ボールパイソンとは大きさもそこまで大きくならずとても大人しい為ヘビ飼育の入門種としてとても人気です。
そして柄の種類も豊富で様々な柄を交配させて自分好みの柄を作るという楽しみ方もできます。
今回はそんなボールパイソンの生態や特徴についてと、繁殖の方法等をお話していきます。
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目次
ボールパイソンの名前の由来は?
ボールパイソンとはニシキヘビ科ニシキヘビ属に分類されるヘビで、ロイヤルパイソンと言われています。
危険を察知したり、シェルター等で休んで居るときに体をボールの様に丸めて身を守ったり、休んだりすることから「ボール」パイソンや「ボール」ニシキヘビと呼ばれる様になりました。
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ボールパイソンの特徴
ボールパイソンの特徴は先ほど説明したとおり体を丸めてボールの様に丸くなるのが代表的な特徴になります。
体長
飼育下でも体長は1.5m程に成長しますが、ニシキヘビの中では小さくとても大人しくハンドリングめ楽しめる初心者にも飼育しやすいヘビです。
胴は太く迫力があります。
ボールパイソンはピット器官といって体温や赤外線を察知する事ができ、暗い草むら等でも獲物を感知することができる能力を持っています。
寿命
寿命はとても長く15年~長くて30年生きますので飼育する際は長い付き合いになることを良く考えて飼育しましょう。
性格
ボールパイソンはニシキヘビで凶暴なイメージを持つ方も多いと思いますが、実はとても大人しく攻撃性はほぼないです。
少しでも触るとすぐに防御体制に入り丸まります。
飼育していて、動作もゆったりしていて性格は大人しいのでとても可愛いヘビです。
モルフ
モルフとは体の柄のことで多くのブリーダー等によって様々なモルフが生み出されています。
一般的なのは茶色い体色に黄色っぽい模様が入りますが、珍しい柄には真っ白な体色の「ブルーアイリーシュ」や白地に黄色い模様が入る「アルビノ」などは高額で販売されています。
ボールパイソンはとにかく品種が多く把握しきれない程の品種が誕生していて、コレクション性が非常に豊富です。
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ボールパイソンの生態
ボールパイソンは主にアフリカ大陸に広く生息しており、森林やサバンナ、農村等に生息しています。
基本的には夜行性でメスは地上で主に生活しますがオスは木の上で生活することもあります。
野生では基本的にネズミ等を餌にしていて、木登りを好む個体は鳥のヒナなどを餌にします。
農村などではネズミ等を食べてくれ、人に危害を加えることもないため農家では益獣としてみられることもあるようです。
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ボールパイソンの歴史や人との関わり
ボールパイソンはペットとして輸入されるようになってからは、安価で大人しく飼育しやすいことからニシキヘビの入門種として人気が高まっていきました。
しかし輸入当初は野生の個体が多く、飼育環境も確立されていなかったことから、環境変化に体温できず「拒食症」になって命を落とす個体が非常に多かったようです。
しかし動物愛護法が変えられ特定動物飼育許可が必要なくなってからは、誰でも容易に飼育出来るようになり、野生個体だけではなく飼育下で繁殖された個体も多く出回るようになり、飼育方法も確立されていき非常に飼育しやすい種類になりました。
ボールパイソンの繁殖について
ボールパイソンを飼育しだすとその内やりたくなるのが繁殖ですよね。
様々な品種を掛け合わせ自分好みの柄を作ることも可能で全く新しい柄を作る楽しみもあります。
ボールパイソンの繁殖は比較的容易でブリーディングも盛んに行われています。
繁殖には当然ですがオスとメスを用意する必要があります。
オスメスともに成熟した個体が揃っていないと孵化率が下がったりします。
オスは2才でメスは3才で成熟します。
ボールパイソンは冬の拒食期に繁殖する事が多く繁殖期に入ったら夜間の温度を21℃くらいまで下げることによって繁殖行動にでます。
交尾から孵化までは役半年かかります。
交尾から産卵の期間は飼育温度を少し下げて飼育しましょう。
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ボールパイソンはとても飼育しやすい品種です
ボールパイソンは大人しく非常に飼育しやすい種類のヘビです。
柄も豊富でコレクション性が高く一匹飼うとつい違う柄の個体も欲しくなってしまいます。
そして繁殖に成功したらその個体はまた特別可愛く感じます。
ブリード個体が多く出回っていて飼育難易度もグッと低く、繁殖も容易に楽しめるとても魅力的なボールパイソンです。