ベンガル猫ってどんな猫?性格を知りたい!!

ヒョウ柄で小顔、クールなイメージのベンガル。
日本では珍しい猫種ですが、ペットショップで見かけることもありますよね。
ベンガルを飼ってみたいと思った時に気になるのが、まずは性格ですよね!
ヒョウのような野性的な見た目のままの性格なのでしょうか。

ベンガル猫の性格を詳しくみていきます。

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目次

ベンガルの性格のルーツはある??

ベンガルは、イエネコとヤマネコの交配によって誕生した品種です。
1960年代当時、ベンガルヤマネコ(アジアンレパードキャット)は、その美しい被毛から毛皮を狙う密漁業者の標的となり数が激減していました。
猫のブリーダーであるジーン・ミルは、毛皮の為に密漁されるヤマネコたちの存在に心を痛めていました。
ヤマネコの保護のためにメスのベンガルヤマネコを手に入れ、自らのオス猫と交配させ繁殖計画を進めました。

1970年代、ロマ・リンダ大学のウィラード・センターウォール医師は、猫白血病に対して先天的な免疫力を持つヤマネコ(アジアン・レパード・キャット/ALC)の研究をし、ワクチンを作るため、野生のヤマネコとイエネコとのハイブリッド種を育成していました。

ヤマネコとイエネコの交配を進めていたミルズのことを知った医師は、自らの研究により生まれた9匹の子猫をミルズに譲渡。ここから本格的な繁殖計画がスタートします。
交配を始めた当初は、ベンガルヤマネコの野性味が強く残った子猫が生まれていましたが、交配を続けた結果現在のような愛らしい容姿に近づいていったと言われています。

性格①穏やかで甘えん坊
ベンガルヤマネコの元々の正確である内気さが穏やかで甘えん坊という方向に転換しています。
ただし子猫時代は飼い主への愛情が深い性格のため、出かける前に飼い主の行動を阻止するなど甘えの度が過ぎる事があるようです。

性格②大人しい性格
ヤマネコらしさあふれるベンガルですが、家ネコとの交配によって改良が進んだことから、大人しくて従順な性格です。

性格③水が平気
個体差はありますが、ベンガルの祖先である「ベンガルヤマネコ」が水に濡れても平気な種類であったことから、シャンプーなどの時に、大人しくじっとしている子が多いのが特徴です。

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他の猫との違いは?

・体型の違い
野生のベンガルヤマネコの血が入っているため、筋肉質でがっちりとしています。
さらにとても太くガッチリとした四肢をしており、とてもワイルドな見た目をしているのも特徴的です。

・柄が違う
普通の猫でも体に斑がある子がいますがその斑とは大きく違い、ヒョウのような大きめの斑柄です。
よくみるとその模様は全く違うものであることがよくわかります。とても美しいのが特徴です。

・被毛の肌触り
とても美しいスポット模様の被毛の長さは短めで密集して被毛が生えているため肌触りがとてもよく、触ってみるとベルベットのような高級感のある手触りがするのが特徴です。
普通の猫でも心地のよい皮毛を持った子もたくさんいますがベンガル猫はまた一味も二味も違う魅力的な被毛を持っています。

野性味あふれるヤマネコとイエネコを交配したベンガルは、それぞれの特徴を残しつつ今の魅力いっぱいのベンガル猫となったのですね!

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・ベンガルが大変と言われる理由・・

・運動量がすごい・・普通の猫より運動量が多いので毎日、10分くらい、1日に数回は遊んであげる必要があります。
非常に活発な猫種のため、激しく上り下りができるスペースと猫を遊んであげる時間の確保が必要です。そのため、長時間家を留守にする人や活発な猫を苦手とする方にはあまりおすすめはできません。

・静かな場所が好き・・ベンガルは比較的静かな場所を好みます。生活音や騒音が気になる環境だとストレスを溜めがちですので、そういった環境下にお住いの方にもおすすめはできません。

・犬並みの騒音・・運動量が多い=とにかく活発です。飛び降りたり、走り回ったりが日常なので、防音の甘い賃貸ではちょっと大変です。
何かを欲求する時などは、大きな声で鳴きます。

・重い・・ベンガル猫は他の猫に比べて大きめの猫種です。
体重が重くて大変なのは、通院などでのキャリーによる持ち運びです。車を持っていないと、女性にはかなり重労働となります。

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・ベンガルを飼育するときの注意点!

◆広いスペースが必要
ベンガルは高い場所を好む猫なので、うちの中でも快適にストレスなく過ごせるように、 キャットウォーク や キャットタワー などを複数用意してあげましょう。
運動量が多い猫なので、走り回れるように十分なスペースが必要です。
運動不足になるとストレスにより皮膚疾患や脱毛を発症したり、攻撃的になったりしてしまう場合もあります。

◆しっかりコミュニケーションを取る
甘えん坊な一面があるため、コミュニケーションはとても大切です。
最低でも1日10分はしっかりと向き合って一緒に遊んであげるようにしましょう。

◆室内飼育をする
外に出るということは交通事故、病気の感染、人間による虐待などのリスクがあります。
また、ベンガルは優秀なハンターであるために周囲の小動物や鳥などを狩ってしまうでしょう。
獲物を求めて遠くへ行ってしまう可能性もあります。

◆脱走には注意する
遊び好きで賢いのでドアの開け方などはすぐに覚えてしまいます。
脱走にはくれぐれも注意しましょう。

私も猫を飼っているので、脱走などは注意をしますが、やはりベンガルは比べ物にならないくらい運動量がすごそうですね!
普通の猫は子猫や若いときは活発ですが、だんだん大人しくなっていきます。
ベンガルは大人になってもその体力は衰えず、逆に運動できないとストレスをためてしまうようなので注意が必要ですね。

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まとめ

ヒョウのような見た目とは異なる大人しい性格なことが、ここまでみてわかりました。
ヤマネコらしさあふれるベンガルですが、イエネコとの交配によって改良が進んだことから、大人しくて従順な性格です。
社交的で人によく懐き、家族のことが大好きな甘えん坊のようです。
ワイルドなヒョウのような見た目とは反対に甘えん坊でおちゃめなベンガル猫にメロメロになってしまう人も多いのではないでしょうか。

運動量が多いベンガルなので注意する点も多いですが、いつかゴージャスで可愛らしいベンガルを飼ってみたいと思いますよね!


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