたのかもしれませんね。
なので、その状況に陥るかもしれないことを飼育前から考えておく必要がありますね。

昔、私が住んでいた住宅街で犬の鳴き声がすごくするので行ってみたら、空き地に杭がうってあり、そこに紐で犬が繋がれて捨てられていました。
私は当時子どもだったので、その光景を見た時とてもショックで今でも忘れられません。
なんらかの理由で犬を飼えなくなってしまったら、犬の保護施設などが多くあるので相談するといいですね。

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保健所が捨て犬を保護したあとは・・

保健所に犬が保護されると、殺処分されてしまうという暗いイメージがありますが、実際には保健所では殺処分以外の取組みもあります。

  • 殺処分
    保護された捨て犬は、1週間程度で殺処分が行われます。
  • 殺処分を行わずに、保護し続ける
    予算や人員等の制約により様々で、保健所により異なります。
  • 民間の保護施設と連携
    殺処分されるはずだった捨て犬を保護施設に引き取ってもらい、里親を探す取り組みをしています。

    環境省による「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を公表したのが、平成26年6月になりますが、このプロジェクトの要旨に、『殺処分をできる限り減らし、最終的にはゼロにすることを目指します』とありました。

    神奈川、愛知、沖縄では自治体と民間の保護施設などの極力により、犬の殺処分ゼロが達成されています。
    これからもこのような自治体が増えてくることを期待します!

https://noranecolumn.com/nokillcomp/#list2

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捨て犬を見つけたら、保健所に保護しよう!

前述したように、保健所では捨て犬を保護したあと、できるだけ殺処分を減らすような取り組みを行っています。
保健所に届けると、殺処分されてしまうのではないか、というイメージが強く残っていますが、環境省が公開しているデータによると、殺処分数(犬・猫)は令和2年度では4,059、その10年前の平成22年度は51,964もあったのでその数は10倍以上減少しています!
現在は殺処分を減らそうという取組み、保護施設も増えているので、これからますます殺処分数は減ってくることが予想されます。
捨て犬を見つけたら、積極的に保健所に保護しましょう。

全国の犬・猫の殺処分数の推移

出典:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

捨て犬を減らすために、みんなができること。

「捨て犬」はもともと飼い主に飼われていて、なんらかの理由で捨てられてしまった犬のこと。
飼い主が飼っている犬を手放し捨てる理由は、何があるのでしょうか。

  • 引っ越し先がペット可物件でない
  • 飼い主が高齢になり飼育ができなくなった
  • 職を失い飼育費用が負担できない
  • 避妊去勢手術をおこなわず増えすぎてしまい飼育不能

    など、様々な理由があるようです。

犬に限らずですが、動物を飼う際は下記の項目をしっかりと考える必要があります。

  • 現段階での将来設計
  • もし自分になにかあったときの引き取り先
  • 世話をするための毎月の出費
  • 動物病院にかかるための費用

    動物にも私たちと同じ「命」があることを、忘れないでいることが一番大切なことだと思います。

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まとめ

捨て犬は昔に比べると減ってきたように感じます。
それは、積極的に保護をした方々やボランティアの方々と、国や自治体の取組みの両輪が、ともにうまく動いた結果だと思います。
なんらかの理由で飼い主の元を離れてしまった犬が、保護をされてまた新しい飼い主の元で幸せに暮らすことのできる未来、やはり私たち人間にしか助けることはできないですよね。

これからも、捨て犬を拾ったら、積極的に保護をして保健所や保護施設にまず連れていきましょう!





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