猫は猫でも、そもそも日本猫ってどんな猫か知ってますか?
三毛猫のこと?真っ黒な猫は日本猫?と、あまり深く考えたことがないのではないでしょうか。
この記事では、日本猫のことにあまり詳しくない方にもっと良く知っていただくために、日本猫の代表ともいえる茶トラ猫と三毛猫の特徴や逸話(話)、日本猫特有のかわいい所をお伝えします。
読み終えると、これまで以上に日本猫のことに詳しくなれちゃいます。
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目次
<目 次>
日本猫とは? |
日本猫といえば茶トラと三毛猫 |
歴史に残る日本猫の逸話(話) |
日本猫特有のかわいいところ知ってますか? |
まとめ |
日本猫とは?
日本猫とは昔から日本に住み付いている猫達のことです。
大きく分けると、三毛猫・トラ猫・黒猫・サビ猫・ブチ猫となります。
海外では「ジャパニーズ・ボブテイル」という正式な名前がついてとても
人気があります。
この「ジャパニーズ・ボブテイル」も日本猫特有の短いしっぽが珍しかったため
アメリカで交配されました。
このような、雑種が最近は増えており完全な純血種を探すのは難しいかも知れません。
雑種は色々な血統が混じるため、免疫力はいっそう高くなります。
純血種は同じ血族内で交配しており、血統が常に濃いため免疫力は弱まっていきます。
これが、純血の猫より雑種の方が寿命が長いといわれる理由です。
日本猫といえば茶トラと三毛猫
茶トラの特徴
明るいオレンジがかった毛に白色など、縞の模様。
まさに茶トラとはこの色って感じですね。
あまり知られていないのですが、茶トラはオスが多いんですよ。比率的には
約8:2で圧倒的な数なんです。
これは、遺伝子が関係しているとのことです。不思議ですね!
そして、飼い猫でも野良猫でも周りの茶トラを見ていただくとなんだか他の種類
の猫より大きいと思いませんか?
オスが多いとお話しましたが、骨格が大きくがっしりしているから大きい?
だけではなさそうです。
茶トラは好奇心旺盛でそれは食欲にも…
飼い猫は特に注意してあげないと食べすぎてしまい、おデブちゃんになりやすい
みたいです。
三毛の特徴
白地に茶色や黒の毛の、短毛が三毛猫の象徴ですね。
三毛は、茶トラとは真逆でメスが多いです。
これは知っている方も多いのではないでしょうか。こちらに関しては99.9%
メスが生まれます。すごいですよね!
やはり遺伝子の染色体に関係しています。
三毛も骨格はしっかりしていますが、少し小さいイメージですね。
でも、運動神経は抜群で木登りなども得意です。性格はというとなかなか
気分屋さんでキツイところがあるのに、慣れてくれたらすり寄ってくる甘えん坊
さんなので、ツンデレ姉さんって感じでしょうか。
憎めません…
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歴史に残る日本猫の逸話(話)
こちらでは、三毛猫の歴史的な逸話(話)をご紹介します。
三毛猫って招き猫のモデルだったのはご存じでしょうか。江戸時代のお話です。大変なお金持ちで彦根藩主の井伊直孝という男性が雨宿りのためにお寺の木の下で待っていると、一匹の三毛猫が手まねきします。不思議に思いながらも三毛猫の方へ進みます。すると、今まで雨宿りしていた木にカミナリが落ちてきました。男性は「三毛猫の手まねきに気付かなければ死んでいたかもしれない」と感動し、その三毛猫とお寺に感謝のしるしとして多額の寄付をしました。
世の中には化け猫なんて話もありますが、こんなお話はいつまでも残ってほしい逸話ですね。
日本猫特有のかわいいところ知ってますか?
しっぽの先がカギのような形をしているしっぽを「カギしっぽ」と呼びます。
しっぽの短い猫に多いようで、海外の猫にはあまり見られません。
遺伝子の影響や扉などに挟まってしまったという後天的症状の場合もあるようなんです。
このかぎしっぽは、先がカギフックのような形のため”幸せを引っ掛けてきてくれる”といった素敵なお話が昔からあります。
どこかで猫に触れることがあれば、嫌がられない程度で、確認してみてくださいね。
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まとめ
・日本猫とは昔から日本に住み付いた猫。
・日本猫の代表、茶トラと三毛。他の種類より大きいのは骨格の大きさと食欲旺
盛なため、気を付けてあげたい茶トラ猫。
少し小さいけれど運動神経抜群。気まぐれのツンデレが憎めない三毛猫。
・昔話の象徴的存在、日本猫。
・幸せを引っ掛けるカギしっぽは日本猫特有。
昔からの逸話も多い日本猫、もし街で見かけたら優しくしっぽの確認をしてみてはいかがでしょうか。