穏やかな性格を持ち、ゆったりと動くカメの姿はいつ見ても可愛らしく、心を穏やかにしてくれますよね。
カメは寿命がとても長いので、ペットとしてお迎えすると、長い時間一緒に過ごせるという点が嬉しい点ですよね。
種類によっては100年以上いきるカメも存在します。
1日でも長くペットと過ごしたいという思いが強く、最近ではカメをペットとしてお迎えする家庭も多いようです。
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目次
<目次>
日本に生息するカメの種類 |
カメの入手方法や捕獲方法とは? |
カメの正しい飼育方法 |
野生のカメを飼育するときの注意点 |
まとめ |
日本に生息するカメの種類
日本では13種類のカメが生息しています。
カメは陸生、半陸生、水生の3種類に分類され、それぞれ住む環境が違うので、飼育する際はそのカメがどんな環境を好むのか把握しておきましょう。
カメといっても大きい種類から小さい種類と大きさも様々です。
購入する際は、自分の家の環境や家の場所などを考慮して選ぶことをおすすめします。
マンション、アパートに住んでいる方は、小型のカメが良いかもしれませんね。
小型のカメだと、最大でも16cmほどにしかならない為、比較的狭い間取りの家でも飼育しやすいでしょう。
一戸建てや広い間取りの部屋に住んでいる方は大型のカメの購入も検討してみてはいかがでしょうか?
カメは比較的温厚な性格をしているので、大型でも小型でも飼育しやすいです。
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カメの入手方法や捕獲方法とは?
カメの入手方法は2つあります。
1つ目はお店で購入、2つ目は自身で捕獲するという方法です。
お店で購入した方が、簡単に手に入りますが、中には近くにペットショップが無かったり、自分で捕まえて飼育することに価値を感じる方もいるでしょう。
責任取ってペットにするカメが死ぬまで面倒を見れるのであれば、どちらの入手方法でもかまいません。
入手方法①お店で購入
お店でカメを購入する場合は、元気なカメを選ぶようにしましょう。
元気なカメの特徴は、よく泳いでいたり、エサを探すように動き回っています。
全然動かないカメやずっと眠っているようなカメは溺死する確率が高いのでおすすめしません。
半陸生や陸生の元気なカメは甲羅の固さがしっかりしており、元気に動いています。
何時間も動こうとしないカメや甲羅が柔らかいカメは、何かしらの病気に罹っている可能性が考えられる為、気を付けましょう。
ペットショップの店員に頼めば、触らせてもらえることもあるので、購入する前に一度触って元気かどうか確かめてみるのをおすすめします。
入手方法➁自分で捕獲
イシガメやクサガメなどは、流れの緩やかな川や湖などに生息しており、6月から8月の間によく見られます。
陸の上だとゆっくりなカメですが、水に潜ってしまうととても素早く動くので、捕獲の難易度は高めです。
快晴の日に、水辺の岩や陸で日光浴しているカメを狙いましょう。
日光浴しているカメが見当たらなければ、たも網やカニ籠でカメを捕まえます。
カメは酸素摂取を肺呼吸に頼る生物なので、水生生物でも一定時間内の息継ぎができないと窒息死してしまいます。
カニ籠を利用する時は、カメが窒息死してしまわないように1時間または2時間ごとに引き上げて中身を確認するようにしてください。
なかなかカメが寄ってこない時は、パンや、ミルワームなどカメが食べられるものを川や湖に撒いてカメをおびき寄せると捕まえやすいですよ。
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カメの正しい飼育方法
水の有無
リクガメには水は必要ありません。水分補給のための清潔な水を入れておきましょう。
陸生や半陸生のカメには浅めの水場を作ってあげてください。
水生または半陸生のカメは、よく水の中で生活するので水が汚れやすいです。
水の交換は毎日行ってあげましょう。
温度調節
カメは変温動物なので、水槽やケージ内の温度や湿度をこまめに確認する必要があります。
水槽またはケージ内には、温度計を付けておくのがおすすめです。
カメに最適な温度は20℃から25℃です。
リクガメは乾燥系とはいえ、乾燥しすぎると病気になってしまう生き物なので、湿度計を付けて湿度を管理してあげましょう。
リクガメに最適な湿度は50%から60%です。
日本の冬は湿度が20%を下回る日もあるので、ケージ内が乾燥していたらケージ内に霧吹きをしたり、ケージの中に濡れた布を吊るしたりなどして、乾燥を防ぎましょう。
紫外線
日光浴はカメにとってとても重要な行為です。
室内でカメを飼うとなると、満足に日光浴させてあげられないですよね?
カメにはカメ専用の紫外線ライトというものがお店に販売しています。
水生のカメは弱い紫外線でも成長できるので、紫外線ライトは必要ありませんが半陸生や陸生のカメは強い紫外線が必要なので購入しておきましょう。
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野生のカメを飼育するときの注意点
責任を持って最後まで育てる
野生のカメを捕まえるのは構いませんが、捕まえたら責任を持って、捕まえたカメが寿命を迎えるまでしっかり育てましょう。
ペットショップで購入したカメは勿論、一度捕まえて飼育したカメを野生に逃がすのもいけません。
人間の手で育てられたカメは、野生での生き方を忘れてしまいます。
捕まえたカメだからと言って、また野生に返してしまうとそのカメは生きていけないのです。
指定外来生物に指定されていないか確認する
カメの中には、指定外来生物に指定されているカメが存在します。
自分の手で捕まえたとしても、指定外来生物に指定されているカメであれば、飼育してはいけません。
指定外来生物に指定されているカメは、農作物や、生態系に影響を与える可能性があります。
もし、指定外来生物に指定されているカメを見つけたり捕まえたりしてしまった場合は、捕まえた地域の行政機関や捕まえた場所の管理者に相談しましょう。
指定外来生物に指定されているカメを国の許可なく飼育した場合、懲役1年以下または100万円以下の罰金を払うことになってしまいます。
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まとめ
今回はカメの入手方法やカメの飼育方法について解説していきました。
どの種類のカメも可愛くて魅力的です。
なにかと慌ただしい日々に癒しを与えてくれるのがいいですよね!
最近ではカメを飼育するためのケージやおもちゃなどがお洒落になってきているので、インテリアとしても楽しめますよ。
ペットが欲しい方は是非カメの飼育を検討してみてはいかがでしょうか?