猛禽類はペットになる?そしてなつくの?

タカやワシなどを腕にのせサーッと空へ飛ばし、そして呼べば戻ってくる・・・。そんな猛禽類を操る鷹匠を見ているとカッコいいと思いませんか?

鷹匠まではいかなくとも、猛禽類をなつかせてみたい、ペットにしてみたいと考えたことはないでしょうか。

今回は猛禽類はペットになるのか、そしてなつくのか、調べてみました。

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目次

<目次>
猛禽類とは?
猛禽類はペットとして飼うことは可能なのか?
猛禽類はなつくの?そして魅力って?
猛禽類を飼育する際の注意点
まとめ

猛禽類とは?

猛禽類とは、鋭い爪と尖ったクチバシを持つ肉食の鳥類で、タカ、ワシ、フクロウ、コンドル、ハヤブサが属します。

他の動物を捕食するいわゆる食物連鎖の頂点に位置し、昔から強い者の象徴として神話など昔話に登場し、デザイン化されるなど人間にとってはその存在自体高貴であるとされ、猛禽類を使った狩りは上流階級の人々のステータスとしての一面もあったのです。

そんな猛禽類は今現在で、ペットにすることは可能なのでしょうか。

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猛禽類はペットとして飼うことは可能なのか?

結論から話しますと猛禽類をペットとして飼うことは可能です

しかし猛禽類をペットとして飼えるのは、海外から正規のルートで輸入された個体か、そこから日本国内で繁殖させた個体のみ飼うことができます。

野生の状態で連れ帰ることも、飼うことも法律で禁じられています。例えばケガをしていたので保護した、ヒナを助けた、という場合も必ず届出が必要です。

正規に購入した猛禽類を飼うための届出は基本要りませんが、種類によっては届出が必要な場合もありますので注意が必要です。

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猛禽類はなつくの?そして魅力って?

猛禽類は、なつくというより、なれてくれると言った方が良いかもしれません。猛禽類を自分の腕に乗せるだけでも、飼い主自身が身体を鍛えなないといけないですし、かなりの時間がかかります。

犬や猫のように人間になついて可愛い仕草を見せる、インコのように綺麗な声で鳴いて指にそっと乗ってくれるというわけでもありません。

では猛禽類の魅力とはどこにあるのでしょうか。

猛禽類の魅力といえば、生命力に溢れた鋭い眼差しと、大きな翼と鉤爪に感じる力強さではないかと筆者は感じています。

猛禽類をカッコよいと憧れる反面、どこか本能的に恐れも感じてしまう畏怖のようなものが混じり合って存在全てが魅力なのではないでしょうか。

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猛禽類を飼育する際の注意点

猛禽類を初めて飼うならフクロウ・ハリスホークが比較的おすすめです。こちらはペットショップなどで扱いが多いためです。

猛禽類を飼うと決めた時の注意点

エサは、肉類になりますが普通にスーパーで売っているような肉ではNGです。猛禽類には肉だけではなく動物の血、骨から栄養を摂ります。

なのでスーパーで売られている肉は血抜きがしてあるので猛禽類のエサには栄養不足となってしまいます。

冷凍で売られているネズミ、ウズラ、ヒヨコを与えるのですが、ネズミやヒヨコの姿を丸ごとついばむところを見たり、捌くことに抵抗がある方には猛禽類の飼育は向いていません。

下処理されたものも売られていますが数が少ないので探すことに手間もかかります。

猛禽類を飼うスペースも必要です。室内で飼うにしても、放飼いにするにしても充分なスペースと、猛禽類には足輪、ロープなど専用なものが必要になります。これは、ロスト(逃げ出すこと)を防ぐ役割と、ある程度不自由にすることで、猛禽類を制御し、飼い主の言うことを聞いてもらうという役目があります。

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まとめ

猛禽類を飼うには、覚悟が必要です。でも一緒に乗り越えることができれば素晴らしい人生のパートナーとして暮らすことができるでしょう。

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