サソリを飼育したいと思ったことはありませんか?
ハサミで獲物を捕まえて、尻尾にある毒針で獲物を弱らせる姿は、とてもかっこいいですよね。
スマートな身体に対して、大きく丈夫なハサミがとても魅力的です。
サソリは主に砂漠や熱帯雨林に生息していますが、日本にもマダラサソリとヤエヤマサソリの2種類が生息しています。
日本に生息している2種類のサソリは、他の国に生息しているサソリに比べて比較的毒も弱く、おとなしめなので、サソリ好きの間では「飼いやすい」と評判ですよ。
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目次
<目次>
サソリは飼育できる? |
サソリは猛毒がある? |
ペットとして飼育する際のサソリのお値段は? |
サソリの飼育の楽しみ方をご紹介 |
まとめ |
サソリは飼育できる?
サソリは毒を持っている為、多くの人に恐れられていますが実は飼育できるのです。
あまり手がかからず飼育しやすいのがメリット。
エサは小動物やコオロギなどの昆虫で、尻尾にある毒で弱らせて食べます。
エサは1週間に1回与えるくらいで問題ありません。
生餌や昆虫に抵抗ない人は、難しく考えないでも簡単に飼育できますよ。
ペット向けに販売されているサソリはほとんど毒が弱いものばかりで、仮に刺されたとしても命に関わることはほとんどありません。
そのため、安心して飼育できます。
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サソリは猛毒がある?
サソリは猛毒を持つと恐れられていますが、実際人が死んでしまうほどの猛毒を持つサソリは1000種類いる中でたった25種類ほど。
ほとんどのサソリは刺されても命に別状はありません。
種類によって刺された時の痛みは違いますが、大体手がしびれたり、赤く腫れるくらいです。
しかし、毒性が弱いサソリでもアナフィラキシーショックで亡くなる可能性もあるのでサソリと触れ合う際にはサソリを怒らせないよう注意しましょう。
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ペットとして飼育する際のサソリのお値段は?
ペットとして人気のダイオウサソリであれば、5000円から6000円ほど、チャグロサソリでも4000円~5000円ほどなので、意外と安いですね。
日本に生息しているマダラサソリやヤエヤマサソリであれば、1000円~2000円ほどで購入できます。
毒性の強いサソリは残念ながら購入できないようになっていますが、毒性の弱いサソリでも迫力があって魅力的です。
個人的にはダイオウサソリがおすすめ。
初心者でもとても飼育しやすい種類のサソリです。
毒性がとても弱いのに対して身体は大きく、黒い艶のあるボディがとても魅力的。全体的にずっしりしていて、大きいもので20センチほどの個体もいますよ。
普段はおとなしいのに、獲物を見つけた時の素早さがかっこいいです。
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サソリの飼育の楽しみ方をご紹介
サソリは乾燥系のサソリと多湿系のサソリの2種類に分かれています。
乾燥系のサソリは、乾燥した地域(砂漠)に生息しているもので、多湿系のサソリは熱帯雨林に生息しているものです。
乾燥系のサソリと多湿系のサソリでは、飼育方法が異なるので、購入したサソリによって飼育方法を判断しなければいけません。
乾燥系のサソリであれば、乾燥しやすい砂を敷いてあげたり、温度・湿度を測れる温湿度計を購入したりなど工夫しましょう。
乾燥系のサソリは湿度40%、温度28℃が最適です。
多湿系のサソリであれば、水ごけを用意したり、水分を含んでも問題ない床材を用意したりしましょう。
多湿系のサソリは湿度75%、温度28℃が最適です。
どちらも管理が少し大変ですが、透明な飼育ケースに木や植物を入れてテラリウムっぽくすると雰囲気も一緒に楽しめますよ。
置物またはオブジェを入れて隠れる場所を作ってあげてもいいと思います。
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まとめ
今回は、サソリの飼育方法やサソリの毒性、値段について解説していきました。
小さいものから大きいものまで様々な種類のサソリがいますが、どの種類も素敵ですよね。
手に乗せられるくらいになってくると、かっこよさだけでなく、可愛さも感じられると思います。
サソリの飼育に興味がある方は是非飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?