スナネズミ飼育にオススメの飼育用品は!?どうやって選ぶべき?

今回はスナネズミを飼うにあたり、必要な飼育用品や、その選び方…オススメ品などをご紹介していきます。

またプラスアルファで、あると便利でスナネズミの喜ぶ様な飼育用品も、挙げていきたいと思います。

あまり複雑な飼育設備がいらないスナネズミ飼育ですが、飼育しているスナネズミが喜んでくれたり、気分転換し違う顔を見せてくれると飼い主冥利に尽きますよね?

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<目次>

スナネズミの飼育環境
スナネズミの飼育用具の選び方とは?
スナネズミの必須用具でオススメな用品
スナネズミ飼育であると良いオススメの用具
まとめ

目次

スナネズミの飼育環境

出典:Wikiwand 寒冷地法での水槽飼育例。


前置きで書いた様に、スナネズミの飼育は極端に特別なものは、一切必要ありません。

ケージはもちろんですが、給水器・エサ入れだけで飼えてしまうくらいです。

ただ、それだけではペットショップの様な、一時的なストック方法の様で、実に味気がありません。

どうせ飼うならスナネズミの様々な習性や、喜ぶ環境を与えてあげたいですよね?

スナネズミの嗜好を最優先にした飼育環境・飼育用品をご紹介していこうと思います。

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スナネズミの飼育用具の選び方とは?

出典:Depositphotos 画像はペーパーの芯ですが、この様な噛み癖があります。


前述したケージ・給水器・エサ入れに追加するなら、真っ先に「かじり木」が挙げられます。

慣れた個体はまず人の手を噛みませんが、飼い始めや臆病な個体は、かなりの力で噛み付くことがあります。

そういった時、歯が長すぎると痛みはもちろんの事、深い傷が残ってしまいます。

スナネズミ自体も、物を噛み徐々に歯を磨耗させなければ、末期には餌を取ることさえできなくなります。

これを解決する飼育用具が「かじり木」です。

拾ってきた木材・流木などを煮沸消毒・電子レンジでの消毒を行い、使用する事も可能ですが、市販のかじり木には様々な利点があります。

表面に薄く甘みを塗ったものや、互い違いにブロック状になり噛みやすくしたもの、極端に固くした餌など、各社とも差別化で競争をしています。

スナネズミは齧歯類の性質上、噛んで歯の成長を止めるという本能が、キチンと備わっています。

どの様なかじり木でも、大抵は木屑だらけにしてくれますよ。

注意点は「人工物」つまり「プラスチック製」のものは決して与えてはいけません。

これはかじり木に限定される話ではなく、巣箱や直接触れる床材等にも言えることです。

プラスチックを齧り間違え誤嚥すると、消化は一切できず、排泄のみに頼らざるを得ません。

ただ鋭利なものやサイズが大きければ、内臓を傷つけたり、期間を塞ぐ閉塞を起こし、最終的に死んでしまうのです。

スナネズミに服地的な飼育用品を用意する際は、必ずその素材に気をつけてください。

また本来スナネズミは立体行動を一切行わないません。

ハムスターケージも流用できますが、ステップがあったり、梯子や階段付きのケージもよく見かけます。

そこから足を踏み外し骨折、そして炎症が広まり死に至るパターンがあります。

スナネズミにとって立体感をつける飼育用具は、かえってスナネズミの危険を増やすものとなります。

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スナネズミの必須用具でオススメな用品

出典:animal human esociety この様に簡素な木製の巣が適しています。


原則として、スナネズミに与える必須用具は、可能な限り天然由来のもので揃えましょう。

給水器やエサ入れ・回し車は代替品がほぼ存在しないので仕方がありません。

もし金網ケージで飼育する場合は金網も齧るので、金属中毒を避けるために「ステンレス製」のものを選んで下さい。

副次効果として、錆びにくいという一面も持つので、少し高額になりますがスナネズミのことを考えると最適です。

温度計はガラスもしくはそれに近い物を使用しているので、デジタル式の商品に変えた方が無難です。

そしてスナネズミが齧りにくいケージ情報に備え付けましょう。

床材はこの中で言えば最も楽な飼育用品でしょう。

新聞紙はかなり古い飼い方なので、糞切り等で仕切られていない場合は、他のものに取り替えましょう。

最近は小動物飼育といったらこれ!とも言える、ヒノキの削りがらの床材が多用されています。

最も喜ぶのは、やはり名前の通り「砂」です。

熱帯魚用の小粒の田砂を日光で乾かし使う事もでき、自然採取した砂をレンジやフライパンで熱心消毒したものを使用しても構いません。

巣箱に関しては時々接合部に、簡易なタッカーで組み付けられていることがあります。

誤嚥しないまでも、誤ってかじり口腔内をズタズタにしてしまう可能性も否めません。

思い切ってDIY化し、大きめな鋭利な物でない接合用品に変えるか、それともヤシワラで組み立てられた、鳥用のつぼ巣に変えてしまってもいいでしょう。

割高になりますが、最近はハムスター用の巣箱など、全く金属を使わず組み立てられている既製品が販売されています。

こちらの使用も念頭に入れてみましょう。

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スナネズミ飼育であると良いオススメの用具

出典:kidadl チモシー主体の飼育例です。


長年スナネズミを飼い続けると、安価で悪影響を与えない、オススメ用品が多数見つかります。

まずは床材でしょう。

チップ式や砂では、排泄箇所が分かりづらく、定期的に全て取り替える必要が生じてしまいます。

その点、同じペット動物である猫のトイレ用の砂は、かなり便利です。

元々猫が使う物なので、安全性も保たれており、何より尿をした部位が変色し固まるので、それを小型スコップなどで捨てるだけです。

それとスナネズミはかなりの高さを跳躍すると言いましたが、時たま天井に頭を打ち付ける事故が起こることがあります。

少々見栄えが悪くなりますが、天井にマットを設置すると、その様な事故は減ります。

抵抗がある方は、俗にプチプチと呼ばれる、半透明な吸収材を貼り付けて見て下さい。

そして冬場に保温する際は、暖めすぎを防ぐために、サーモスタットを用いると便利です。

肝心なのはケージを最低2台用意することです。
ただしこれは複数飼いの時のみ有用です。

弱った個体やオスメスを隔離する際に必ず必要となるので、複数飼育したい方は前もって準備することを強くお勧めします。

後は遊び用のオモチャです。

好奇心旺盛なスナネズミは、おもちゃにも興味津々で、積極的に遊びに用いストレス解消にも繋がります。

この際与えるものは、犬の歯垢・歯石除去などに使われる商品や、小動物用の天然の稲穂・香りのする木の枝が適しています。

万が一飲み込んでしまっても、元々ペット用に開発されているので、深刻な問題になりません。

床材を草食動物用の「チモシー」に置き換えてもいいでしょう。

草むらで生活する性質も持ち、チモシー自体がウサギやデグーの餌となるので、これもまた安全なオススメの用具となります。

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まとめ

スナネズミに限らず動物を飼育していると、飼い主の心理として、ペットに喜んでもらいたい環境を用意したくなりますよね?

しかし、一歩選択を間違えると、大切なペットを苦しめてしまう…そんな事にも繋がるので、慎重に推し進めていきましょう。

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