ボールパイソンの飼育方法や飼育に必要な設備や費用、飼育の注意点

ニシキヘビ科ニシキヘビ属に分類され、ボールパイソンと呼ばれています。

ヘビと言えば噛みつきそうとか凶暴そうと思われますが、ボールパイソンはとても大人しくハンドリングも容易にできとても可愛いです。

そんなボールパイソンの飼育方法や設備など、飼育を始めてみようと思っている方へ注意点などを紹介していきます。

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目次

ボールパイソンの特徴や生態

ボールパイソンとは身を守る際に体をボールのように丸くすることから、「ボール」とついたようです。

別名はロイヤルパイソンです。

ボールパイソンはアフリカ大陸に広く生息しており、日本国内で販売されている個体の多くはガーナやペナンなどから輸入されています。

ボールパイソンの特徴のひとつに「ピット器官」と言われて、熱や赤外線を感知することができます。

「ピット器官」により夜の暗い草むら等でも容易に獲物を見つけることができます。

ニシキヘビなので大きいイメージを持たれますが、ボールパイソンは全長1.5m程にしか成長しません。

寿命は10~15年でとても長生きしますので、飼育する際には最後まで飼育できるか良く考えて飼育しましょう。

ボールパイソンは大人しく動きもゆっくりしていて、攻撃性もないことからヘビ飼育の入門として人気です。

体の柄もとても綺麗で、愛好家達によって様々な柄が誕生していてコレクション性もあります。

この記事では、ボールパイソンの生態や特徴と繫殖能力などについて調べてまとめている記事となっています。

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ボールパイソンの飼育方法

ボールパイソンを飼育するにあたって必要なのがまず温度管理をできるようにしましょう。

温度管理には飼育ケースの下に敷くパネルヒーターや保温電球を使用し、28℃~33℃を保つようにしてあげましょう。

ボールパイソンは温度や湿度に敏感な為、飼育用の温度計と湿度計が一緒になったものがオススメです。

飼育容器になりますが体長1.5m程になるボールパイソンですが体長程大きい容器は必要なく、横幅90cmくらいで奥行き60cmあれば飼育できます。

飼育容器はやはり爬虫類専用の容器が一番メンテナンスもしやすくオススメです。

飼育容器の下にはペットシーツを敷いてあげ、ボールパイソンが隠れることができるシェルター、ボールパイソンが水浴びできる水入れを用意してあげましょう。

餌はペットショップ等に置いてある冷凍のマウスを用意してあげましょう。

餌の大きさはボールパイソンの体の幅より少し小さいくらいの大きさを選んであげ、必ず餌をきちんと解凍してから与えましょう。

冷たいまま与えると消化不良をおこします。

この記事では、ボールパイソンの理想的な飼育環境からオススメな用品について調べてまとめている記事となっています。

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ボールパイソンの飼育費用や生体価格

ボールパイソンを飼育する際にかかる費用や維持費、生体の価格をお話します。

生体価格

ボールパイソンは柄によって値段が大きく変わります。

ノーマルの柄の個体は5000円~で販売されています。

そして珍しい柄になってくると、価格も一気に上がり、アルビノ個体で60000円~で更に珍しい柄では30万円前後します。

この記事では、ボールパイソンの代表的なモルフからお迎えの予算などについて調べてまとめている記事となっています。

飼育設備

飼育に必要な設備は飼育ケージになりますが、ケージはアクリル性のインテリア性の高いものは30000円~と高額ですが安く済ませようと思えば、爬虫類用の飼育ケージで衣装ケースの様な少し見た目は微妙ですが6000円前後で準備できます。

そしてパネルヒーターとサーモスタットで6000円くらいで購入できます。

あとは水入れは100均でも購入できるものでも充分です。

とりあえず飼育を始めるにあたっては飼育設備だけで15000円あればなんとか揃えることは可能です。

餌代

餌は冷凍のマウスが小さい赤ちゃんサイズが10匹1200円~で販売されています。

小さいボールパイソンは一週間に一度餌を与えますので、年間で餌代は15000円前後で考えておくと良いでしょう。

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ボールパイソン飼育する際の注意点

ボールパイソンを飼育する上での注意点はまず脱走しないように必ず鍵等を取り付けれるようにして蓋を空けれないようにしておきましょう。

そして基本的にボールパイソンは毒もないため飼育に許可は必要ありませんが、やはりヘビは苦手という人も多いため家族の同意は得ましょう。

ボールパイソンは温度を管理するのはもちろんですが湿度にも気をつけてあげ水入れの水が無くなることが無いように小まめに取り替えてあげましょう。

湿度が低くなると脱皮不全をおこし、ひどい場合はその箇所が壊死してしまいます。

その他の病気では呼吸の疾患になることがあり、普段は口を閉じて呼吸しますが、呼吸疾患になると口を開けて呼吸しはじめます。

カビや細菌が原因で起こるので飼育環境も小まめに清掃し清潔に保ちましょう。

そしてクリプトスポリジウム感染症という消化器系の病気があり、腸などに寄生虫が入り込み餌を食べても吐くようになります。

この病気も普段から衛生的にしてあげることで防ぐことができます。

これらの病気が発生したら自然に治すことは難しいので爬虫類を扱う動物病院へ連れていきましょう。

この記事では、ボールパイソンを飼育する上でなるかも知れない病気やトラブルなどについて調べてまとめている記事となっています。

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ボールパイソンは大人しく初心者でも飼育しやすい

ボールパイソンはとても大人しく、攻撃もしてこないのでヘビを飼育してみたいと思っている初心者の方にはとてもオススメです。

飼育スペースも場所を取らないし、飼育コストも他のペットを飼うより比較的安価になります。

ニシキヘビといえば怖そうなイメージですが実際に触ってみると手の上で体を丸めとても可愛いです。

飼育環境をきちんと整えてあげて、長い飼育になりますので最後まで可愛がってあげて下さい。

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