コロナ需要と謳って良いのか分かりませんが、昨今ペット…特に犬・猫の売れ具合が普通では考えられません。
ただ見方を変えれば、新しい飼い主さんに多くのペットが迎えられること自体は決して悪くはないはずです。
当記事では犬・猫の中からトイプードルに焦点を当てました。末永く家族の一員になれる様に、読者の方々に知っておいて貰いたい基礎知識をまとめましたので是非お読み下さい。
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目次
<目次>
成犬になるまでの期間や大きさ |
子犬の間にやること |
子犬と成犬の時にあげる餌は? |
幸せに過ごすには? |
まとめ |
成犬になるまでの期間や大きさ
トイプードルは生後6ヶ月で成犬の大きさになり、おおよそ8ヶ月までは子犬らしい行動を取ります。
餌も1年半ほどは子犬成長期用のドッグフードを与えます。
精神的に1歳程度はまだ落ち着きがなく怖がりで甘え癖も抜けません。体は成長しても心が伴わない状態です。
1歳半ごろでやっと一人前の成犬と呼べるでしょう。
成犬のサイズは体高28〜35cm、体重5〜8kgほどです。
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子犬の間にやること
トイプードルはこの1年半に正しいしつけがなされているかが重要になります。
一般に犬のしつけの時期は生後3〜4ヶ月から始めるのが理想とされます。
その理由は親の完全な庇護化に置かれる期間を終えるのが、ちょうどこの3〜4ヶ月頃だからです。
この時期を「社会化期」と呼び子犬の好奇心や学習意欲が最大限発揮されます。生涯を通じる学びを身につける一番のタイミングです。
その反面、恐怖心・警戒心などが薄いので飼い主が十分に見守ってあげる必要があります。
この時期にやって良いこと・悪いこと・トイレのしつけ、人や犬、そして環境やものに触れ合う機会を散歩などを通じて、たくさん設けてあげて下さい。
一歳半までにほぼ基本的な性格が形成されると言われています。
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子犬と成犬の時にあげる餌は?
一昔前は犬まんま・猫まんまと称される様に人様の余り物を与えていました。
今はペットショップに限らずスーパー・ドラッグストアまでありとあらゆる月齢のドックフードが揃っています。
先に書いた様に1年半程は子犬専用のドッグフードを与えて下さい。
また購入先の食事をそのまま継続するのがベストです。
子犬はデリケートなのでメーカー毎の少しの成分でも腸内環境が崩れたり、体調を壊しかねません。
迎え入れる以前に常食していた食事をそのまま食べてもらった方がトラブルは減ります。
一方一年半後、成犬と呼ばれる時期に与える食事ですが、この一年半という数字はあくまで目安に留めておいて下さい。
子犬・成犬に共通し必要なのは動物性蛋白質がしっかり含有されているフードかどうか?です。成分に「家禽」「鳥」「ラム」などとしっかり明記されているか?確認しましょう。
糖類などでカロリーを傘増ししていたり、大豆などの植物性蛋白質が異様に多いものは避けて下さい。
もう一つ重要なのは個体差です。当たり前ですがきっかり一年半で全ての犬が一斉に成犬になる訳ではありません。
成長の遅い子が居たとして、無理に成犬用に切り替える必要もありません。
犬の飼育の特性上、狂犬病ワクチンや避妊手術などの関係で将来的に必ず獣医さんとの関わりが必要になります。
ショップ店員に相談するのも良いのですが、余裕があれば早めにかかりつけの獣医を見つける事も犬の飼育の大事な部分にもなります。
獣医さんはその個体ごとに適切なアドバイスをくれるはずです。
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幸せに過ごすには?
飼い主の愛情です。それ以上もそれ以下もありません。
愛情があれば愛犬の異変にすぐに気付きますし、好みやクセ・信頼関係も築けます。
犬は元々集団の中で生活する生き物なので、飼い主の健康や精神状態まで心配してくれるほどです。
ただ注意しなければならないのは「溺愛」とは意味合いが異なることです。
トイプードルに限らず犬は必ず集団内で序列をつけます。溺愛し過ぎしつけも怠ると性格的に破綻してしまいます。
可愛がる時は可愛がる!叱る時は叱る!必ず分けて接してあげて下さい。
そこを可愛さのあまり曖昧にしてしまうと、逆に犬が混乱し苦しんでしまいます。
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まとめ
犬と言うのは本当に不思議な生き物です。
正しい愛情を向ければ、その分お返しをくれる自分の写し鏡の様な存在です。
そして飼い主さんが見ている様に、犬も飼い主さんを見ているんですよ。